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社会保険料は前納すると得なのか調べました

投稿日:2017年11月6日 更新日:

個人事業主の方向けのクイズです。次の税金、社会保険料のうち1年分を前納すると割引があるのはどれでしょう。

  1. 住民税
  2. 国民年金
  3. 国民年金基金
  4. 国民健康保険料

答えは2と3です。

国民年金は前納すると割引あり

国民年金には「国民年金前納割引制度」があります。

引用:日本年金機構

割引率はこうです。

我が家では1年前納を選択しました。2年前納の方が割引率がほぼ倍なのでお得感がありますし、2年前納でも全額社会保険料控除の対象にできますから損はしません。が、それだと2年おきに僕と妻の国民年金で75万円を払う、払わない(=社会保険料控除する、しない)が変わるのはイヤだと思い、1年前納にしたのです。

ところがこの理解は間違っていました。この記事のために調べていて気付きました。

2年前納しても1年ごとに社会保険料控除できます

2年分をまとめて社会保険料控除するか、3年にわたって分割して社会保険料控除するかを選択できるそうです。2年じゃなくて3年というのがまた分かりにくいです。

引用:日本年金機構

前納にクレジットカードも使えます

2年前納にクレジットカードが使えるようになったのは2017年4月からです。制度はたまに変わるので昔ダメだったから今もダメと思い込まない方がいいですね。(その逆もありえますが、その場合は気付かされると思います。)

なお、平成29年4月より、これまでの口座振替に加え、新たに現金・クレジットカード納付による2年前納が可能になりました。

引用:日本年金機構

で、クレジットカードで払えるとなればクレジットカードのポイント分だけ得するのですが、次のように割引額が減少(悪化)します。前記割引額は口座振替の場合でした。でもこれは理解できます。

引用:日本年金機構

もうちょい明朗会計にしましょう。

2年前納を楽天カードで決済すると1%の楽天スーパーポイントがもらえます。それは3,795ポイントになります。口座振替の場合より1,240円しか割引額が悪化していないので、クレジットカードのポイントが1%なら文句なくクレジットカード払いが有利です。ポイント還元率が0.5%のしょぼいクレジットカードでも、クレジットカード払いの方が得ですかね。(1ポイントを1円として使える無駄のないクレジットカードの場合はそうです。)

2018年から2年前納にします

2月末までに手続きが必要です。

クレジットカードの場合

「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入の上、年金事務所(郵送も可)へご提出ください。
なお、申出書の様式はこちらからもダウンロードできます。

引用:日本年金機構

そして社会保険料控除は分割して行います。

クレジットカードの利用限度額

我が家の場合僕と妻の国民年金をクレジットカードで2年前納すると、それだけで(付加年金もあるため)76万円を超えます。それに15万から25万ぐらい毎月楽天カードで支払っています。おいおい、僕の楽天カードの利用限度額はいくらなんだ?普段気にしたことがなかったので確認しました。

200万円でした。これなら余裕です。

国民年金基金の割引率は小さい

国民年金基金は1年分の掛金を前納しても割引率は0.83%です。

4月から翌年3月までの1年分の掛金を前納すると0.1か月分の掛金が割引されます。

引用:国民年金基金

我が家では妻が国民年金基金を積み立てています。(拠出しているのは世帯主の僕です。)年間810,300円です。よって前納すると6,725円ほど安くなります。

我が家は現在国民年金基金を前納していません。でも改めてこの割引率が小さいながら6,725円という金額を目にすると前納したくなりました。810,300円を前納するのに苦労する訳ではないですから。

こういう考え方もできます。現在1年物の円定期で誰でもいつでも作成できるのだと利率はせいぜい0.36%程度です。税引き後は0.28%程度になります。その利率で6,725円を手にするには元金はいくら必要でしょうか。約234万円です。

結論です。来年から国民年金基金も前納します。4月末日までに手続きが必要です。

引用:国民年金基金連合会作成PDF

国民年金基金は住んでいる地域で事務所が違いますが、3月末までというところもあるようなので来年は余裕を持って手続きするようにします。

国民年金基金はクレジットカード払いできません

現在はダメです。将来は払えるようになるかも知れません。前納のみクレジットカード可能というのは十分できると思いますけどね。年に12回口座から引き落とすコストで、クレジットカード会社に払う手数料をまかなえないものでしょうか。

住民税は前納しても割引なし

前納することで徴収コストを減らせるのだから少しぐらい割引してくれてもいいと思うのですが、ダメです。しかも前納しない場合は6月末、8月末、10月末、翌年1月末の4回に分かれます。毎月同額じゃないので、我が家のように社会保険料等の引き落としを別口座で行っていると管理がめんどうになります。毎月、月初にその口座に資金移動しているのですが、その額がバラつくのはうれしくないです。そのため、割引がないにも関わらず前納しています。

住民税のクレジットカード払いは手数料が必要

「Yahoo!公金支払い」に対応している市町村では住民税をクレジットカード払いできますが、1万円を超えると手数料がかかるようです。1万円以下でもかかるところもあります。我が家が属する市の場合、楽天カードのポイントと変わらない程度の手数料がかかります。還元率1%のクレジットカードだったらポイントは手数料でほぼ消えますね。

国民健康保険料は以下同文です

我が家の属する市では、国民健康保険料は住民税と同じです。

  • 前納しても割引なし
  • クレジットカード払いには手数料が必要

国民健康保険料も毎月一定額の支払いではありません。それで同じ理由により割引がないにも関わらず前納しています。

未来予測

次は冗談です。

2020年6月、楽天カード株式会社が「楽天カード公金支払い」を発表しました。公金支払い以外の年間の利用額が1万円以上ある場合、手数料は楽天カード株式会社が負担しポイントが1%貯まるというものです。楽天カード株式会社としては楽天カードの利用率向上が見込めるため手数料を負担しても事業として成立すると判断したそうです。

起きても良さそうですけどね。

 

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