インデックス投資の出口戦略について考えました

投資信託の含み益はどれだけ大きくても売却して現金化しなければ単なる現在の数値でしかありません。数日後には含み益の大半がなくなっているかも知れないのです。

含み益がある時に売却して現金化する、つまり利益確定はいつすればいいのでしょうか。またいわゆるリタイア後の出口戦略はどうすればいいのでしょうか。

この正解のない問題について考えました。

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投資信託を積み立てる目的

我が家が投資信託を積み立てているのは何か決まったものを購入するための資金作りとかではなくて、老後に備えた資産形成のためです。

何かまとまった金額のものを購入するのであれば、それを実行するタイミングで必要な額または全額を売却して使えばいいです。ところが老後資金の場合はそうはいきません。自分も妻も何歳まで生きるか分からないため、これから必要な資金の総額が不定だからです。

資産合計が1億円あれば話は違うかな

年金生活者になった時に、無リスク資産+リスク資産の合計が1億円もあれば、利益確定して1億円を無リスク資産にしてしまっても困らないかも知れません。それだけあれば自分と妻が生きている間、生活費に困ることはないと思えるからです。でも大きな病気をしたりするとそれも怪しくなりますが。

無リスク資産にして銀行の定期などに変えてしまえばインフレリスクにも対応できますし、投資信託の基準価額の値下がりリスクを忘れることができます。その代わりに、無リスク資産からはわずかなリターンしか期待できません。

利益確定した後どうするか

利益確定で現金化した資金を同じ投資信託に投じるのは無駄です。売却時には信託財産留保額(あれば)と税金20.315%が必要になるからです。では現在基準価額がすごく高いから利益確定して、十分下がった時点で再度購入するのならいいかと思いますが、それができるということは基準価額の変動を予測できることに他ならず、その能力があればこんなことを悩むまでもないわけです。

現在保有している投資信託を売却して別のものに投資したい場合は、納得して利益確定できるでしょう。でも他に投資先がなく、無リスク資産にするのはもったいないと思うなら、売却しないで保有し続けた方が良いと思います。

著名な投信ブロガーの方の見解

僕が参考にさせて頂いているブログを書かれている方達の見解をご紹介します。

インデックス投資日記@川崎」のkenz様

老後資金は必要な分だけ売却していけば良いとの考えです。

インデックスファンドを時期をずらして毎月購入しているのと同様、ファンドの売却時も一括ではなく、必要な分、時期をずらして売却(解約)するつもりです。
すこしづつリスク資産を切り崩していくため、絶妙な高値で売り抜けることはできませんが、逆に極端な下落時に全売却することもなくなります。

引用:インデックス投資の出口戦略 将来のファンド売却についての考え方

投資信託は買ったら売らないではなくて、適宜売却・利益確定されているようです。

いつか子供に伝えたいお金の話」の虫取り小僧様

インデックス投資は一生続けていくとのことなので、必要な分だけ売却するのだと思われます。

「リスク資産と無リスク資産のリバランスのために一部売却する可能性はありますが、インデックス投資自体は一生続けていくつもりです。運用で資産を増やすというよりは、自分の金融資産の置き場として半分は世界中に分散しておきたい、という話です。全部を円資産で持っているのは居心地悪いので。定年後に資産を取り崩すときも、リスク資産と無リスク資産の割合は1:1を保ったままでいきます。70歳の爺さんになっても、自分のお金の半分はリスク資産で持ち続けます!」

引用:ダイヤモンドオンライン

吊られた男の投信ブログ (インデックス投資)」の吊ら男様

収入がなくなったら売却で資産を取り崩しても、インデックス投資は一生やめないとの考えです。

人生の最後までインデックス投資を続けて、私が死亡すればその財産を相続するのが私のプランです。つまり、私が生きている間にインデックス投資からExitするつもりはありません。
人生の最後まで続くインデックス投資の中では、給与などのインカムがあるうちは資産を積み上げ、インカムが減少すれば資産の積立額が減り、インカムがそれ以上に減れば資産を取り崩していく、というのものです。

引用:「出口戦略」はインデックス投資になじまない

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」の水瀬ケンイチ様

水瀬ケンイチ様はリタイア後は他の方よりはリスクを取られない模様です。

退職後の人生を区切り、前半は運用しながら定率取り崩し、後半は運用をしないで定額取り崩し
→良いアドバイスだと思います。
前半は運用しつつ定率解約で資産の減少を抑え、後半は運用をやめて安全資金を定額で安定的に取り崩していく。前半の運用成績に左右されるとはいえ、判断力が衰える後半では運用しないというのは、なるほどなと思いました。

引用:リタイア後の資産運用法について その1

皆さん微妙に違います。正解がないからでしょう。

私自身はリタイア後は現金および日本債券の比率を7割程度まで高めようと考えています。

引用:リタイア後の資産運用法について その2

ますい画伯とインデックス投資?」のますい画伯様

麻酔医と画伯を兼業されています。

必要になったときに必要な分だけ、アセットアロケーションを見ながら取り崩すだけだとシンプルに考えてます。
「絶対に儲かる投資法」でないのはわかっているので、損をしていても同じです。

引用:夏の終わりの運用成績日記と、ちょっと出口戦略について…

ますい画伯のブログには「サテライト」が出てきます。

自分も、持てるだけ持って、必要が生じた時に、必要な分だけ徐々に取り崩せばいいと考えます。

ですが、サテライトは別で、動きたいときに柔軟に動きます。

引用:<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートを売却した、運用成績日記!

「サテライト」とは意図的にリスクをとって大きなリターンを狙う投資先を指すようです。

ますい画伯様のブログには揺れる方針や気持ちがリアルに綴られていて他の方より身近に感じます。

我が家の方針は

  • 長期投資を理想としているので、選択したファンドを継続して積み立てます。途中で利益確定することは考えていません。
  • 売上がなくなってもインデックス投資(保有)は続けると思います。
  • が、結2101はどこかのタイミングで全額売却すると思います。
  • 投資先(アセットアロケーション)を見直すかどうかはまだ分かりません。

リタイアするまでずっと積み立て続ける気持ちはゆるぎないです。

最後に有益な情報を提供して下さっている投信ブロガーの方々に感謝します。今後も愛読させて頂きます。

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