著名な投信ブロガーの運用成績は刺激的です

一部の著名な投信ブロガーの方は運用成績を公開、または雑誌のインタビューでリターンの%を公開されています。それらはとても刺激的です。

現在の成績は過去の運用結果であって将来どうなるかは全く分からないことを理解した上で、インデックス投資で(含み益の状態だとしても)儲けている人がいることを知るのもいいと思います。そういう事例に刺激をもらってインデックス投資に関心を持つのもいいでしょう。でも投資はあくまで自己責任で行うものだというのはお忘れなく。

インデックス投資日記@川崎」のkenz様

資産額は次の理由で公開されていません。(モヒカン先生節です。)

私は当ブログや雑誌取材記事でも、具体的な資産額は明かしておらず、非公開としています。

本当は読者の皆さんに具体的な資産額や投資金額をオープンにした方が参考事例になるとは思っていますが、非公開の理由は、「夜道を歩いているときに白いバンが横付けし、ヒャッハーな人たちに拉致られてしまうことを懸念しているため」です。

引用:横付けされる白いバンのヒャッハーに拉致られないために気をつけていること

ですが、リターンの%については雑誌のインタビュー記事で話されています。

実際、kenzさんは、具体的な運用成績の数字こそ非公開だが、資産額にしておよそ数千万円、運用益で見ても+40数%に達する。ここ数年の世界的株高の恩恵があったにせよ、投資歴6年でこの数字は十分立派な成績だ。

引用:インデックスファンドとETFの二刀流で利益アップ!運用成績+40%超のインデックス投資家・kenz氏の資産配分とポートフォリオ、おすすめ銘柄を紹介!

2016年1月の記事で投資歴6年とありますが、kenz様のブログには2007年からインデックス投資を始めたとありますので年数が合いません。でもこの記事から2年になるので、運用益はもっと増えているかと思います。%はともかく資産額は増えているはずです。

kenz様の投資スタイルは手間暇を惜しまず妥協せず、決してほったらかしにしないと思われます。僕にはできませんし、向いてもいません。

いつか子供に伝えたいお金の話」の虫取り小僧様

虫取り小僧様はブログで運用成績を公開されていないようです。が、雑誌のインタビュー記事でリターンについて話されています。

虫とり小僧さんの運用成績を見ると、インデックス投資歴12年にして投資資金を80%以上増やしている。少しずつ投資資金を増やしていく積み立て投資でこの成績は、かなり優秀と言えるだろう。実は虫とり小僧さんが資産がここまで増やせたのは、リーマン・ショックによる大暴落があったからだ。

引用:資産運用のキモは積立+株価暴落時のスポット買い!リーマン・ショック後の大量買いで資産を増やしたインデックス投資家・虫とり小僧さんの手法を公開!

インデックス投資の資産額は数千万円でしょうか。

吊られた男の投信ブログ (インデックス投資)」の吊ら男様

吊ら男様は4半期ごとに運用状況を公開されています。

そのような2017年4Q終了時点の資産運用状況は以下の通り。3Q時点では68%だった損益率が80%台になってきました。

    • 元本: 2168万9640円
    • 評価額: 3923万3333円
    • 損益率: +80.89%

引用:吊られた男の投信ブログ (インデックス投資)

すげー。雑誌のインタビュー記事にはこうあります。

吊られた男さんは、会社員として働くかたわらインデックス投資を続ける個人投資家。2007年にまったくの未経験から投資をはじめ、2017年4月末現在、利益1159万円損益率+55.5%という堂々たる成績を誇っている。

引用:インデックス投資で運用利益1000万円オーバー!資産配分からポートフォリオ、積立方法まで、個人投資家・吊られた男さんの手法のすべてを公開!

損益率の高さは圧倒的ですね。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」の水瀬ケンイチ様

水瀬ケンイチ様はブログでは運用成績を公開されていないのですが、最近の著書で詳細に説明されました。すごいです。

  • 投資額:4,000万円
  • 含み益:2,000万円
  • 損益率:+50%

リスク資産に4,000万円も投資されていることにまず驚きます。次に含み益が2,000万円もあることにもっと驚きます。損益率は50%なので他の方より控え目ですが、額が大きいのでインパクトを感じます。

この本によると元本を4,000万円に増やすのに13年ほどかかっていますので、年平均300万円は投資を継続したことになります。それなりの世帯収入がなければ不可能な金額ですね。(本業以外に副収入があると思われます。)

この水瀬ケンイチ様の本、とてもわかりやかったし参考になることがたくさんありました。挿入されている漫画は僕には不要でしたが、読者の間口を広げる効果はあると思いました。

ますい画伯とインデックス投資?」のますい画伯様

ますい画伯様はブログで運用成績を公開されています。

  • 投資額:1,445万円
  • 含み益:607万円
  • 損益率:+42%
  • 売却益:371万円

ますい画伯様は他の方と違って売却益を明示されています。他の方は何かの理由で売却しても再投資されていると思われますが、その額までは公開されていません。

投資歴6年でこの成績だそうです。ますい画伯様は非常に多くの銘柄に投資されています。僕にはとてもできないです。

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過去10年の経済状況

セゾンVGBFの基準価額の変化で過去10年間の経済状況を振り返ると、長くインデックス投資を続けていた人ほど(我慢も必要だったでしょうが)大きなリターンを得ているだろうと想像できます。

引用:モーニングスター

2008年のリーマンショックの後の5年間ほどの株価低迷期にしっかり投資できていると、本当に笑いが止まらないほどのリターンを産んでいるはずです。2013年からは順調に回復しています。2016年は不調でしたが現在は再度絶好調です。

インデックス投資歴が10年程度ある方はリーマンショック後の株価低迷期を経験されています。リーマンショックが100年に1度の景気後退だったかどうかは意見が分かれるようですが、仮にこれが2008年に起きていなかったとすると、そして現在の株価と同じ程度にしか世界経済が成長しなかったとすると、おそらく、ここに登場した方もそこまで儲かっていないと思います。

もしリーマンショックがなかったら、その後の回復時の傾きでずっと基準価額は上昇基調を続けたのでしょうか。それはわかりませんが、インデックス投資で資産形成したい人はそうであって欲しいと願いますね。

投資を続けている時期であれば株価が低迷するのは平気でしょう。平気でない方は長期投資について考え直すのがいいと思います。でも定年後などに投資をやめて資産を取り崩す時期になったら株価(基準価額)は上がっていて欲しいと思うのが自然でしょう。

現在の含み益は電子的な数値でしかありません

自分が投資しているインデックスファンドの基準価額が購入時のそれを上回ることで含み益が生まれます。でもこの含み益は電子的な数値でしかなく、はかないものです。リスク資産ですから当然ですね。

次は前記吊ら男様の運用成績のグラフです。

引用:ダイヤモンドオンライン

緑のラインを見て下さい。損益額が1159万円で終わっていますが、1年前は半分程度でした。リーマンショック後の株価低迷期にも投資を続けた(赤いラインはずっと右肩上がりですね)結果が大きなリターンを産んだわけですが、一度ピークを迎えた後半分以下に下落しています。

含み益が1年程度で半分以下になる、それも1,300万円ぐらいが600万円ぐらいまで下がると精神的なダメージは大きいと思います。吊ら男様は平気だったかも知れませんが、多くの方はそうではないでしょうね。それでも売却しないでホールドするか、吊ら男様のようにそのまま投資を継続するとその後基準価額が戻った時により大きなリターンを得られます。

インデックス投資の前提:世界経済は成長する、でも保証はない

インデックスファンドの基準価額が上がるためには世界経済の成長が必要です。景気の波によって上げ下げはありますが、長期的に見れば世界経済は右肩上がりで成長することがインデックス投資の前提です。過去10年がどうだったかは先ほどセゾンVGBFの基準価額の変化で見た通りです。

何か悪いことがあると下がり、いいことがあると上がります。全体的にはゆるやかに成長してくれることにインデックス投資家は賭けているわけです。そしておそらく、リターンを手にする(売却する)時は基準価額が購入時のそれよりも上がっていて欲しいと願うでしょう。でもその保証はどこにもありません。

投資信託の含み益はどれだけ大きくても売却して現金化しなければ単なる現在の数値でしかありません。数日後には含み益の大半がなくなっているかも知れ...

ご紹介した著名な投信ブロガーのみなさんは大きな含み益を持っています。これから同じような手法でインデックス投資を実践しても同じような結果が得られるとは限りません。未来のことは分からないのです。投信ブロガーのみなさんの含み益を見るとリターンばかりに目が行きますが、インデックス投資のリスクについて忘れていはいけません。

最後に運用成績を公開して下さっている投信ブロガーの方々に感謝します。目標にできないにしても、とても参考になります。

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