無リスク資産とリスク資産の比率について考えました

これも正解のない、結論が世帯ごとに異なる問題です。我が家は現在無リスク資産を減らしてリスク資産を増やしている最中ですが、この動きはどこまで続けていいものか考えました。

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リスク資産は半分になることを前提とする考え

よく耳にするのが無リスク資産とリスク資産の割合を50:50にすると、リスク資産が半分になっても総資産で見れば75%に減っただけ、という考えです。確かにこれは説得力がありますね。

ではリスク資産が半分になるというのは現実的でしょうか。次の図は虫取り小僧様のインタビュー記事からの抜粋ですが、株価の推移は予測できないこと、下がる時は大きく下がることが分かります。

引用:ダイヤモンドオンライン

リーマンショック級の景気後退が起これば半分になってもおかしくないですね。そしてそれはいつ起こるかは誰にも予見できません。(リーマンショック級でないにしても、北朝鮮が心配、中東も心配、ウクライナも心配・・・心配の種が多いです。)

でも、インデックス投資の前提に、基準価額は上げ下げはあっても長期的には右肩上がりで上昇する、というのがあります。ですからリーマンショック級の景気後退が起きて仮に基準価額が半分になったとしても、しばらく我慢すれば世界経済の回復に合わせて元に戻ることが期待できます。これまではそうでした。これからもそうである保証はないですが、僕が生きている間はそうだと思います。(数百年後とかだと労働力人口の減少、資源の枯渇、気象環境の変化などで人類が経験していない状況になり現在の考えが通用しなくなっていても不思議ではありません。)

ポイントは、基準価額が下がっている時に売却しないでいられるかです。たとえば世界経済の回復に4年かかるとして、その間リスク資産に手を付けないでホールドしたままでいられるか、です。その4年間を無リスク資産と(あれば)収入で過ごせれば資産へのダメージは最小限に抑えられます。

基準価額が戻る前にリスク資産を一部でも売却すると含み損(または含み益のプラスの幅が減少した分)が現実の「損」になります。これはできれば避けたいところです。

また、もしその4年間に追加投資できれば4年後以降がより楽しみになります。それは上記の図に書かれた虫取り小僧様の行動にもうかがえますが、実際には難しいかも知れないですね。当の虫取り小僧様はこのインタビュー記事についてブログでこのように書かれています。

基準価額が半分になって平気でいられるか

なかなか難しいと思います。このまま元に戻らなかったらどうしようとか思ってしまうでしょうね。できれば基準価額が半分になるようなことは起きて欲しくないですが、心構えはしておきましょう。そして、各世帯で異なりますが、そうなってもリスク資産に手を付けないでいられる(基準価額が戻るまでの期間にもよりますが)だけの無リスク資産を確保しておくのがいいでしょう。

ある期間の生活費以外はリスク資産でいいとする考え

給料3ヶ月分以外は全部リスク資産という極端なものから、数年分の生活費を無リスク資産とするものまで幅がありますが、こちらは比率ではなくて一定の無リスク資産を確保したら残りはリスク資産で良いという考えです。この考えの背景には、収入があれば資産に手を付けなくても生活できるという思いがあるのではないでしょうか。世界経済や人生のリスクをどう考えるかで大きく変わる部分ですね。

また、無リスク資産は少なくする代わりに、必要になったら躊躇なくリスク資産から取り崩すという考えの方もいます。でもこれを含み損の時に行うと損を確定してしまうため相応の覚悟が必要です。

現在の収入が定年まで続くとは限らない

悪いことを考え出すとキリがないですが、人生にはいろんなリスクがあります。

  • 給料を下げられるかも知れない。
  • 退職に追い込まれるかも知れない。
  • 会社が倒産するかも知れない。
  • 無職になるかも知れない。
  • 体を壊して働けなくなるかも知れない。

個人事業主ならこんなこともあるでしょう。

  • 不況により事業売上が大きく下がるかも知れない。
  • 主要な取引先が倒産して売上が下がるかも知れない。

資産は無リスク資産とリスク資産に分けられ、その比率を話題にしているのですが、人生には収入が減る(または無くなる)リスクもあることを意識しておいた方がいいと思います。

ソフトウエア開発の世界でも

リーマンショックの頃はソフトウエア開発の仕事量が激減し、もともと景気の調整弁として利用されていた派遣社員の契約を打ち切る「派遣切り」が広く行われました。その結果、派遣を主体にしている小さなソフトウエア開発会社は人員削減を進めたのも事実です。

当時僕は会社員でしたが、個人事業主でソフトウエア開発をしていた人から聞いた話だと、リーマンショック後に真っ先に仕事を減らされたのはフリーランス(個人事業主)だったそうです。そりゃ仕事の発注を止めればいいだけですからね。どこかの企業に派遣に出る社員は派遣先で契約を打ち切られてもそのソフトウエア開発会社(派遣会社)の社員なので、仕事がなくても給与が発生します。でも多くの場合そのままだと退職することになる(そうさせられてしまう)ようですけども。

これはここ2年間の売上が好調な我が家のLLPにとってもひとごとではありません。基準価額が下がると将来が楽しみだからいいなんて言えるのは通常の景気の動向によるものであって、リーマンショックのような景気後退が起こると我が家も仕事を受注できなくなる可能性大です。ですから、リーマンショック級の景気後退は本当に起きて欲しくないです。(北朝鮮が特に心配です。)

結論:リスク資産の比率を50%まで高めよう

現在リスク資産に毎月積み立てている金額はこうなっています。(2018年1月からの金額)

  • EXE-i 先進国株式ファンド:67,000円
  • セゾンVGBF:300,000円
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):600,000円
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:80,000円
  • WealthNavi:50,000円

この積み立ては無リスク資産からの移動と収入の一部(貯蓄に回せる残った分)で行っています。いきなりドッカーンと無リスク資産に投資するのは避けるべきだと固く信じているので2、3年ほどかけてリスク資産へのシフトを進めるつもりです。その後も収入がある限り積み立ては続けます。

我が家のリスク資産の一覧と金額は公開していますが、無リスク資産のそれは公開していません。でも無リスク資産とリスク資産の比率を50:50にしても平気かなと考えているので、まずはその比率まで時間をかけてリスク資産の比率を高めていきたいです。

LLPの事業頑張ります

インデックス投資できるのもLLPの事業売上がしっかりあり、生活基盤が安定しているからこそです。この状況は幸運なしにはありえないことなのでとても恵まれていると思います。継続して仕事を受注できるよう、丁寧で堅実な対応を続けていきます。驕る平家は久しからずです。

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