インデックス投資はいつ始めても同じなのか

僕がインデックス投資を始めたのは2014年6月です。始めたきっかけは投信ブロガーと呼ばれる方達のブログを目にしたからですが、なんとなく始めてみたいと思った程度です。セゾンVGBFと結2101の2つに毎月4万円づつ積み立てを開始しました。

投信ブロガーでもないごく一般人だった僕は、インデックス投資を始めたものの完全にほったらかしで他の投資信託の動向にも一切関心を示さずにいました。

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このブログを書き始めた頃から

個人事業主の節税については個人事業主になる前から勉強しました。関心を持つから勉強するのですね。そういう意味ではインデックス投資に関心を持つようになったのは最近で、勉強しようかと思ったのも最近です。

例えば現在毎月30万円を積み立てている(今月から50万円に増額)eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)ですが、この投資信託が登場したのは2017年の5月です。

10月からeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を積み立て始めました。月額30万円です。そう決めた背景についてお話しします。 イ...

それから約半年後に積み立てを開始したわけですが、その基準価額の変化を見て思いました。登場(設定)直後から積み立て開始できてたら良かったのになあと。でもそれって本当でしょうか。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

これはeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の設定来の基準価額の変化です。

引用:モーニングスター

10,000円からスタートして8月まではあまり伸びない(上がらない)状態でしたが、9月から上昇傾向が強くなりました。僕が積み立てを開始したのは10月ですが、設定直後から積み立てできていたら8月までのあまり伸びない時期に投資したことが(ドルコスト平均法という考えで)有利になります。

インデックス投資の世界では「ドルコスト平均法」というキーワードが頻出します。意見は様々で、中には極端なものも散見されます。 この記事で...

この投資信託について言えば、10月から積み立てを開始するのと、設定直後から開始するのとを比べればそりゃ設定直後の方がいいに決まっているでしょう。そういう意味では、僕はインデックス投資に関心を持っていなかったがためにせっかくの投資タイミング(チャンス)を逃したと言えます。

本当でしょうか?

また、そういう見方をすると、こういう考えにならないでしょうか。

株高の今からインデックス投資を始めるのは得策ではない?

現在は株高によりインデックスファンドの基準価額は上昇傾向にあります。基準価額が下がっている時に積み立てると上がった時に大きなリターンを生むのでそれができればいいのですが、そう思えるのは現在から過去を振り返っているからであって、いつが現在であっても未来のことは予測できません。

そのため現在株高で基準価額が上昇傾向だから、いったん下降傾向になるまで積み立てを始めるのは控えよう、と思うかもしれませんが、この上昇傾向がどれだけ続くかは誰にも分かりません。今から半年後に過去を振り返って、半年前に積み立てを開始しておけば良かったと思うかも知れないのです。「今の高値は将来の底値かも知れない」とも言われています。

そもそも半年前と比較するのがおかしい

おそらく、インデックス投資は短くても10年ぐらいの長い期間かけてリターンを形成するものだから、半年前と比較するのがおかしいとするのが妥当でしょう。また、景気の変動を乗り越えて安定したリターンを形成するのにそれだけの期間が必要とするなら、開始時期は早ければ早いほど良いと思われます。ただし、資金の一括投資は絶対に避けるべきだと僕は固く信じています。あくまで十分長い期間かけて同額を積み立てるべきです。積み立てている途中でまずいかなと思えば積立額を減らすとか積み立てを中止してホールドすればいいです。逆に、追加投資のチャンスだと思えばスポット購入するとか積み立て額を増やすとかしてもいいでしょう。

基準価額の変化のグラフは誤解を招きやすい

先ほどのeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の設定来の基準価額の変化のグラフをよく見ると気付くことがあります。

引用:モーニングスター

変化がよく分かるようにグラフの下をカットしているのですが、その副作用で変動率を実際よりも大きいと思ってしまいます。次はSlimじゃないeMAXIS バランス(8資産均等型)の同時期の基準価額のグラフです。

引用:モーニングスター

SlimはSlimじゃない方と同じマザーファンドに投資しているだけあって変化はそっくりです。(運用の仕組み上限りなく同じになるはずです。)そしてSlimじゃない方はずっと以前から運用されているので、過去を振り返ることができます。

次のグラフはSlimじゃない方の設定来の変化です。上記のグラフは右端の後半部分でしかありません。

引用:モーニングスター

過去に起きたことが今後も起こる保証などないことは承知した上での話ですが、2017年の5月以降のことなんて6年以上前から運用されているSlimじゃない方から見れば取るに足らない変化だと分かります。そして、Slimの積み立てを5月から始めようが10月から始めようが大差ないと思えます。つまり、僕がSlimの基準価額の変化のグラフを見て抱いた印象は、インデックス投資にふさわしい長い目で見れば間違っていると言えます。

タイムマシンは持ってないので

インデックス投資にもっとずっと前から関心があったなら、リーマンショックの頃に(前でも後でも)インデックス投資をしていたなら、きっと僕は今笑いが止まらないほどの大きなリターンを(含み益ですが)保持しているはずです。(リーマンショックで無リスク資産が半額になっても売るのを我慢できたとしてですが。)でも残念ながらタイムマシンは持っていないので過去の行動は変えることができません。それで「遅ればせながら」と言えなくもないですが、現在無リスク資産の保有からインデックス投資へのシフトを進めているところです。

多分、次の2つが鍵になると思います。

  • 積み立てを継続した期間。
  • 総投資金額。

もちろん選択したインデックスファンドが良質なものに限りますが、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は十分期待できるはずです。僕は年齢的に残念ながらこれから20年も積み立てることはできないはずですが、10年はいけるかも知れません。いえいえ、毎月50万円を10年ではありませんよ。毎月50万円積み立てるのは2年程度にして、その後は無リスク資産との比率も考えながら積立額を変更するつもりです。

無リスク資産に投入可能な資金は5年程度の期間に分散させて積み立てるべきという意見もありますが、僕なりの考えでそのように計画しています。

結果が出るまでに時間がかかりますが、楽しいことが将来あるというのはいいですよね。

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