もしも5年前から毎月5万円積み立て投資していたら

リーマンショックの頃からインデックス投資していた人は、リーマンショック後の株価低迷期に投資を継続することで100年に1度と言われる景気後退を逆に利用できたわけです。精神的な強さも求められたと思いますが、それができていたら現在大きなリターンを産んでいることは確かです。

でもリーマンショック級の経済危機、逆に言えば株価回復後の大きなリターンを生み出すチャンスは100年に1度ぐらいしかやって来ないかも知れないので、リーマンショックを乗り越えてインデックス投資してきた人の運用成績は、これからインデックス投資を始める人にはあまり参考にならないと思います。

そこでモーニングスターの積み立てシミュレーターを使って、5年間前から毎月5万円積み立てていたらどうなっていたかというのを、eMAXISシリーズで試してみました。5年前ならリーマンショックから回復基調にあったので、極端に積み立て投資が有利な結果になるのを避けられると思いました。

シミュレーションの条件です。

  • 投資信託は5年以上前に設定されたものから選択。セゾンVGBF以外はeMAXISシリーズのみ。
  • 毎月5万円を5年間積み立て。よって投資総額は300万円。

なおこれはあくまで過去の結果からのシミュレーションですし、含み益でしかないことに注意して下さい。(こうやって積み立てたら必ずプラスになりますと言っているわけではありません。)

広告
広告

eMAXIS バランス(8資産均等型)

引用:モーニングスター

300万円が359.79万円に増えました。損益率19.9%です。年率3.98%相当です。

セゾンVGBF

引用:モーニングスター

300万円が361.69万円に増えました。損益率20.5%です。年率4.10%相当です。

 eMAXIS 先進国株式インデックス

引用:モーニングスター

300万円が406.6万円に増えました。損益率35.5%です。年率7.10%相当です。

eMAXIS 新興国株式インデックス

引用:モーニングスター

300万円が391.79万円に増えました。損益率30.5%です。年率6.10%相当です。

 eMAXIS 全世界株式インデックス

引用:モーニングスター

300万円が404.88万円に増えました。損益率34.9%です。年率6.98%相当です。

 eMAXIS TOPIXインデックス

引用:モーニングスター

300万円が425.55万円に増えました。損益率41.8%です。年率8.36%相当です。

eMAXIS 日経225インデックス

引用:モーニングスター

300万円が436.27万円に増えました。損益率45.4%です。年率9.17%相当です。

eMAXIS 先進国債権インデックス

引用:モーニングスター

300万円が320.33万円に増えました。損益率6.7%です。年率1.34%相当です。

eMAXIS 新興国債権インデックス

引用:モーニングスター

300万円が315.02万円に増えました。損益率5.0%です。年率1.00%相当です。

eMAXIS 国内債権インデックス

引用:モーニングスター

300万円が309.23万円に増えました。損益率3.0%です。年率0.60%相当です。

年率3~4%がいいところではないでしょうか

世界経済の平均を狙うなら年率3~4%がいいところで、5%以上となると株式の比率を高めないと無理かなという印象です。債権は株式と組み合わせてポートフォリオを形成することでリスクを下げることができると言われていますが、債権だけに投資するファンドの成績を見ると印象が悪いですね。また新興国系は過去5年間だとリスクの高さが顕著ですね。国内株式はこの成績が継続できるかは大いに疑問だと思っています。

やはり僕の場合はバランスファンドをメインの投資対象にするのが好みに合っていると思いました。バランスファンドでそこそこのリスクでそこそこのリターンを狙うのがいいでしょう。それにプラスしてリスクを取るなら先進国株式がいいかなと。

年率3.5%が期待値とすると

バランスファンド系を選択して(最低5年間積み立てて)年率3.5%が期待値とすると、10年継続できれば35%のプラスになります。毎月5万円なら投資総額600万円が810万円になる計算です。取らぬ狸の・・・ですが。

10年という長期間も投資したのに35%のプラスではもの足りない?はい、気持ちは分かります。でも高いリターンを狙うとリスクが増えてしまいます。リスクを取りすぎると景気後退などで株価が大きく下がった時に精神的に追い込まれるかも知れません。

株式中心のポートフォリオで10年で50%のプラスにできても、11年目は30%に下がるかも知れません。高いリターンが期待できる反面、マイナスに振れる時はその幅が大きくなりますが、基準価額が順調に上がっている時はそれを忘れがちではないでしょうか。

あまり大きなリターンを目標(期待値)にすることなく、リスクを抑えたポートフォリオで時間を味方につける(長期間積み立てを継続する)のが我が家にはいいと思います。

でも最終的には自己責任ですから好きなように、やりたいようにやればいい、が結論です。

運用益を手にするためには

運用益には20.315%課税されます。これは避けられません。(NISAやiDeCoなどの制度を利用すれば運用益を非課税にできますが制約が多いです。)よって含み益を利益確定する時には1/5が消えることをいつも頭に入れておいた方がいいですね。

広告
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
    にほんブログ村

フォローする