目標とするアセットアロケーションをレビューしました

先日、遅ればせながら僕が目標とするアセットアロケーションを決めました。

インデックス投資のベストプラクティスとして次が推奨されています。 アセットアロケーションを決めます。 決めたアセットアロケー...

このアセットアロケーションはとても心地よいです。でも統計的観点からはどうなのでしょうか。気分的なものではなくて、過去の実績から評価したらどうなるか調べてみました。

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リターンとリスク

次はmyINDEXでの試算結果です。

次はアウターガイ様の「ポートフォリオ・アナライザー」での試算結果を表にしたものです。2006年以降の任意の期間で試算できますので、過去3年から12年の期間で試しました。

グラフにするとこうなりました。

リターンの振れ幅(=リスク)は毎年変わりますから、過去の実績から試算する場合にどれだけの期間にするかでそれなりの違いが出てきます。アウターガイ様はこのように述べられています。

引用:「バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く」のポートフォリオ・アナライザーの使い方

ポートフォリオ・アナライザーの試算では、過去3年から12年の期間でかなり変動があることが分かります。そりゃリーマンショック、東日本大震災、チャイナショックなどの景気後退とそこからの回復があったのですから当然です。

代表的なアセットアロケーションと比較する

ポートフォリオ・アナライザーでは、僕が目標とするアセットアロケーションと他の代表的なアセットアロケーションの過去12年間の比較が簡単にできます。これは無茶苦茶楽しいです。タイムマシンを手に入れたような気分です。

なお、これは想定または特定される投資信託の実際の運用成績との比較ではなく、あくまでそれらと同じアセットアロケーションだったらどうだったか、という試算ですのでご注意下さい。

また、比較したアセットアロケーションについての僕のコメントはあくまで僕のアセットアロケーションと比べてどう感じたかであって、一般論としての優劣を主張しているわけではありません。

以下、図表は全てポートフォリオ・アナライザーからの引用です。素晴らしいツールを開発・無料公開されているアウターガイ様、ありがとうございます。

4資産均等型バランスファンド

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションから次の資産クラスが外れています。

  • 新興国株式
  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

リーマンショックによる景気後退時を除けば僕のアセットアロケーションが勝っています。4資産だけでは世界経済の成長を十分に享受できないのかも知れません。

6資産均等型バランスファンド

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションから次の資産クラスが外れています。

  • 新興国株式
  • 新興国債券

リバランスありならほぼ全期間において僕のアセットアロケーションが勝っています。チャイナショック以降はリバランスなしだと負けています。新興国株式、新興国債券は敬遠しなくてもいいようです。

8資産均等型バランスファンド

僕のアセットアロケーションのベースです。先進国株式の割合を増やしている僕のアセットアロケーションはどうだったでしょうか。

リバランスありならばリーマンショックによる景気後退時を除いて僕のアセットアロケーションが同等または勝っています。

先進国株式の割合を増やしたことでリスクも増やしているのですが、この試算からは十分許容できることが分かりました。

セゾンVGBF

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションから次の資産クラスが外れています。

  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

この試算結果には個人的にとっても興味があります。

リバランスありならばリーマンショックによる景気後退時を除いて僕のアセットアロケーションが同等または勝っています。リバランスなしだと負けている期間もあります。

SBI資産設計オープン(愛称スゴ6)

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションから次の資産クラスが外れています。

  • 新興国株式
  • 新興国債券

リバランスありならばリーマンショックによる景気後退時を除いて僕のアセットアロケーションが同等または勝っています。リバランスなしだと負けている期間もありますがわずかです。

新興国株式、新興国債券は敬遠しなくて良いという結果です。

世界経済インデックスファンド

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションから次の資産クラスが外れています。

  • 国内REIT
  • 先進国REIT

このアセットアロケーションは優秀です。リーマンショックによる景気後退時の落ち込みが少ないですね。でもチャイナショック後は僕のアセットアロケーションが勝っています。

これは万能なアセットアロケーションなど存在しないことの証明なのでしょうか。

SMTインデックスバランス・オープン

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションに加えて次の資産があります。

  • 新興国REIT

このアセットアロケーションも優秀ですね。チャイナショック以前は常時僕のアセットアロケーションに勝っています。

Funds-i 海外5資産バランス

8資産均等型をベースにした僕のアセットアロケーションから次の資産クラスが外れています。

  • 国内株式
  • 国内債券
  • 国内REIT

アセットアロケーションの円グラフから受ける印象とはまるっきり違って優秀です。これは驚きです。でもこのアセットアロケーションは好きになれないです。

先進国株式のみ

先進国株式のみならどうだったか試してみました。

暴落に弱いですね。リーマンショックの景気後退による落ち込みから回復できた後チャイナショックでまた下げています。先進国株式のみは僕向きではないですね。

僕のアセットアロケーションから国内債券を外したら

僕のアセットアロケーションは8資産均等型バランスファンドをベースにしているので、国内債券があります。現在日本はマイナス金利なので、国内債券を投資信託で保有するのは得策ではないと言われます。

もし僕のアセットアロケーションから国内債券を外したらどうなっていたか試してみました。

国内債券を外した分、先進国株式以外の比率をわずかですが増やしています。

次のグラフ、ベンチマークは僕のアセットアロケーションです。

2013年までは僕のアセットアロケーションが同等か勝っています。それ以降はリバランスありなら国内債券なしが勝っています。でも差はわずかなので、マイナス金利政策を嫌って国内債券を含むバランスファンドを避けるほどではないと思いました。ただし、将来マイナス金利政策を終えた時にどう思うかは分かりません。

リバランスありとなしの差が示すこと

僕のアセットアロケーションの場合、12年間リバランスしないでいると、リバランスした場合に比べて明らかにリターンが劣化することが分かりました。リバランスするとリターンが改善されるのはおそらく「リバランスボーナス」の累積による効果だと思います。

数週間前に「リバランスボーナス」という表現を目にしました。それは個人事業主でボーナスなんてもらえない身分の僕の琴線に触れる言葉でした。そして...

僕のアセットアロケーションは次の3つの銘柄から構成されています。

  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • EXE-i 先進国株式ファンド

そのため、先進国株式の比率が目標の30%をキープするよう調整するだけで済みます。それ以外の7資産はバランスファンドが常時均等にしてくれます。

おそらく僕のアセットアロケーションではリスクを増やしすぎないためのリバランスをすれば良く、リバランスがリターンに与える影響については考えなくて良いように思えます。

5年間ぐらいかけて積み立てると結果は大きく変わるかも

先進国株式のみだと暴落に弱いと書きましたが、暴落している期間も積み立てる場合は暴落からの回復期に大きく改善すると思われます。この記事では良好な結果が得られていても、ちょっと条件を変えると残念な結果になるかも知れません。

でもきっと万能なアセットアロケーションなど存在しないので、あまり極端なことをしなければいいのではないでしょうか。

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