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インデックス投資

バランスファンドは株価下落時に強みを発揮できたのか確認しました

投稿日:2018年3月2日 更新日:

次は著名な投信ブロガーである水瀬ケンイチ様の著書「お金は寝かせて増やしなさい」からの引用です。

株式クラスと債券クラスという値動きが違うアセットクラスを組み合わせることによって分散効果が働き、あまり期待リターンを下げずにリスクを効果的に下げることができます。

引用:お金は寝かせて増やしなさい 93ページ

これは正しいと思いますが、このことから次のように期待する人がいると思います。

「債券クラスを組み込んだバランスファンドは株価下落時(暴落時)に、先進国株式だけに投資するファンドよりも下落率が小さくてすむに違いない。」

本当でしょうか。大したことはないものの近年なかった規模の株価下落を経験した、2018年2月1日から23日までの実績データを比較してみました。

比較対象インデックスファンド

先進国株式クラスと国内株式クラスを1本ずつ選び、他は代表的なバランスファンドを選びました。僕が最近手を切った著名なファンドも入っています。おまけで楽天全米株式も追加しました。

  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 国内株式インデックス(TOPIX)
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
  • iFree 8資産バランス
  • セゾンVGBF
  • 世界経済インデックスファンド
  • SBI資産設計オープン(資産成長型)
  • 楽天全米株式

それなりの効果はあります

株価下落が始まる直前の2018年2月1日の基準価額からの騰落率の変化をプロットしました。2月1日からどれだけ変化したかを示すグラフです。

株価下落が始まる直前の2018年2月1日の基準価額からの騰落率の変化をプロット

下落率が5%で踏みとどまっているグループがバランスファンドです。そのグループで1本だけ独自の動きをしているのはセゾンVGBFです。さすがアクティブファンドだけのことはあります、なんて無責任なことは言いませんが、他のバランスファンドとは少し違う動きですね。

バランスファンドのグループの下にある3本のラインは、明るい赤がeMAXIS Slim 先進国株式、暗い赤が楽天全米株式、緑がeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)です。

評価

登場したバランスファンドはそれなりに投資先が異なります。

にも関わらず今回の株価下落時の動きは良く似ています。セゾンVGBFを除けば見事なほど同じ動きをしています。これにはびっくりです。

バランスファンドのグループが下落率5%で踏みとどまり、先進国株式のみ、国内株式のみ、全米株式のみに投資するインデックスファンドよりも数ポイント下落率が低い(小さい)のは評価できます。

「5%も下落するのではバランスファンドに効果があるとは言えない」そう思う人もいることでしょう。でも今回のような株価下落時に基準価額が下がらずそれでいて年率数%のリターンが期待できるインデックスファンドはありません。

次はモヒカン先生ことkenz様のブログ記事です。

リターンは控えめだけどリスクも控えめなバランスファンドを選択するのも良し、どうせ下落するならハイリスク・ハイリターンな(何かの)株式のみを選択するのも良いでしょう。自分が選択するインデックスファンドの特色、メリット、デメリットを良く理解した上で自己責任で投資すればいいと思います。

無リスク資産を確保しましょう

「3割、4割は当たり前」このフレーズにピンと来る人は年齢が高いと思います。昔、大手家電量販店のCMで使われていました。インデックスファンドの基準価額は大きな景気後退があると3割、4割は下がって当たり前です。リーマンショック級なら半分になると思っていいです。その場合、バランスファンドであっても十分なショックを体感できるだけ下がります。先進国株式のみとか米国株式のみとかへに投資するインデックスファンドと比べて下落率が何割か少ないに過ぎません。

僕は、自分のリスク許容度に応じて投資するインデックスファンドを選択するのは大切だと思います。でももっと重要なのは無リスク資産とリスク資産の割合だと思っています。我が家の場合は無リスク資産とリスク資産の割合を1:1にすることを目標にしています。

 

 

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