2018年2月の株価下落により総口数がどう変化したか調べました(1)

2018年2月の株価下落時にも継続して積み立てできたでしょうか。バーゲンセールと見なして追加購入する人もいれば、慌てて売却してしまった残念な人もいることでしょう。

次の記事で総口数について調べました。

特定のインデックスファンドの人気は、そのファンドへの資金流入(購入)額と資金流出(売却)額が分かればとてもリアルな実情が把握できると思います...

今回は2018年2月の1ヶ月間の動きを見ます。都合上記事を2回に分けます。

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対象インデックスファンド

今回登場頂くのは次の8本です。

  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • たわらノーロード先進国株式
  • iFree 外国株式インデックス
  • ニッセイ外国株式インデックス
  • eMAXIS Slim新興国株式インデックス
  • 楽天・全世界株式インデックス
  • 楽天・全米株式インデックス
  • 楽天・新興国株式インデックス

Fund of the Year 2017に上位入賞した人気インデックスファンドも含まれています。

全体

次のグラフは株価下落が始まる直前の2月1日を基準にして、その時点の総口数からの増減をプロットしたものです。縦軸は割合ではなくてグラフの左端を0とした総口数の増減であることにも注意して下さい。また、非営業日はデータがありませんが、横軸上には非営業日も存在しています。

ラインを上から見ていきます。

  • 赤はeMAXIS Slim 先進国株式です。順調に総口数を伸ばしています。株価下落の影響を感じません。
  • 濃い黄色は楽天全世界株式です。これも順調に総口数を伸ばしています。株価下落の影響を感じません。
  • 濃い水色は楽天全米株式です。2月8日に少し落ち込んでいますが、その後復活していますね。
  • 濃い緑はニッセイ外国株式です。総口数が圧倒的に多いだけあって変化量も大きいです。2月8日と14日に減らしていますが全体的には高い増加率を維持しています。流石です。
  • 紫はeMAXIS Slim 新興国株式です。増加ペースは上記インデックスファンドよりも低いですが、減らした量もわずかです。
  • ピンクはたわら先進国株式です。他と違って2月当初から伸び悩んでいます。月の後半からは増加に転じています。
  • 残りの2本は楽天新興国株式とiFree 外国株式です。この縦軸のスケールだと変化を認識しづらいですね。iFree 外国株式はずっと伸び悩んでいるままで目立った売却もなしと言ったところでしょうか。楽天新興国株式は分析したことがなかったのですが、多分人気を獲得できていないのだと思います。

ここからは気になるインデックスファンドを個別に見ていきます。

eMAXIS Slim 先進国株式

次は2月の総口数の変化です。

株価下落などなかったかのように総口数を増やしています。次は設定来の総口数の変化です。

驚異的な信託報酬の引き下げ発表後の勢いを維持できていますね。あの程度の株価下落など関係なし、でしょうか。

ニッセイ外国株式

ニッセイ外国株式は総口数が大きいため短期間の変化を見るには縦軸をいじる必要があります。次は2月の総口数の変化ですが、縦軸が510億から始まっていることに注意して下さい。

売却組がいたことは確かですが大した影響ではないですね。

次はeMAXIS Slim 先進国株式の上記グラフと同一期間の総口数の変化です。縦軸はいじっていません。

先進国株式系インデックスファンドの中では圧倒的な総口数を誇るニッセイ外国株式にとって、今回の株価下落の影響など取るに足りないものに見えます。

たわら先進国株式

前半は元気がないです。どうしたんでしょう。

次は2017年12月1日からの総口数の変化です。何故か1月下旬から増加率が減っていますね。

eMAXIS Slim先進国株式が信託報酬率を驚異の税込み0.11826%に引き下げると発表した影響かも知れません。そうだとした場合、ニッセイ外国株式が影響を受けたように見えず、たわら先進国株式がそう見えるのはどうしてでしょう?

iFree 外国株式、楽天新興国株式

せっかく登場して頂いたので、縦軸のスケールを合わせて変化が良く分かるようにしました。

iFree 外国株式は総口数が伸び悩んでいるところで下落したものの月の後半からは持ち直しています。どうしてそうなるのかは個々の受益者に聞いてみないと分からないです。

楽天新興国株式は、下落はあったもののすぐに持ち直しています。

結論

株価下落の影響を受けたかどうかは個々のインデックスファンドによりますね。そのインデックスファンドと受益者の事情により、受益者がどのような行動を取るかが決まるのは当然でしょう。

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