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インデックス投資

毎営業日積み立ての効果を検証しました(後編):それなりの差があります

投稿日:2018年3月14日 更新日:

これは次の記事の続きです。

後編ではポピュラーなインデックスファンドの実績データを使って、毎月積み立てと毎営業日積み立てのどちらが有利なのか検証します。なおシミュレーション方法については前編をご覧下さい。

共通事項

  • シミュレーションの終了日はみな2018年2月28日です。
  • 5年以上の運用実績があるインデックスファンドを選び、開始日は2013年3月1日としました。
  • また古くから運用していることに敬意を表して設定日の次の月初営業日からのものもあります。
  • 青のラインがプラス側にある場合、毎月積み立てが有利です。

eMAXIS 先進国株式インデックス

MSCIコクサイをベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。毎月積み立てが有利です。

eMAXIS 先進国株式インデックス

設定日の翌月からです。毎月積み立てが有利です。

設定日の翌月から

eMAXIS TOPIXインデックス

東証株価指数(TOPIX)をベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。毎月積み立てが有利です。

eMAXIS TOPIXインデックス

設定日の翌月からです。過去のある期間を除けば毎月積み立てが有利です。

設定日の翌月から

eMAXIS 日経225インデックス

日経平均株価(日経225)をベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。毎月積み立てが有利です。

eMAXIS 日経225インデックス

設定日の翌月からです。過去のある期間を除けば毎月積み立てが有利です。

設定日の翌月から

eMAXIS 新興国株式インデックス

MSCI エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。過去のある期間を除けば毎月積み立てが有利です。

eMAXIS 新興国株式インデックス

設定日の翌月からです。毎月積み立てが有利と言っていいでしょう。

設定日の翌月から

eMAXIS 先進国債券インデックス

シティ世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。毎月積み立てが有利です。

eMAXIS 先進国債券インデックス

設定日の翌月からです。過去のある期間を除けば毎月積み立てが有利です。

設定日の翌月から

eMAXIS 新興国債券インデックス

JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイドをベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。毎月積み立てが有利でしたが近年はどちらとも言えないです。

eMAXIS 新興国債券インデックス

設定日の翌月からです。過去のある期間を除けば毎月積み立てが有利です。

設定日の翌月から

eMAXIS バランス(8資産均等型)

8資産均等型バランスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。毎月積み立てが有利です。

eMAXIS バランス(8資産均等型)

設定日の翌月からです。過去のある期間を除けば毎月積み立てが有利です。

設定日の翌月から

SMT J-REITインデックス・オープン

東証REIT指数をベンチマークとするインデックスファンドを代表してもらいました。

過去5年間です。当初は毎月積み立てが有利でしたが、その後逆転します。後半は毎営業日積み立てが有利です。

SMT J-REITインデックス・オープン

SMT J-REITインデックス・オープンはリーマンショックの前から運用されています。設定日の翌月からだと様相が一変します。

設定日の翌月から

毎営業日積み立ての方が圧倒的に有利です。基準価額の変化を見ましょう。クリックして拡大版を眺めて下さい。

基準価額の変化

やはり右肩上がりなら毎月積み立て、下降局面、停滞期は毎営業日積み立てが有利だと言えます。

セゾンVGBF

過去5年間です。毎月積み立てが有利です。

セゾンVGBF

セゾンVGBFはリーマンショックの前から運用されています。設定日の翌月からだと様相が一変します。

設定日の翌月から

リーマンショックの下降局面では毎営業日積み立ての方が有利であることが分かります。

結論:それなりの差があります

毎月積み立てと毎営業日積み立てではそれなりの差があります。信託報酬の0.1%の違いを大きいと思う人には十分大きな差です。そして基準価額がおおむね右肩上がりで増えている時は毎月積み立てが有利です。逆に下降局面、停滞期は毎営業日積み立てが有利です。

ネットで調べると「どちらでも大差はないが、毎営業日積み立ての方がわずかながら良い」という理解をしている人は少なくないと思われますが、これは間違っています。何も考えずに毎営業日積み立てを選択した場合、損する可能性が高いです。

僕は現在は毎月積み立てを選んでおいて、リーマンショックのような景気後退時で基準価額が上がらない期間は毎営業日積み立てに切り替えるのが良いと思います。

またSMT J-REITインデックス・オープンは5年前からでも毎営業日積み立ての方が有利でした。これについては別記事で詳しく調べようと思います。

調べました。

楽天証券も毎営業日積み立てに対応して欲しいぞ

こう思ったのは初めてです。僕はインデックス投資は楽天証券でしか行っていないので(昔SBI証券も使っていましたが楽天証券に移管してしまいました)、残念ながら(特定口座では)毎営業日積み立てができません。

今はいいのですが、景気後退時には毎営業日積み立てが有利だと分かったので、是非楽天証券にも対応して欲しいです。(つみたてNISAでは毎日積み立てができますので、その気になればすぐ対応可能でしょう。)

 

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