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インデックス投資

毎営業日積み立ての効果を検証しました(補習編)

投稿日:2018年3月15日 更新日:

次の記事でSMT J-REITインデックス・オープンは過去5年間で見ても毎営業日積み立ての方が毎月積み立てよりも有利という結果でした。

検証した他のインデックスファンドと逆の結果だったのは何故なのか、あらためて確認します。

SMT J-REITインデックス・オープン

東証REIT指数をベンチマークとするインデックスファンドの代表として選んだのですが、過去5年間のシミュレーション結果はこうです。当初は毎月積み立てが有利でしたが、2015年後半から毎営業日積み立てが有利です。

SMT J-REITインデックス・オープン

eMAXIS 国内リートインデックス

同じ東証REIT指数をベンチマークとするeMAXIS 国内リートインデックスも確認します。予想通り全く同じ結果です。

eMAXIS 国内リートインデックス

同じ結果になると思ったのは、毎月積み立てと毎営業日積み立てのどちらが有利かを決めるのは基準価額の変化の仕方であり、2つの商品に細かいズレはあったとしても全体としては同じ動きをするからです。

東証REIT指数の動き

次はeMAXIS 国内リートインデックスの過去5年間の基準価額の変化です。

eMAXIS 国内リートインデックスの過去5年間の基準価額の変化

傾向を青のラインで示しました。下降局面が多い印象です。同時期の他の資産はどうだったのかeMAXIS バランス(8資産均等型)の基準価額の変化で見ます。

eMAXIS バランス(8資産均等型)の基準価額の変化

僕も初めて認識したのですが、東証REIT指数はけっこう独特な動きをしていたのですね。

期間を限定してみる

では5年前から初めて最初のピークあたりまでの期間ならどうか見ます。基準価額の変化はこうです。

5年前から初めて最初のピークあたりまでの期間

なんとか毎月積み立てが有利と言えます。差が小さいので毎営業日積み立てにしても結果はその程度しか変わらないのですが。

毎月積み立てと毎営業日積み立ての比較

同一期間のeMAXIS 先進国株式インデックスの基準価額の動きはこうです。上げ下げはありますが右肩上がりです。

同一期間のeMAXIS 先進国株式インデックスの基準価額の動き

こういう動きなら毎月積み立ての圧勝です。1.5%ポイント程度の差を生んでいます。

毎月積み立ての圧勝

ただし毎月積み立てが有利と言ってもその差は投資する資産クラスとその動向、積み立て期間で変わります。興味のある方は後編のグラフを眺めて下さい。

結論:右肩上がりなら毎月積み立てが有利です

結論は前編、後編と変わりませんが、資産によっては独自の動きをするものがあるので注意が必要です。

基準価額の未来は予見できませんが、現在の景気動向は分かります。総じて右肩上がりの成長が期待できるなら毎月積み立てが有利です。景気後退時は逆に毎営業日積み立てが有利です。

ただ、東証REIT指数は他の資産と異なり、世界経済が順調で右肩上がりの成長をしている時に逆の動きをしていました。そのため細かいことを言えば、自分が購入するインデックスファンドの基準価額の動きから判断するのがいいと思います。が、右肩下がりのインデックスファンドの積み立てを継続するのは賢明ではありません。

  • 右肩上がりの成長が期待できるなら毎月積み立てが有利。
  • 現在景気後退時で下降局面または停滞期なら毎営業日積み立てが有利。
  • 細かいことを言えば購入するインデックスファンドの基準価額の動きで選択するのが良い。

 

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