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インデックス投資

ローコスト米国株式インデックスファンドの人気を検証しました

投稿日:2018年3月23日 更新日:

これは次の記事の続きです。

今回は米国株式に投資するローコストインデックスファンドの人気を比較しました。登場頂くのは前回と同じ次の4本です。

商品名 信託報酬(税込み) トータルコスト(税込み)
楽天全米株式インデックス 0.1296% 0.1696%
iFree S&P500インデックス 0.243% 不明
iFree NYダウインデックス 0.243% 0.329%
たわらノーロードNYダウ 0.243% 不明

以下、分析に使った基準価額のデータはモーニングスターから、純資産総額のデータはYahooファイナンスから取得しました。分析対象期間は設定日から2018年3月16日です。

純資産総額の変化をそのまま比較

次は純資産総額をそのままプロットしたものです。

純資産総額をそのままプロット

  • 楽天全米株式以外は設定日時点で純資産総額が数億円あります。それらは運用会社の初期投資です。
  • 紫のたわらNYダウが低調です。
  • 赤の楽天全米株式の増加率は他を圧倒しています。

総口数の変化をそのまま比較

純資産総額は基準価額の変動の影響を受けます。総口数は受けません。次は総口数をそのままプロットしたものです。

総口数をそのままプロット

  • 基準価額の影響を受けないのでより受益者の行動が分かります。
  • 紫のたわらNYダウの低調ぶりが目立ちます。

総口数の変化を設定日を同じにして比較

次は設定日を同じにしてそこからの総口数の変化をプロットしたものです。グラフの変化は同じ時期に起きたものではないことに注意して下さい。

設定日を同じにしてそこからの総口数の変化をプロット

ラインを上から順に見ていきます。

  • 赤の楽天全米株式は順調に総口数を増やしています。そのペースは他を圧倒しています。
  • 緑のiFree S&P500はそれなりの人気を獲得していたと思われます。
  • 青のiFree NYダウは数ヶ月低迷した後急に増え始めました。
  • NYダウの人気のなさが分かりますね。

楽天全米株式の設定日を基準にして比較

次は楽天全米株式の設定日を基準にしてその時点の総口数からの増減をプロットしたものです。楽天全米株式以外は楽天全米株式の設定日の総口数分だけ引き下げたグラフになります。右端は3月16日です。(縦軸は割合ではなくてグラフの左端を0とした総口数の増減であることにも注意して下さい。)

楽天全米株式の設定日を基準にしてその時点の総口数からの増減をプロット

時間軸は同じなので、同じ時期の総口数の変化を比べることができます。

  • 楽天全米株式の増加率は圧倒的です。人気の高さが分かります。
  • iFree S&P500の増加率は一般的でしょうか。頭打ちではないですね。
  • iFree NYダウは12月から増加率が上がっていますね。
  • たわらNYダウは地をはっています。登場以来一度も人気を獲得できずに終わるかも知れません。

検証結果について

これはあくまで僕個人の感想です。

楽天全米株式

Fund of the Year 2017で3位に入っただけのことはありますね。比較した4本の中では圧倒的な人気を獲得しています。4本の中では最後発でありながら純資産総額はすでに他を抜いて1位です。

楽天全米株式はVTIを買うだけのインデックスファンドです。VTIの人気の高さ、信託報酬の低さがS&P500、NYダウを投資先にするインデックスファンドとの差になったのでしょうか。

でも現状ではiFree S&P500の方がリターンは高いです。今後も楽天全米株式がこのペースを維持できるかとても興味があります。

iFree S&P500

S&P500は人気のある投資先で、iFree S&P500は今後もある程度の人気は維持すると思います。

パフォーマンスだけ見ればNYダウ系インデックスファンドの方が高いのですが、人気はS&P500の方が高いでしょうか。全米株式系インデックスファンドを選ぶ人はリターンだけで投資先を選ばない、のかも知れません。

これからどう推移していくか、僕はそれらに投資しないものの、とても興味があります。

iFree NYダウ、たわらNYダウ

iFree NYダウは設定日が2016年9月8日です。NYダウは決して人気がないわけではありません。総口数の増加率はそのインデックスファンドの登場時期も勘案して比べてあげるべきだと思います。iFree NYダウとiFree S&P500の直近の総口数の変化を見る限りは、人気に大きな差はないものの、iFree NYダウは少し劣るように思います。

たわらNYダウは2017年3月21日に設定されました。先輩に遅れること半年です。信託報酬を先輩と同率の税込み0.243%にしたことが嫌われたのかどうかは分かりませんが、人気のなさは明白です。

NYダウに投資するならiFree NYダウがいいと思います。その理由です。

  • たわらNYダウは人気を獲得できておらず、選択する理由がありません。iFree NYダウよりいい点がないのです。
  • リターンを分析した結果、トータルコストはたわらNYダウの方が高いと思われます。

純資産総額(総口数)が伸びないファンドへの投資は損するリスクを増やします。ブランドイメージだけで選択してはいけません。

 

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