僕は加給年金がもらえるはずなので繰り下げ受給しないつもりです

我が家の年金見込み額を次の記事で公開しています。

ねんきん定期便の中身、確認していますか。めんどくさい?どうせもらえる年金額が少ないのは分かっているから見ない?気持ちは分かりますが、それでは...

僕の年金見込額は任意加入後で年額798,096円です。これを繰り下げ受給すると1ヶ月あたり0.7%受給額が増えることはみなさん良く目にすると思います。人はすぐ損得で判断しようとしますが、繰り下げ受給が損か得かという議論は人それぞれ条件が異なるため統一された答えがありません。

僕は3年繰り下げて68歳から受給しようかと考えていたのですが、「加給年金」の存在を知ったことから考えが変わりました。

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加給年金とは

僕の妻は次の条件を満たすため、妻が65歳になるまで年額389,800円が僕の年金に加算されます。

  • 僕は20年以上厚生年金に加入していました。
  • 妻が厚生年金に加入していた期間は20年未満です。
  • 妻は僕より若いです。
  • 妻の年収の見込み額は850万未満です。

これは加給年金の条件を我が家にあてはめたものです。加給年金の詳細については次の記事が参考になります。

厚生年金に20年(原則)加入した場合、3つの条件を満たせば「加給年金」という家族手当を受け取ることができます。「加給年金」とは、一定の配偶者と子供がいることで支給されます。従って、「家族手当」のようなものです。加給年金の額は加入期間が19年か20年かで大違い。20年の壁はぜひ越えておきましょう。

繰り下げ期間は加給年金がもらえません

年金の受給を3年繰り下げると、年金の受給額が36ヶ月×0.7%=25.2%増えます。ところが繰り下げている期間は加給年金がもらえず、加給年金は増えもしません。そのため、389,800円×3年=1,169,400円がもらえずじまいとなります。

僕の年金見込額は年額1,927,296円なので、繰り下げ受給すると次のように増額されます。

繰り下げ受給すると増額される表

仮に僕が70歳までは加給年金がもらえるとして、65歳から受給した場合と3年繰り下げ受給した場合を比べると驚きの結果となりました。次の表の金額は年金の累計受給額です。3年繰り下げて得をするのは82歳を超えてからです。

65歳から受給した場合と3年繰り下げ受給した場合の比較

繰り下げない場合は加給年金が6年間もらえますが、3年繰り下げると3年間しかもらえません。そして繰り下げている3年間は年金の支給額も当然ゼロなので、年金の増額率25.2%ではその差を埋めるのに14年ほどかかります。

3年繰り下げると、79歳以上長生きしないと累計受給額で損すると言われますが、加給年金をもらえる場合は加給年金3年分をもらえないのを補うのにさらに2年以上かかります。自分が何歳まで生きるかは分かりませんが、この試算結果から僕は繰り下げ受給しないつもりです。

制度が複雑すぎます

加給年金は制度が複雑すぎます。僕はもらえると思いますが、本当にそうかどうかは65歳になって申請するまで分かりません。また、年金の繰り下げ受給がからむので、繰り下げるかどうかの判断材料として加給年金の受給対象かどうかを知りたい人もいると思います。できればねんきん定期便などで分かるようにして欲しいですね。

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