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投信ブロガー受けが良い全世界株式インデックスを3地域均等型と比較しました

投稿日:2018年4月4日 更新日:

三菱UFJ国際投信が4月3日(昨日)から販売を開始した「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」には賛否両論あります。時価総額比を好む投信ブロガーは、三菱UFJ国際投信の設定の予定なしという回答を聞いて(ブロガーミーティングで明言されました)がっかりしたことでしょう。

では時価総額比で日本を含む全世界株式を作ったらどういう特性になるのか、過去のデータを使って計算してみました。

比較方法

次の3本のインデックスファンドの実績データを用い、毎営業日リバランスした結果を日本を含む全世界株式の基準価額データとして生成しました。

  • eMAXIS 先進国株式インデックス、80%
  • eMAXIS TOPIXインデックス、10%
  • eMAXIS 新興国株式インデックス、10%

比較対象は次の記事で生成した3地域均等型です。

7年間のリターン

7年間のリターン

赤のラインが全世界株式、緑のラインが3地域均等型、青のラインがリターンの差です。過去7年間だと全世界株式の圧勝です。

7年間のリスク

7年間のリスク

青のラインがプラス側にあれば3地域均等型の方がリスクが低いということです。全世界株式の方がリスクは高めです。

7年間のシャープレシオ

7年間のシャープレシオ

青のラインがマイナス側にあれば3地域均等型の方がシャープレシオが高い(優れている)ということです。シャープレシオは3地域均等型の方がおおむね良いです。

リスク、シャープレシオの様子は分かりました。ここからはリターンを異なる期間で見ます。

6年間のリターン

6年間のリターン

全世界株式の圧勝です。

5年間のリターン

5年間のリターン

全世界株式の勝ちです。

4年間のリターン

4年間のリターン

互角です。

3年間のリターン

3年間のリターン

全世界株式が優勢ですが、大差はないです。

2年間のリターン

2年間のリターン

3地域均等型の勝ちです。

1年間のリターン

1年間のリターン

3地域均等型の勝ちです。

結論:出せば売れると思います

競争社会なのでニッセイアセットマネジメントなどが出せば対抗のために三菱UFJ国際投信も出すかも知れません。出せばきっと売れるでしょう。理屈ではなくて好き嫌いが大きく作用すると思います。でもごく普通の、一般の顧客には3地域均等型が受け入れられるかも知れません。3地域均等型が売れるかどうかは神様にしか分かりません。でも時間が経過すれば、僕らにも分かります。雑誌の販売数量などと違って偽装できないデータである純資産総額が公表されるからです。今後が楽しみです。

僕は3地域均等型の比率だけ変えて、先進国株式80%、残りを日本株と新興国株で分けた全世界株式を出したのでいいと思います。そのアプローチを批判する顧客は無視しましょう。他社に追随して2番手で出すよりはイメージも良いし、やっちゃたもん勝ちでしょう。先に出しちゃって、後から出しても信託報酬を下げる餌食にされるだけと他社に思わせるのはどうでしょう。

 

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