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eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の人気を確認しました(1)

投稿日:2018年4月24日 更新日:

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が設定されてから1ヶ月が経過しました。順調に人気を獲得できているのか、そうでもないのか総口数の変化を調べることで確認しました。

何と較べればいいのか?

人気のありなしは売れているか売れていないかと同意です。まだ設定後1ヶ月の、スタートしたばかりのインデックスファンドが売れているかどうかを判断するのに、何と較べるのが適切でしょうか。もし、同じ資産クラスに投資するインデックスファンドがほぼ同じ時期に設定されたのであれば、設定日からの総口数の増加率を較べればいいでしょう。でもそれに該当するものはないので、次の条件を満たすものから僕の好みで選びました。

  • 投信ブログで良く話題にされる。
  • 設定日が2017年以降。
  • 明らかに不人気で残念なインデックスファンドではない。

また比較期間はスリム全世界株式(除く日本)の設定日から1ヶ月としました。

比較対象

次のインデックスファンドに登場して頂きました。

  • 野村つみたて外国株投信
  • 楽天全世界株式
  • iFree S&P500インデックス
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

なおiFree S&P500に運営側が行った5億円の初期投資分は除いてありますが、スリム全世界株式(除く日本)の初期投資と思われる1,000万円は除いていません。

総口数の変化を設定日を同じにして比較

次は設定日を同じにしてそこからの総口数の変化をプロットしたものです。グラフの変化は同じ時期に起きたものではないことに注意して下さい。

総口数の変化を設定日を同じにして比較

ラインを上から順に見ていきます。

  • 紫のiFree S&P500は設定直後から人気を獲得できていました。青の楽天全世界株式を上回るペースで総口数を増やしていたことが分かります。この2本が設定後1ヶ月の人気獲得では群を抜いています。
  • 赤のスリム全世界株式(除く日本)は設定後1ヶ月で3億口を超えているのでそれなりの人気を獲得できています。
  • 薄い緑はスリム先進国株式です。設定直後の人気は決して高くはなかったのです。
  • オレンジのスリム国内株式(日経平均)はスリム全世界株式(除く日本)よりも人気がないですね。
  • 濃い緑の野村つみたて外国株投信は相対的に不人気だったと分かります。

スリム全世界株式(除く日本)の設定日を基準にして比較

次はスリム全世界株式(除く日本)の設定日を基準にしてその時点の総口数からの増減をプロットしたものです。スリム全世界株式(除く日本)以外はその設定日の総口数分だけ引き下げたグラフになります。右端は4月20日です。(縦軸は割合ではなくてグラフの左端を0とした総口数の増減であることにも注意して下さい。)

スリム全世界株式(除く日本)の設定日を基準にしてその時点の総口数からの増減をプロットしたもの

ラインを上から順に見ていきます。

  • 薄い緑のスリム先進国株式は絶好調です。
  • 青の楽天全世界株式はスリム先進国株式には負けていますが高いペースで総口数を伸ばしています。
  • iFree S&P500は上記2本からは見劣りしますが十分人気があると言えます。
  • 濃い緑の野村つみたて外国株投信も十分人気があると言えます。
  • 赤のスリム全世界株式(除く日本)は野村つみたて外国株投信に負けています。
  • オレンジのスリム国内株式(日経平均)は株価下落で売却組が出たのでしょうか。総口数を下げてしまっていますね。

野村つみたて外国株投信 vs スリム全世界株式(除く日本)

次はこの2本の総口数の変化だけをプロットしたものです。

野村つみたて外国株投信 vs スリム全世界株式(除く日本)

野村つみたて外国株投信はスリム全世界株式(除く日本)と同じMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークにしています。

  • 傾向としてはこの2本は同じようなペースで総口数を増やしています。
  • 野村つみたて外国株投信は積み立てでしか購入できないのですが、不自然にも思える階段状になっています。
  • 信託報酬は野村つみたて外国株投信が税抜0.19%に対してスリム全世界株式(除く日本)は税抜0.142%なのですが、総口数の変化からはスリム全世界株式(除く日本)の登場が野村つみたて外国株投信に何かの影響を与えたようには見えません。良く同じアセットクラスに投資するよりローコストなインデックスファンドが登場するとそれが既存のインデックスファンドに死刑宣告するような印象の記述(予想)を目にしますが、そんなことは(まだ)起きていません。

結論:eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は健闘しています

人気を獲得できない残念なインデックスファンドだと総口数は明らかに低迷します。伸びません。スリム全世界株式(除く日本)はそれなりに伸びています。

ここで残念なインデックスファンド2本に登場して頂きます。次の記事で「もうダメでしょう」と書いたものです。

i-SMT グローバル株式とSmart-i 先進国株式インデックスです。

人気のないインデックスファンド

グラフの左側が空いているのは、i-SMT グローバル株式が設定後長らくほぼ0だったからです。スリム全世界株式(除く日本)が浮いているのは運営側の初期投資1,000万円によるものです。

スリム先進国株式のようには行かないことは分かっているはず

三菱UFJ国際投信はスリム全世界株式(除く日本)が現在のスリム先進国株式のように圧倒的な人気を獲得できないのはeMAXISシリーズの実績から分かっているはずです。それでもラインアップに加えたのにはそれなりの理由があるからでしょう。eMAXISシリーズにあるファンドをスリムシリーズに展開するかしないかの判断は簡単ではないと想像できます。

僕は設定後1ヶ月はまずまずだったと思います。今後もこのペースで総口数を伸ばせるか、とても関心があります。(僕は現在のペースを維持できると思っています。)

この記事の続きがこちらにあります。

 

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