ローコスト新興国株式インデックスの人気を検証しました

ローコスト新興国株式インデックスファンドの人気を、総口数の変化をグラフにすることで検証しました。スリム新興国株式の圧勝でした。

広告
広告

比較方法

純資産総額は基準価格の影響を受けますが、総口数は受けません。そのためインデックスファンドの人気を見る場合は純資産総額ではなくて総口数を比較する方がいいです。総口数は純資産総額を基準価格で割ることで求まります。

基準価格と純資産総額の日次データはYahooファイナンスから取得しました。

比較対象

次の9本に登場して頂きました。

  • EXE-i つみたて新興国株式
  • Smart-i 新興国株式
  • i-SMT 新興国株式
  • 楽天新興国株式
  • eMAXIS Slim新興国株式
  • ニッセイ新興国株式
  • たわら新興国株式
  • iシェアーズ新興国株式
  • 三井住友・DC新興国株式

この中では三井住友・DC新興国株式の設定日が最も古くて2011年4月18日ですが、長らく低迷していたので次に設定日が古いiシェアーズ新興国株式の2013年9月3日を比較開始日にしました。

総口数の変化をそのままプロット

総口数の変化をそのままプロット

  • 急角度で立ち上がっているオレンジのラインはスリム新興国株式です。圧勝です。
  • 総口数が30億ぐらいの黄色のラインはたわら新興国株式です。
  • 黒のラインは三井住友・DC新興国株式です。長い年数低迷していましたが2016年から増え始めました。
  • ピンクのラインはiシェアーズ新興国株式です。後発のライバルに抜かれそうです。
  • 青のラインのi-SMT新興国株式はほぼ見えません。これはダメですね。
  • 緑のラインのSmart-i新興国株式は全く見えません。完全に終わっています。
  • 残りの3本は似たような立ち上がりです。

設定日を同じにして比較

設定日をスリム新興国株式に合わせてプロットしました。なお問題児2本は除きました。

次の記事でMSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークにしている新興国株式インデックスファンドのリターンを確認しました。(こ...

スリム新興国株式をフルスケールでプロットすると他のインデックスファンドの変化が分かりにくくなるので縦を狭めています。急激に立ち上がっているのがスリム新興国株式で、それはグラフの右端で50億口を超えています。

設定日をスリム新興国株式に合わせてプロット

また、スリム新興国株式よりも後に設定されたものは開始位置を過去にずらしているので、グラフが途中で終わっています。

  • スリム新興国株式の立ち上がりは他を圧倒しています。それだけの人気を獲得したわけです。
  • 紫の楽天新興国株式は黄色のたわら先進国株式を上回る人気を獲得しています。
  • 赤のつみたて新興国株式と水色のニッセイ新興国株式はたわら新興国株式に近い立ち上がりですが、ニッセイ新興国株式は頭打ちの印象です。
  • 青のi-SMT新興国株式と緑のSmart-i新興国株式はもうダメでしょう。これだけ売れないと繰上償還のリスクが高まりますから投資は避けるべきです。

つみたて新興国株式の設定日以降を比較

次はつみたて新興国株式の設定日を開始点にして、そこから総口数がどれだけ増えたかをプロットしたものです。つみたて新興国株式以外はその設定日の総口数分だけ引き下げたグラフになります。右端は4月27日です。(縦軸は割合ではなくてグラフの左端を0とした総口数の増減であることにも注意して下さい。)また、スリム新興国株式は別格過ぎるので外しました。

つみたて新興国株式の設定日を開始点にしてそこから総口数がどれだけ増えたかプロット

  • 水色のたわら新興国株式は2月の株価下落時に売却組が出たためでしょう、大きく総口数を減らしていますね。でもその後復活しています。
  • 黄色のニッセイ新興国株式の伸びが悪くなっていることが良く分かります。ニッセイ外国株式のようには行かなかったのですね。
  • 青のi-SMT新興国株式と緑のSmart-i新興国株式は見ての通りです。

純資産総額にも注意を払いましょう

純資産総額が伸びないと固定費の負担面で不利なだけでなく、絶対に避けたい繰上償還のリスクが高まります。トータルコストも大事ですが、純資産総額が順調に伸びているか(=相応の人気を獲得できているか)も気にした方がいいです。

広告
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
    にほんブログ村

フォローする