先進国株式インデックスファンドの総口数の変化を確認しました

次の記事では先進国株式インデックスファンドで特に気になる3本の動向を確認しました。

インデックスファンドの人気を測るには総口数の変化を見るのが良いです。純資産総額は基準価額の影響を受けるので、その増減だけ見ると間違った印象を...

今回は他の先進国株式インデックスファンドにも目を向けてみます。

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比較対象インデックスファンド

MSCIコクサイをベンチマークにしている次の8本の先進国株式インデックスファンドに登場して頂きます。

  • ニッセイ外国株式
  • たわら先進国株式
  • eMAXIS Slim先進国株式
  • eMAXIS先進国株式
  • SMTグローバル株式
  • 外国株式インデックスe
  • iFree外国株式
  • Funds-i外国株式

設定日からの変化

次は総口数の設定日からの変化をプロットしたものです。

総口数の設定日からの変化

ラインを上から見ていきます。

  • オレンジはSMTグローバル株式です。設定されてからもう10年にもなるのですね。
  • 赤はキングオブ先進国株式のニッセイ外国株式です。2017年にSMTグローバル株式を抜いています。
  • 紫はeMAXIS先進国株式です。2016年に下落し始めています。SMTグローバル株式の下落開始時期と重なりますがどうしてだかは分かりません。
  • 緑はたわら先進国株式です。
  • 水色は外国株式インデックスeです。途中で頭打ちになりその後ゆるやかな減少に転じています。
  • ピンクはFunds-i 外国株式です。伸びきれず頭打ちになったようです。
  • 青はスリム先進国株式です。歴史の長い他のインデックスファンドから見れば若造です。
  • 黄色はiFree外国株式です。このグラフでは低迷しています。

直近4ヶ月の変化

次は前記グラフの直近4ヶ月を切り出したものです。

直近4ヶ月の変化

これだと変化が分かりにくいので、比較開始日の総口数を0に引き下げてそこからの変化を見ます。

比較開始日の総口数を0に引き下げてそこからの変化

赤のニッセイ外国株式は増加のペースに陰りが見られます。青のスリム先進国株式は直線的なペースで追い上げています。緑のたわら先進国株式は何とか増加ペースを維持しているように見えます。残りの5本は良く分かりません。

5本だけをプロット

変化が小さい5本だけをプロットしました。

変化が小さい5本だけをプロット

ラインを上から見ていきます。

  • 黄色のFunds-i 外国株式は謎の急増がありますが直近は頭打ちです。
  • 緑のSMTグローバル株式は一度減少していますがその後再度増加に転じています。
  • 紫のiFree外国株式は伸び率が低いままです。
  • 青の外国株式インデックスeははんとかこらえて現状維持です。
  • 赤のeMAXIS先進国株式は減少が続いています。

直近1ヶ月の変化

気になる3本の直近1ヶ月の変化を見ます。

気になる3本の直近1ヶ月の変化

  • 直近1ヶ月間の総口数の増加数は、青のスリム先進国株式の方が赤のニッセイ外国株式よりも多かったです。
  • 緑のたわら先進国株式はなんとか踏ん張っています。

結論:一言では表現できません

ニッセイ外国株式は伸び率が低下気味ですがまだまだキングオブ先進国株式です。たわら先進国株式は踏ん張っています。スリム先進国株式は順調に伸ばしています。他は伸びていてもそのペースは遅く、今後も大きな増加は期待できないと思います。

これら先進国株式インデックスファンドは同じMSCIコクサイをベンチマークにしているので、ローコストで運用に問題がない(トラッキングエラーを起こさない)商品を選択するべきです。であるにも関わらず受益者の大半はそうしていないと思われます。これはおどろきであると同時に、受益者(顧客)層の違いによる結果だろうと予想しています。

また僕自身、スリム先進国株式一択だと思うのに、確定拠出年金では選択肢にスリム先進国株式がないが故に(楽天証券です)たわら先進国株式を選んでいます。確定拠出年金特有の問題は、この不思議な結果の要因の1つかも知れません。

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