EXE-i 先進国株式のパフォーマンスがたわら先進国株式よりも良いとは意外でした

僕はSBI証券の確定拠出年金(iDeCo)でEXE-i 先進国株式に32ヶ月間計214万円を積み立てていましたが、インデックス投資の管理を楽天証券で完結させたくなり楽天証券に移管しました。

僕は現在、確定拠出年金をSBI証券で毎月67,000円積み立てています。商品はEXE-i 先進国株式ファンドです。残念ながら確定拠出年金は6...

確定拠出年金には制約が多く、商品の選択肢が非常に限られているのもその1つです。楽天証券だと僕の選択肢に上がるのは次の2つしかありません。

  • たわら先進国株式
  • 楽天全世界株式

たわら先進国株式はトータルコストも判明していますし安心して投資できますが、楽天全世界株式には不安があります。それで間違いのないたわら先進国株式を選択しました。

興味があるのでネタにすることが多くなった楽天全世界株式ですが、本家VTと比較してどうなのか気になって熟睡できなくなってしまいました。それはウ...

僕が確定拠出年金をSBI証券から楽天証券に移管したのは、EXE-i 先進国株式が嫌いだったとか、SBI証券に投資したいインデックスファンドがなかったからではありません。単に管理を楽天証券に一元化したかったからです。本来なら投資したいインデックスファンドが選択肢にある金融機関を選ぶべきだと自分でも思います。(たとえばスリム先進国株式が選べるマネックス証券にするとか。)

この記事ではEXE-i 先進国株式とたわら先進国株式のパフォーマンスを比較します。Google検索するとEXE-i 先進国株式の方がパフォーマンスが悪いような印象を受けますが、現実は違います。

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EXE-i 先進国株式の評価

日本で購入できる先進国株式インデックスファンドの多くはMSCIコクサイをベンチマークにしていますが、EXE-i 先進国株式は違います。馴染みの薄い3本の海外ETFを組み合わせて構成しています。参考指数にしているのはFTSE カイガイ・インデックスです。運用報告書にはこうあります。

当ファンドは運用の目標となるベンチマークを設けておりません。
目論見書にも同様のことが書かれています。これは少なくとも次の2つのことを意味します。
  • 公式にベンチマークがないと言っているので、参考指数からの乖離があってもどうこう言うのは的外れです。(それがイヤなら買わなければいいだけ。)
  • アクティブファンドだと言い張らない限り、つみたてNISAの商品要件を満たせません。事実、EXE-i 先進国株式はつみたてNISA対象商品ではありません。

ここまでは前振りです。

EXE-i 先進国株式の評価についてGoogle検索すると否定的な意見が散見されます。

  • 参考指数からの乖離の指摘。
  • コスト的に不利。

参考であってもなくても指数(ベンチマーク)からの乖離の評価は簡単ではありません。各種商品の運用報告書を読むと分かりますが、ベンチマークからの乖離は信託報酬などの費用によるものだとしてそれ以上の説明をしていないものがほとんどです。でもEXE-i 先進国株式の場合3本の海外ETFを組み合わせて構成しているので、参考指数から乖離しやすいのは事実でしょう。それを嫌うなら選択肢から外れます。

コスト的に不利なのも事実でしょう。トータルコストは変動していますが、最新の運用報告書にある数値から算出すると税込み0.37%程度だと思われます。たわら先進国株式の現在のトータルコストは推定税込み0.254%なのでコスト的にはたわら先進国株式の方が有利です。

が、EXE-i 先進国株式の投資先はMSCIコクサイとは異なりますから、実際のリターンは上述した制約は別にして評価する必要があります。

EXE-i 先進国株式 vs たわら先進国株式

たわら先進国株式の設定日は2015年12月15日です。次は2016年1月から2018年4月末までのリターン実績です。

EXE-i 先進国株式 vs たわら先進国株式

赤のラインがEXE-i 先進国株式、緑のラインがたわら先進国株式です。EXE-i 先進国株式の方が優れています。凡例の右側に年率換算のリターンを表記しています。9.1% vs 8.6%です。

積み立てパフォーマンスを確認

ではより現実的な積み立てパフォーマンスを確認します。次は毎月初に5万円を積み立てた場合の比較です。

積み立てパフォーマンス

EXE-i 先進国株式は年率7.4%、たわら先進国株式は年率7.0%のリターンとなりました。元本140万円に対する含み益の差は13,343円です。十分大きな差ですね。

直近の1年間だと

基準価額の騰落率の比較(=リターンの比較)は、投資先が異なるインデックスファンドの場合、比較する期間によって様子が変わります。次は直近1年間の基準価額の騰落率です。

直近の1年間のリターン比較

EXE-i 先進国株式の方が有利です。年率リターンは1年前に一括投資した場合に得られるものです。

次は毎月初に5万円を積み立てた場合の比較です。

直近の1年間の積み立て

一括投資ほどの開きはありません。

結論:EXE-i 先進国株式のパフォーマンスは悪くありません

この結果から、MSCIコクサイをベンチマークにした先進国株式とEXE-i 先進国株式との比較ならEXE-i 先進国株式のパフォーマンスは悪くないと言えます。そもそも投資先が違うので、EXE-i 先進国株式が好みに合うかどうかが大きな判断基準になると思いますが、散見される批判的な記述から受ける印象とは違った結果で意外でした。

もちろん将来どうなるかは誰にも分かりません。

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