eMAXIS Slim先進国株式とつみたて先進国株式のリターン差を確認しました

次の記事でスリム先進国株式のトータルコストを試算しましたが、期待値よりも大きいという結果でした。

eMAXIS Slim先進国株式は設定当初は高い人気を獲得できていませんでしたが、その後競合するインデックスファンドに対抗して信託報酬を引き...

その後、もう1つ比較する材料があることに気付きました。スリム先進国株式の弟に相当する「つみたて先進国株式」です。違うのは信託報酬と販売ルートです。

三菱UFJ国際投信は「つみたて先進国株式」というインデックスファンドも扱っています。すでに急ピッチで純資産総額を増やしている「eMAXIS ...

スリム先進国株式は信託報酬を3回引き下げて現在は税抜き0.1095%ですが、つみたて先進国株式は設定日そのままの税抜き0.20%です。では2つのリターン差は想定通りでしょうか。確認しました。

広告
広告

おことわり

ここに書いてあることは間違っている可能性が十分あります。投資行動に影響を与える判断は自己責任でお願いします。

つみたて先進国株式とのリターンの差

次は1月30日から5月11日までの期間の、スリム先進国株式とつみたて先進国株式のリターンを比較したものです。この期間のスリム先進国株式の信託報酬は税抜き0.1095%です。

青のラインがリターンの差です。ほぼ直線ですが、微妙に暴れていますね。

スリム先進国株式とeMAXIS先進国株式の比較では暴れていないので、つみたて先進国株式のリターンに微妙な変動があるのだと思います。つみたて先進国株式の純資産総額は5.9億円しかないのでこの程度の変動はやむを得ないのかも知れません。

ラインの傾きからトータルコスト差を試算する

このリターンの差をcsvに吐き出してエクセルの回帰分析にかけました。

得られた直線の傾きの係数3.7194E-06は1営業日のものなので、これを246倍して年率換算すると0.09150%になりました。これがトータルコスト差です。スリム先進国株式とつみたて先進国株式の信託報酬差は税込み0.09774%ポイントです。つまり期待値より0.00624%ポイント少ない(差が期待値に足りない)です。割合で言うと6.4%です。が、このラインは暴れているので回帰分析結果の信頼性を示す「重決定R2」が0.83と低いことでもあり、おおむね期待値通りと言っていいと思います。

結論:リターンの差は想定通りです

この比較方法ではスリム先進国株式のトータルコストの推定はできませんが、信託報酬の引き下げがリターンを改善していることは確かだと言えます。気になるトータルコストについては運用報告書の公開を待ちます。期待通りであることを願っています。

広告
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
    にほんブログ村

フォローする