ローコスト米国株式インデックスファンドのリターンを確認しました(2)

次の記事で米国株式に投資するローコストインデックスファンドのリターンを比較しました。

米国株式に投資するローコストインデックスファンドのリターンを比較しました。登場頂くのは次の4本です。 商品名 信託報酬(税込...

それから2ヶ月以上経過したので再度比較します。登場頂くのは前回と同じ次の4本です。

商品名 信託報酬(税込み) トータルコスト(税込み)
楽天全米株式インデックス 0.1296% 不明
iFree S&P500インデックス 0.243% 不明
iFree NYダウインデックス 0.243% 0.329%
たわらノーロードNYダウ 0.243% 0.524%

なお、たわらNYダウのトータルコストは、運用報告書にある数値を1年分に換算したものです。

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リターン

4本まとめてプロットしています。開始日は設定日が最も新しい楽天全米株式の設定直後を避けて2017年10月10日としています。

4本まとめてプロット

紫のライン1本に見えるのはiFree NYダウとたわらNYダウの2本です。緑のラインはiFree S&P500、赤のラインは楽天全米株式です。

NYダウ系のリターンが高いです。でも投信ブロガーの間ではS&P500ほど話題になりません。どうしてでしょうか。

iFree NYダウ vs たわらNYダウ

リターンをたわらNYダウの設定日の数日後から比較します。

iFree NYダウ vs たわらNYダウ

青のラインはリターンの差です。たわらNYダウの設定直後を除けば、iFree NYダウの方が高いです。右肩上がりで推移しています。

次は青のラインをリターンの差から、リターンの変化率の相乗平均の差に変えたものです。安定するのに日数がかかるので最初の暴れている期間は無視して下さい。

青のラインをリターンの差から、リターンの変化率の相乗平均の差に変えたもの

青いラインの右端を拡大します。

リターンの差の拡大図

年率0.225%程度に収束しています。このことから、たわらNYダウはiFree NYダウよりもトータルコストが0.225%程度高いと考えられます。つまり、たわらNYダウのトータルコストは税込み0.554%程度と予想します。

前回比較した時には運用報告書を見逃していたようですが、今回はたわらNYダウの運用報告書を確認できました。それによるとトータルコストは税込み0.524%でした。実績リターンの差から計算した値にどんぴしゃりではありませんが、この比較方法だとこれが限界かなと思います。

楽天全米株式 vs iFree S&P500

比較開始日は楽天全米株式の設定日直後を避けた2017年10月10日です。

楽天全米株式 vs iFree S&P500

最初はiFree S&P500の方がリターンが高かったので、リターンの差を示す青のラインは右肩下がりでマイナス圏を推移していましたが、3月から反転して右肩上がりになりました。どうしたのでしょうか。楽天全米株式のリターンが改善されたのでしょうか。

次の記事で楽全米全株式と本家VTIのリターン実績を比較しました。期待に反して高コストという結果でした。 その記事では2018年...

無関係ではない気がしますが、VTIとS&P500では扱っている銘柄が違うので無茶な比較をしているとも思います。

結論

楽天全米株式は非常に高い人気を獲得しています。米国株式のみへの投資となるため、スリム先進国株式よりも高いリスクを負うことになります。スリム先進国株式の投資先の約65%は米国なので、僕は十分高い割合で米国に投資しています。でも残り35%の米国外への投資によりパフォーマンスが悪くなるので、MSCIコクサイをベンチマークにしたインデックスファンドより、楽天全米株式が良いという人も多いようです。これは好み(+リスク選好度)の問題です。

この比較期間でもNYダウ系のリターンが楽天全米株式とiFree S&P500を圧倒しました。でも日本ではNYダウ系インデックスファンドは人気がないと聞きます。実際は人気がないわけではありません。

これは次の記事の続きです。 今回は米国株式に投資するローコストインデックスファンドの人気を比較しました。登場頂くのは前回と同じ...

リターンの高さを求めるなら

楽天全米株式<NYダウ

になりませんかね。知名度ですかね。VTIという名前で売れているのでしょうか。それともいくらなんでも30銘柄にしか投資しないのは集中しすぎと思うからでしょうか。

NYダウに投資したいならiFree NYダウがいいでしょう。予想通りたわらNYダウは高コストでした。

楽天全米株式はVTIを買うだけのインデックスファンドで非常にローコストという触れ込みでしたが、当初はそうでもなかったようです。が、ここ数ヶ月はコストに改善傾向が見られます。このままだと、iFree S&P500にリターンで優るようになるかも知れません。

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