楽天証券でもらえる0.048%のポイントの再投資効果を検証しました

楽天証券でハッピープログラムを選択している場合、どんなにローコストの投信であっても毎月の保有額10万円ごとに楽天スーパーポイントが4ポイントもらえます。10万円未満の端数は捨てられますが、それを無視すると年率0.048%のポイント還元率です。

楽天証券で保有している投信の評価額が100万円なら毎月40ポイント、500万円なら200ポイントもらえる計算になります。次の記事でポイントは女々しくちまちま再投資する方が儲かると書きました。

次は架空のインデックス投資家のオフ会での会話です。AさんとBさんは全く同じ時期から同じインデックスファンドを楽天証券で積み立て始めていたこと...

その記事で言及した「ポイント」は楽天の各種サービスでもらえるポイントのことを指していました。投信を500万円も保有して毎月たったの200円分のポイントしかもらえないと思い何もしないのと、ありがたく思いよろこんで投信に再投資するのとではどんな差があるか検証しました。

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検証方法

インデックスファンドに500万円を一括投資、その後ガチホした場合に、次の2つのケースで評価額にどのような差がが生まれるかを調べます。

  1. 毎月付与されるポイントは再投資しない。
  2. 毎月付与されるポイントを毎月再投資する。

シミュレーション用にインデックスファンドの基準価額データを使います。なお、ほとんどの人は積み立て投資をしていると思いますが、このシミュレーションは積み立てが終わってガチホする状態になった後をイメージしてもらえれば良いかと思います。(そうしたのはプログラムを作る工数の問題です。)

eMAXISバランス(8資産均等型)

そこそこのリスクでそこそこのリターンが期待できるインデックスファンドの代表として登場してもらいます。使っているのは過去データですが、これから起こる未来のことに置き換えて考えてください。(そんな昔はポイントもらえなかったでしょ、というツッコミはなしで。)

過去6年間

過去6年間

再投資なしを赤、再投資ありを緑でプロットしていますがポイント還元率が年率0.048%と低いのでラインが重なって差が認識できません。青がリターンの差で、これを見るとポイントの再投資により評価額が確実に増えていることが分かります。「そりゃ再投資しているのだから元本も増えるわけで当たり前でしょ。」ええ、その通りですが、話はそれだけではありません。

元本 評価額
再投資なし 5,000,000円 9,591,908円
再投資あり 5,023,400円 9,619,374円
再投資したポイントの総額 23,400円
再投資なしと再投資ありの評価額の差 27,466円
再投資したポイントの含み益 17.38%

6年間で再投資したポイントの総額は23,400円です。そして再投資ありとなしの評価額の差は27,466円です。再投資したポイントも基準価額の上昇の恩恵を受けて増えます。それにより再投資したポイントの含み益が17.38%あります。(27,466円-23,400円=4,066円)

これぐらいの効果金額だと毎月ちまちま再投資なんてめんどくさくてやってられないよ、と思って再投資しないのも自由です。ポイント再投資の効果は再投資した人だけが得られるものです。

過去3年間

過去3年間

ポイント還元率が低い(これはやむを得ないでしょ)ので、評価期間(ここではガチホ+ポイントを再投資する期間)が短いと効果が小さくなってしまいます。

元本 評価額
再投資なし 5,000,000円 5,072,108円
再投資あり 5,006,812円 5,079,341円
再投資したポイントの総額 6,812円
再投資なしと再投資ありの評価額の差 7,233円
再投資したポイントの含み益 6.18%

ポイントの再投資は長期投資の良き相棒です。

eMAXIS先進国株式

リスクも高いがリターンも十分高いインデックスファンドの代表としてeMAXIS先進国株式に登場してもらいます。

過去5年間

過去5年間

十分現実にありそうなケースです。

元本 評価額
再投資なし 5,000,000円 8,273,533円
再投資あり 5,016,328円 8,293,285円
再投資したポイントの総額 16,328円
再投資なしと再投資ありの評価額の差 19,752円
再投資したポイントの含み益 20.97%

まだ物足りないですか?

過去8年間

過去8年間

これなら効果を実感できるでしょう。

元本 評価額
再投資なし 5,000,000円 13,430,582円
再投資あり 5,034,568円 13,481,972円
再投資したポイントの総額 34,568円
再投資なしと再投資ありの評価額の差 51,390円
再投資したポイントの含み益 48.66%

結論:それでも10万円ごとに4ポイントを馬鹿にしますか?

投信の保有額10万円ごとに4ポイントだからポイント還元率は年たったの0.048%だと馬鹿にしてはいけません。まず、楽天証券はどんなにローコストの投信であってもこのポイントを付与しています。考え方によってはポイント付与で赤字になります。ですからこれはすごいことです。

たとえばスリム先進国株式で楽天証券が受益者から得られる信託報酬の取り分はたったの0.04475%です。ポイント付与率の方が高いです。過去の遺物のような金融機関では考えられないことです。

次に再投資すれば元本が増えますから、普通に考えれば含み益も増えます。そして再投資したポイント分も基準価額の上昇の恩恵を受けて増えます。

問題は再投資にかかる手間です。楽天証券は毎月あなたの楽天ポイント口座に上記ポイントを付与してくれます。現実的にはそのポイントをピッタリ再投資するのではなく、他のサービスでもらえる楽天スーパーポイントと合わせて再投資するのが良いと思います。再投資の原資の由来がどこであれ、基準価額の上昇が期待できる投信にポイントを再投資することは十分大きな意味があります。

ポイントの自動再投資プログラムを希望します

楽天証券ならできると思うのですが、投信の保有で付与されるポイントが100円以上の場合は前もって指定してある投信を自動的に毎月買い付けてくれる、ポイントの自動再投資プログラムを開発して欲しいです。ダメですか?

よろしければ次の記事もご覧ください。

SBI証券には保有している投資信託によってSBIポイントを付与してくれる投信マイレージサービスがあります。 投信マイレージサービスは、投資...

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