個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

たわら先進国株式とスリム先進国株式には年率0.10%以上の差があります

投稿日:2018年6月29日 更新日:

次の記事でたわら先進国株式とスリム先進国株式のリターン差が運用報告書通りか確認しました。

その結果、理由は不明であるものの、スリム先進国株式はたわら先進国株式よりもリターンが年率0.10%以上高いことが分かりました。運用報告書から計算したトータルコスト差は税込み0.0561%なんですが、実際のリターンの差はその倍ぐらいあります。

そんなはずはないと思いますか?僕はこのことが頭から離れません。なぜなら、僕と妻は楽天証券のiDeCoでたわら先進国株式を買っており、ほぼ70歳になるまでガチホするつもりだからです。年率0.10%以上の差は無視できません。

本当に年率0.10%以上のリターン差があるのか

別の方法で検証します。まずスリム先進国株式とたわら先進国株式のリターンの差をプロットしたグラフです。青のラインの傾きがリターン差を示しています。これをエクセルの回帰分析にかけると年率0.1381%でした。

スリム先進国株式とたわら先進国株式のリターンの差

次はスリム先進国株式のコストを0.0561%増量したものと、たわら先進国株式のリターンの差をプロットしたものです。青のラインはたわら先進国株式ーコストを増量したスリム先進国株式なので上のグラフと(傾きが)逆になっていることに注意してください。

スリム先進国株式のコストを0.0561%増量

まだ右肩下がりなので増量分が足りていません。次はコストを0.10%増量したものです。

スリム先進国株式のコストを0.10%増量

まだわずかに右肩下がりですね。次はコストを0.138%増量したものです。

スリム先進国株式のコストを0.138%増量

フラットになりました。

リターンに差があるのは事実

運用報告書から計算されるトータルコストがいくらかとは無関係に、この2本のインデックスファンドの間には、この比較期間での話ですが、年率0.10%以上の差があります。この差の理由が分からないので、このまま続くのかどうかも分かりません。でも僕は現在存在するこの差を無視することはできません。

楽天証券のiDeCoでたわら先進国株式に拠出中

僕も妻も楽天証券のiDeCoでたわら先進国株式を買っています。実はこの春にSBI証券から楽天証券にiDeCo口座を移管したばかりです。

楽天証券に移管したのは管理を一元化したかったからなのですが、その時はスリム先進国株式は選択肢にないけどたわら先進国株式があるからいいや程度にしか思っていませんでした。ところが現実のリターン差は十分大きいことが分かった今、このまま楽天証券のiDeCoでたわら先進国株式を続けるのはまずいと思いました。

コスト差0.1ポイントは無視できないほど大きいです

次の記事で検討しています。

僕も妻も60歳になるまでたわら先進国株式に拠出し、その後はほぼ70歳になるまでガチホするつもりでした。でも200万円を10年間ガチホするとコスト差0.1ポイントは2万円の差を生みます。先進国株式を10年間もガチホしていれば年率5%程度で増えてもおかしくはないので、実際にはこの差はもっと大きくなります。

それで、これはもうたわら先進国株式はやめてスリム先進国株式に変えるべき時だと思いました。幸いこれはiDeCo口座での話なので、乗り換え時に20.315%の譲渡税はかかりません。iDeCo口座を移管する時の手数料と手間だけが(明白な)コストです。移管途中で何も操作できない期間が生じるので、その間に起こりうる機会損失もコストと言えますが、これはしょうがないでしょう。

スリム先進国株式がベストだと分かっているのに

特定口座でたわら先進国株式を保有している場合、スリム先進国株式に乗り換えるのは譲渡税の問題があるため、含み益が少ない時にしかやりたくないことでしょう。でもMSCIコクサイをベンチマークにするインデックスファンドの中ではスリム先進国株式がベストな選択肢であることには疑いの余地がないので、譲渡税を払わずに乗り換えできるのに乗り換えないとしたら、それは怠慢か、資産運用に向いていないかのどちらかでしょう。

また、スリム先進国株式に乗り換えれば気分的にもスッキリします。この効果は非常に大きいと思っています。

楽天証券のiDeCoでスリム先進国株式が買えるようになる可能性は

まずないと判断しました。

  • iDeCoで扱う商品数は35本以下にしないといけません。(確定拠出年金法等の一部を改正する法律が根拠です。)
  • 楽天証券はすでに31本を扱っています。
  • MSCIコクサイをベンチマークにしたインデックスファンドとしてたわら先進国株式があるのに、それとモロにかぶるスリム先進国株式を扱うようになるとは思えません。

楽天証券はiDeCoも管理画面が使いやすいので気に入っていたのですが、再度スリム先進国株式が選択できる金融機関に移管するのが得策だと思いました。

しかし、こんな直近のことも予測・予知できないなんてまあ情けない。

スリム先進国株式をiDeCoで選択できる金融機関は

マネックス証券と松井証券だけです。

この記事の問題4をご覧ください。

どちらもiDeCoの運営会社はJIS&T社で楽天証券と同じです。楽天証券は別サイトにログインしなくても管理可能で便利なのですが、マネックス証券、松井証券はそうではないです。一段ログインの手間が掛かる程度でしかないですけどね。

どちらでもいいようですが少し調べてから決めます。でもまた移管に何ヶ月もかかると思うとげんなりしますね。

たとえ将来リターン差が小さくなっても

現在のリターン差は確実に0.10%以上ありますが、たとえ将来これが小さくなったとしても、たわら先進国株式からスリム先進国株式に乗り換えるのは悪い話ではありません。なんと言っても譲渡税がかからないのが大きいです。これは制約の多さが目立つiDeCoの中では大きなメリットです。

 

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.