先進国株式 vs 全世界株式(除く新興国)

これは次の記事の続きです。

これは次の記事の続きです。 先進国株式と新興国株式を87:13で組成したのが全世界株式(除く日本)です。株式に分散投資したいけ...

先進国株式と国内株式を9:1で組成したインデックスファンドも存在します。全世界株式は新興国株式が入っているからイヤだという人もいるでしょうね。

EXE-i つみたて先進国株式はFTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスをベンチマークにしていますが、これをベンチマークにしてい...

全世界株式(除く新興国)なんですが、そういう言い方はされてません。ググっても出てこないので僕が使います。

この記事では先進国株式と全世界株式(除く新興国)のパフォーマンスを比較します。国内株式を10%混ぜることでリターンはどう変わるかを知るためです。

このシリーズの過去記事を読まれた方はここまで飛ばしていいです。

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前説

最もリターンが高い資産クラスは株式です。リスクも高いですが、そのリスクを許容できる場合、相応のリターンが期待できます。それは年率5~6%と言われています。が、今後もそれだけのリターンが得られるかどうかはその時になってみないと分かりません。専門家の予想もあてになりません。

また、株式のみに投資する場合にも選択肢がいくつかあります。

  • 米国株式に集中投資する。代表例はVTI、S&P500。
  • 先進国株式のみに投資する。代表例はMSCIコクサイ。
  • 全世界株式に投資する。代表例はVT。
  • 先進国株式+新興国株式に投資する。代表例はスリム全世界株式(除く日本)。
  • 先進国株式+国内株式に投資する。代表例はEXE-i つみたて先進国株式。このブログでは全世界株式(除く新興国)と表現。

今回は先進国株式と全世界株式(除く新興国)のリターンを比較します。先進国株式はeMAXIS先進国株式の基準価額データをそのまま使います。全世界株式(除く新興国)は次の比率で合成したものを使います。

  • eMAXIS先進国株式を90%。
  • eMAXIS TOPIXを10%。

2011年1月から2018年6月まで

2011年1月から2018年6月まで

赤のラインが先進国株式、緑のラインが全世界株式(除く新興国)です。グラフの凡例間違っています。ごめんなさい。時期によっては先進国株式の方がリターンが高いですが、大差なく互角と言っていいでしょう。国内株式が嫌いでない場合、先進国株式だけと大差がないので分散効果が評価して選択するのもいいと思います。

ここからは比較期間を変えて確認します。

2013年1月から2018年6月

2013年1月から2018年6月

互角です。

2015年1月から2018年6月

2015年1月から2018年6月

全世界株式(除く新興国)の方がリターンが高いです。

2017年1月から2018年6月

2017年1月から2018年6月

互角です。

このように比較期間によって結果は変わりますが、分散=リターンの劣後とは限りません。

ここからは1年単位でリターンを比較します。

2011年

2011年

わずかに先進国株式の方が良いです。

2012年

2012年

前半は互角、後半は先進国株式の方が良いです。

2013年

2013年

全世界株式(除く新興国)の方がわずかに良いです。

2014年

2014年

先進国株式の方がわずかに良いです。

2015年

2015年

全世界株式(除く新興国)の方が良いです。

2016年

2016年

互角です。

2017年は上の方に出てきたグラフを見てください。

結論:好きな方を選んでください

先進国株式に新興国株式を13%混ぜると次のグラフのようにリターンの劣後が目立ったのですが、先進国株式に国内株式を10%混ぜても大差なしでした。

先進国株式に新興国株式を13%混ぜた場合

もちろん過去の短い期間での比較に過ぎませんが、国内株式が嫌いでなければ全世界株式(除く新興国)は十分選択肢になると思います。

国内株式の将来に不安を感じるのであれば、先進国株式のみでいいでしょう。どっちを選んでも将来どうなるかは分からないので賭けであることは確かです。専門家がどのような将来予想をしていようとあてになりませんし、外れても何も補償してくれません。ならば好きな方、より納得できる方を選びましょう。

僕はこの結果を見て少し悩みましたが先進国株式を選択します。

  • 全世界株式(除く新興国)のインデックスファンドはEXE-i つみたて先進国株式以外になさそうで選択肢が限られていること。
  • スリム先進国株式とスリム国内株式で自作するのはリバランスの手間がかかるので避けたい。そこまでして全世界株式(除く新興国)を選ぶ理由がない。

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