eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)とたわらTOPIXのリターン差は運用報告書通りか確認しました

先月下旬にスリム国内株式(TOPIX)の運用報告書が公開されました。そこに書かれている信託報酬を除く費用を1年間に引き直して現在の信託報酬を加えると、僕らが目安とするトータルコストになります。

同じ方法でたわらTOPIXの現在のトータルコストも計算できます。この2つのインデックスファンドは同じ指数をベンチマークにしており、どちらも運用に問題がなくベンチマークを忠実にトレースできていると思われます。そのため、この2つのリターンの差はトータルコストの差だと信じています。それは、純資産総額から毎営業日ごとに引かれるのは信託報酬を含む運営コスト以外にないと思っているからです。分配金を出したり、売却時に信託財産留保額が必要な場合は事情が変わりますが、この2本はどちらにも該当しません。

そこでこの2本のリターン差が運用報告書にあるトータルコスト(信託報酬+隠れコスト)の差と一致するか(ちょっとだけドキドキしながら)確認しました。

なおeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)は長いので以下「スリム国内株式」と略します。

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運用報告書からトータルコストを計算

スリム国内株式の第1期の運用報告書から信託報酬以外の費用を算出し、1年分に引き直して現在の信託報酬に加算すると税込み0.17782%になります。

たわらTOPIXの第1期の運用報告書から信託報酬以外の費用を算出し、1年分に引き直して現在の信託報酬に加算すると税込み0.1871%になります。

よってスリム国内株式とたわらTOPIXのトータルコスト差は税込み0.00928%になります。スリム国内株式はそのトータルコスト差だけたわらTOPIXよりも高いリターンを得ることができたでしょうか。

リターン実績を比較

スリム国内株式の信託報酬は2017年11月10日から税込み0.17172%です。たわらTOPIXの信託報酬は2017年12月30日から税込み0.1836%です。そこで2018年1月4日から2018年7月6日までのリターン実績を比較します。

2018年1月4日から2018年7月6日までのリターン実績

赤のラインがスリム国内株式、緑のラインがたわらTOPIXですがコスト差が小さいためほとんどラインが重なっています。青のラインがリターンの差で、微妙にうねっています。トータルコスト差は税込み0.00928%は6ヶ月だと0.00464%にしかならず、これは基準価額1.1万円に対して0.51円です。

基準価額の変化

グラフの青のラインがうねっていることから無理だとは分かっていても、2018年1月4日と2018年7月6日の基準価額から差を計算します。

基準価額の変化

スリム国内株式は1,012円下落、たわらTOPIXは1,005円下落ですが騰落率(下落率)はたわらTOPIXの方が0.0151%ポイント大きいです。でもこれは誤差によるもので、この期間の比較ではトータルコスト差税込み0.00928%は認知できないと判断します。

結論:リターン差は運用報告書通りだと思われます

トータルコストに十分大きな差がある場合、比較期間が半年にもなれば確実にリターンの差になって現れます。それがないので、スリム国内株式とたわらTOPIXのリターン差は運用報告書通りだと考えます。

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