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ニッセイ外国株式はたわら先進国株式よりもリターンが低いです

投稿日:2018年7月17日 更新日:

ニッセイ外国株式の現在の信託報酬は税込み0.20412%です。たわら先進国株式の現在の信託報酬は税込み0.216%です。でもリターンが高いのはたわら先進国株式です。それはニッセイ外国株式の方がトータルコストが高いからです。

一般論として信託報酬しか見ない人があまりに多いのはとても残念です。それだと業界全体も変われません。僕はETFの経費率のように信託報酬+その他の費用をひっくるめたトータルコストを表示するよう制度改正すべきだと思っています。

運用報告書からトータルコストを計算

運用報告書にある信託報酬以外の費用(隠れコスト)を現在の信託報酬に加えることでトータルコストを求める以外に、現在のトータルコストを類推する(明確な)方法はありません。不確かな方法ですが、これで計算するとニッセイ外国株式のトータルコストは税込み0.30412%となります。たわら先進国株式は税込み0.254%となります。

よって運用報告書から計算したトータルコストはニッセイ外国株式の方が0.05012%ポイント高いので、年率0.05%のリターン差が生まれることになります。ひらたく言うと、たわら先進国株式の方が年率0.05%ほど儲かるということです。

リターン実績を比較

たわら先進国株式が信託報酬を税込み0.216%に引き下げた2018年1月4日から7月13日までで比較します。

リターン実績を比較

赤のラインがたわら先進国株式、緑のラインがニッセイ外国株式です。青のラインはリターンの差です。赤の矢印で示したところはニッセイ外国株式に散見される乖離です。青のラインの傾きはトータルコスト差を示していますが、この比較では直線ではないし、途中に乖離があるので回帰分析で傾きを求めるのは不適当だと思います。

誰でも検算可能な計算

1月4日と7月13日の基準価額から騰落率を求めます。その期間は131営業日なので、その差を246/131倍すれば年率換算できます。同様にその1周間前の7月6日の基準価額でも計算しました。

誰でも検算可能な計算

この計算からたわら先進国株式とニッセイ外国株式のリターン実績には年率0.08から0.09%の差がありそうだと分かります。運用報告書から計算したトータルコスト差は年率0.05%でしたから、期待値よりも差が大きいと言えます。

信託報酬引き下げ後は

ニッセイ外国株式は信託報酬を税込み0.0864%引き下げますが、おそらくそれでようやくたわら先進国株式とほぼ同じリターンが得られるようになると思います。本当にそうかどうかは、ニッセイ外国株式が信託報酬を引き下げた後に、たわら先進国株式とのリターン実績の差を見れば分かります。

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