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2019年以降も通常NISAを利用する理由

投稿日:2018年7月23日 更新日:

次の記事で僕は2019年から通常NISAをやり直すと書きました。

選択肢としては2019年からつみたてNISAを選ぶこともできますが、僕は通常NISAを5年間利用してから、その後つみたてNISAを始めることにしました。どうしてそう決めたのかお話しします。

通常NISAは2023年まで

通常NISAで非課税枠がもらえるのは2023年までです。僕の場合は、2019年から新たに通常NISAを始めるのと同じで、2023年までの5年間で120万×5年=600万円分のスリム先進国株式を購入します。各年に120万円分購入したスリム先進国株式は(売却しなければ)5年間の非課税期間を経て特定口座に移動されます。2023年にもらった120万円の非課税期間が終了するのは2027年ですね。

つみたてNISAは2037年まで

2018年に始まったつみたてNISAは2037年まで利用できます。これは40万円の非課税枠がもらえるのが2023年までという意味で、各年にもらった非課税枠は20年間継続できます。僕の場合はつみたてNISAでもスリム先進国株式を購入しますので、途中で売却しなければ20年間の非課税期間を経て特定口座に移動されます。

なお僕の寿命の制約により、つみたてNISA制度が恒久化されてもこの記事の内容には影響しません。

比較の前提

次の条件で比較します。

  • 投資可能な資金は毎年120万円以上あります。
  • 途中で売却しません。
  • 僕の寿命は無視します。
  • 全額スリム先進国株式を年初一括購入します。期待リターンを年率5%とします。計算上年利5%、毎年複利の定期預金として扱います。
  • 非課税期間が終了し、特定口座に移動される時の含み益×20.315%をNISA制度利用で得した金額とし、その合計を比較します。

通常NISAを5年、つみたてNISAを14年の場合

通常NISAで購入した120万円のスリム先進国株式が年利5%で複利で増えるとすると(実際にはそのように単純ではないですが)、5年後には153万円に増えます。次は複利計算をしてくれるWebの画面です。

引用:生活や実務に役立つ計算サイト

ここではこの計算結果を使います。含み益は331,538円なので、それの20.315%である67,351円が非課税口座であることで得する金額となります。

これが5回繰り返されますから通常NISAで得する金額の合計は336,755円となります。

つみたてNISAで購入した40万円のスリム先進国株式が年利5%で複利で増えるとすると20年後には106万円に増えます。含み益は661,319円なので、それの20.315%である134,346円が非課税口座であることで得する金額となります。

これが14回繰り返されますからつみたてNISAで得する金額の合計は1,880,844円になります。

よって総額2,217,599円得する計算になります。

つみたてNISAを19年の場合

つみたてNISAで購入した40万円のスリム先進国株式が年利5%で複利で増えるとすると20年後には106万円に増えます。含み益は661,319円なので、それの20.315%である134,346円が非課税口座であることで得する金額となります。

これが19回繰り返されますからつみたてNISAで得する金額の合計は2,552,574円になります。

つみたてNISAを19年の方が得です

計算結果はこうでした。

  • 通常NISAを5年+つみたてNISAを14年だと2,217,599円得します。
  • つみたてNISAを19年だと2,552,574円得します。
  • その差は334,975円で、つみたてNISAを19年の方が得です。

ここで寿命を気にすると、2037年に購入した40万円の非課税期間が終了する翌年の2057年まで存命していないといけなくなります。僕は無理ですが、計算上2043年ぐらいまで生きていればこの金額差は一定です。

よって普通に考えればつみたてNISAを始める方が得します。

それでも通常NISA5年を選択する理由は

遠い未来になればなるほど予測できなくなるからです。NISA制度は長期投資を前提としています。つみたてNISAの非課税期間20年というのは素晴らしいのと同時にものすごく長いです。今から20年先に世界経済がどうなっているかを予測するのは不可能です。でも今から5年先を予測するのには20年先を予測するよりは、過去の経験を活かせるでしょう。だから僕は先に120万円×5年で600万円を非課税枠に投資したいのです。

決して将来を悲観しているわけではありません。上記計算結果から、いきなりつみたてNISAで(先に通常NISAを5年利用した場合と比べて)得する金額は334,975円です。十分大きな差ですが、実際にその差を手にするには長い年数が必要です。

僕はこういう見方をしたのです。

  • 通常NISAは5年後に67,351円得します。
  • つみたてNISAは20年かかって134,346円得します。
  • つみたてNISAで67,351円得するには12年以上かかります。

未来は不確実で予測できないから非課税制度によるメリット(果実)を先にもらってしまおうという考えです。

また、通常NISAで投資した120万円は5年後に計算上153万円になっていて、それがそっくり特定口座に移ります。売却しなければその後も増え続けます。インデックス投資では一般的に、早く資金を投入した方がリターンが大きくなります。(基準価額が変動しつつも右肩上がりで成長する場合。)それもあって、120万円という非課税枠を先に使いたかったのです。

みなさんの選択の参考になれば幸いです。

 

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