スリム先進国株式の63.4%はS&P500です

僕は米国株式100%ではなくて先進国株式を選択しました。今後リスク資産はスリム先進国株式一本に絞るつもりでいます。全ての選択は僕の好みによるものです。

スリムバランスへの投資をやめて(先日全額売却しました)先進国株式のみに投資することにした最大の理由はリターンの高さです。リターンが高いからこそ到達した結論です。でもリターンの高さだけなら、現状では、スリム先進国株式はS&P500にかないません。

スリムシリーズにeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が追加されます。S&P500に投資するローコストインデックス...

米国株式が好調ならS&P500は高いパフォーマンスを発揮します。そうなるとMSCIコクサイがS&P500をアウトパフォームするのは難しくなります。

今後も米国株式は好調を維持できるのか、そうでないのかはいろんな予想がありますが、どれもあてになりません。その時にならないと誰にも分からないのです。断言している人がいるとすればバカか詐欺師のどちらかです。

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検討に使ったデータ

この記事で検討に使ったMSCIコクサイのデータはこちらから、S&P500のデータはこちらからダウンロードしました。「保有銘柄一覧」に投資先一覧のcsvがあります。

保有比率は当然変動しますので参考値程度として下さい。また検討結果の正しさは保証できませんのでご了承ください。

スリム先進国株式の66%は米国株式

スリム先進国株式はMSCIコクサイをベンチマークにしています。MSCIコクサイの保有銘柄一覧から米国株式を抽出すると66%でした。残りの34%は日本を除いた先進国です。次はスリム先進国株式の報告書からの抜粋です。

組入上位10ヶ国

引用:スリム先進国株式報告書

ここでは米国が66.97%ですが、これは毎月変わります。

米国株式の銘柄数は

MSCIコクサイの総銘柄数は1316です。うち米国株式は632です。一方S&P500は508です。MSCIコクサイの方が124銘柄多いです。おそらくMSCIコクサイはS&P500の銘柄をほぼ含んでいると思うのですが、本当でしょうか。確認しました。

MSCIコクサイの63.4%はS&P500

MSCIコクサイとS&P500が共に保有している(重複している)銘柄の総数は497でした。つまり、S&P500の508銘柄のうち497はMSCIコクサイに含まれているということです。では保有比率はどうでしょうか。時価総額比なのでほぼ同じだと思いますが、異なる指数で見ているので完全一致とはならないでしょう。

この比較ではMSCIコクサイの保有比率を0.66で割ることでMSCIコクサイの米国株式内での保有比率としています。

上位30位

保有比率は似ています。またMSCIコクサイの順位とS&P500の順位を見るといくつか順位が異なる銘柄がありますが、大差ありません。

詳しく見たい方はエクセルファイルがこちら(MSCIコクサイとSP500の投資先比較)にあります。

上の表の続きです。

31位から60位

で、この表にある(=共通して保有している)銘柄の保有比率の合計ですが、S&P500は99.58%です。つまりS&P500はほぼ丸ごと入っていると言えます。一方MSCIコクサイは95.57%なので、4%ほどS&P500以外の銘柄を含んでいることになります。この4%は、MSCIコクサイの66%の米国株式のうちの4%です。言い方を変えると、MSCIコクサイの63.4%はS&P500であるとなります。

スリム先進国株式 vs スリム米国株式(S&P500)

スリム米国株式(S&P500)は売れまくると思います。トータルコストはiFree S&P500よりも確実に低いと思いますし、現在の米国株人気、スリムシリーズであることの安心感も手伝って高い人気を獲得するでしょう。また、楽天全米株式よりもコスト的に有利と思われるので長期的には(総資産額は)いい勝負になるかも知れません。

そうなるためには米国株式が好調を維持できる、またはたとえ一時的に下落・暴落してもその後しっかり回復できることが条件になります。その場合、スリム先進国株式を選択した僕はスリム米国株式(S&P500)に投資したいと思うでしょうか。スリム先進国株式への追加投資はやめて、新規投資をスリム米国株式(S&P500)に変更したいという誘惑にかられることは容易に想像できます。自分の性格が分かっていますからね。

その時にはこの記事を読み直します。スリム先進国株式の63.4%はS&P500なのです。そしてスリム先進国株式の34%は日本を除いた先進国です。しかも株式100%です。米国のみへの投資は止めて、せめてこれぐらいの地域分散はしましょう。そうするのがいいと思ったからこそ、リスク資産はスリム先進国株式のみで良いと判断したのですよね。これまで何回か投資方針を変更しましたが、これは守りたいです。

米国株式には好調を維持して欲しい

近い将来暴落して絶好の追加投資のチャンスを作ってくれた後は、世界経済には力強く回復して欲しいですし、特に米国株式には頑張って欲しいです。米国株式が好調なら米国株式のみに投資している(高いリスクを取っている)人は大儲けしますが、それよりわずかながら低いリスクを取っている僕を含めた先進国株式の受益者も十分儲かるはずです。欲を言うとキリがないですが、僕は米国株式が好調な時の先進国株式の高いパフォーマンスで満足です。残り34%の米国以外、日本を除いた先進国への投資は保険のようなものですし、米国株式が好調なら他の先進国も相応に好調であることが期待できます。

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