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インデックス投資

先進国株式 vs 6資産均等型

投稿日:2018年7月28日 更新日:

これは次の記事の続きです。

上の記事では先進国株式と4資産均等型を比較しました。今回比較するのは6資産均等型です。

それから今日はにわとりの日です。

台風襲来でも買いに行きます。

6資産均等型とは

誰が決めたのか分かりませんが、あるいは、誰が考えてもこうなるのかも知れませんが(僕はそうは思いませんが)、6資産均等型は次の6資産を16.6%ずつ混ぜたものを言います。

  • 先進国株式
  • 国内株式
  • 先進国債券
  • 国内債券
  • 先進国リート
  • 国内リート

均等型の4資産にリートを2種類加えた形ですね。僕はリートの代わりに新興国株式と新興国債券に加えた方が自然に思うのですが、そのパターンはないようです。次の商品はみなこの組成です。(3本目は検索したら見つかったという程度のもので全く興味ありません。)

  • 野村6資産均等バランス
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)
  • 世界6資産均等分散ファンド(毎月分配型)

6資産均等型は新興国を含まないけどリートは含むという僕には不自然に思える組成です。時価総額比ではなくて均等型である点が嫌いな人は避けるかもしれませんし、どうせなら8資産均等型を選ぶことになるかも知れません。

いや、僕のように新興国嫌いの人には良い選択肢になり得ますが、信託報酬は8資産均等型ほど安くはないので悩みますね。でもこの記事のテーマはそこではないです。

これまでの一連の比較結果からおおよそ想像が付きますが、比較の目的は実力を知ることです。その上で自分に合った商品を選択すれば良いのです。

前説

先進国株式はeMAXIS先進国株式の基準価額データをそのまま使います。6資産均等型は次の比率で合成したものを使います。合成結果は毎営業日リバランスされた理想的なものです。

  • eMAXIS先進国株式を16.7%。
  • eMAXIS TOPIXを16.7%。
  • eMAXIS先進国債券を16.7%。
  • eMAXIS国内債券を16.7%。
  • eMAXIS先進国リートを16.6%。
  • eMAXIS国内リートを16.6%。

2011年1月から2018年6月まで

2011年1月から2018年6月まで

赤のラインが先進国株式、緑のラインが6資産均等型です。6資産均等型は変動率が小さいですが、時間の経過と共にリターンの差が広がって行きます。これは避けられない結果でしょう。

2015、6年頃に先進国株式が大きく下落しますが、6資産均等型はわずかしか下落しません。これを6資産均等型だけで見れば下落率が低い(変動率が小さい=リスクが低い)となりますが、でもリターンで見ると大きく下げた先進国株式と変わりません。その後は先進国株式にグングン離されています。

この比較だと6資産均等型のメリットを感じることができませんが、6資産均等型のメリットを感じることができる相場、経済状況もあるはずです。でも長期投資を前提とするなら先進国株式にリターンの差を広げられてしまうと思われます。

と、ここで結論付けると終わってしまうので、これまで通り、eMAXISシリーズの実績データではどうだったかを楽な気持ちで眺めることにします。

凡例の右側に利益率を表示しています。ただしこれは比較期間の先頭で一括投資した場合にのみ得られるものであることに注意してください。

2013年1月から2018年6月

2013年1月から2018年6月

先進国株式のリターンの高さが目立ちます。2015年から2016年にかけて株価が下落した時期も6資産均等型より高いか同じです。

2015年1月から2018年6月

2015年1月から2018年6月

6資産均等型の変動率の低さ、それと比べて先進国株式の変動率の高さが際立ちます。2015年から2016年にかけて株価が下落した時期は6資産均等型の良さが出ていますが、その後は先進国株式に逆転されています。株価下落時に我慢できる(経済的、精神的に)、つまり決して売却しないでホールドできるなら、世界経済の成長と先進国株式のリターンの高さに賭けていいと思います。

2017年1月から2018年6月

2017年1月から2018年6月

リターンを得ることを目的にするなら先進国株式の圧勝です。これは一括投資にのみ言えることですが、この比較結果だと積み立て投資でも同様の結果になると思います。

ここからは1年単位でリターンを比較します。

2011年

2011年

この時期は6資産均等型の良さを認識できます。

2012年

2012年

6資産均等型の良さを感じることができるのはあっても2ヶ月です。

2013年

2013年

5月以降は先進国株式の圧勝です。

2014年

2014年

6資産均等型のメリットは確かに出てはいますが、リターンの差を考えると僕は先進国株式の方がいいです。

2015年

2015年

この比較期間なら6資産均等型も悪くないと思える人もいるでしょう。

2016年

2016年

6資産均等型の良さが出てますね。

短い期間で見ると6資産均等型の良さを実感できることもありますが、数年以上で考えると先進国株式の普段のリターンの高さが上回ります。eMAXISシリーズの登場後だとそうです。もし先進国株式の低迷がもっと長く続くようだと考えも変わるでしょうが、未来のことは分かりませんので、自分の許容できるリスクの範囲で賭けをすることになります。

2017年は上の方に出てきたグラフを見てください。

結論:長期投資だと先進国株式にかなわない

4資産均等型に近い結果になりました。長期投資になればなるほど先進国株式のリターンの高さが目立つようになります。普段のリターンの高さによりリターンの差が開くため、株価下落時に先進国株式が大きく下げて、6資産均等型の下げ率が小さくても、結果としては先進国株式の含み益の方が大きいという状態が観測されました。

先進国株式の高いリスクを許容できるなら、そして長期投資ができるなら、先進国株式は十分に高いリターンと満足度を提供してくれるはずです。(そのためには世界経済の順調な成長が必須ですが、もしそうならなかったら程度の差こそあれインデックス投資から満足なリターンは得られないでしょう。)

僕は自分のリスク許容度、リスク選好度を考えた結果、先進国株式に賭けることにしました。もし未来に想定を超えて長期間株価が低迷することになったら運が悪かったと思って諦めます。

 

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