8資産の下落率を見るとスリムバランスのパフォーマンスの悪さも納得できます

おそらくスリムバランスに投資している人は最近のパフォーマンスに満足できていないと思います。株価は2月から下落を始め、しばらく上がっては下がるを繰り返していました。そしてようやく、戻りの良いものは基準価額を1月下旬の最高値近くまで回復させています。が、スリムバランスは基準価額の戻りが悪いです。

次はスリム先進国株式とスリムバランスの年初からのリターン比較です。

スリム先進国株式とスリムバランスの年初からのリターン比較

スリム先進国株式と比べて振幅が小さいのはいいのですが、株価が1月下旬の水準に戻ろうとしているので、スリムバランス自身も1月下旬の基準価額にもっと近づいて欲しいと思いませんか。

そうなっていないのはどうしてなのか、8資産の下落率を見れば納得できます。以下、eMAXIS Slimシリーズにあるものはそれから、ないものはeMAXISシリーズから選んだインデックスファンドの年初からの基準価額の下落率のグラフです。分かりやすくするため先進国株式といっしょにプロットしました。

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新興国株式

新興国株式

現在新興国株式は絶不調です。先進国株式と同じぐらい落とした後、回復できず低迷しています。スリムバランスのパフォーマンスを悪くしている要因の1つです。

国内株式(TOPIX)

国内株式(TOPIX)

TOPIXは先進国株式と同じ動きをすべきだとは言いませんが、6月の動きは残念ですね。受益者それぞれが異なる感想を持つと思いますが、国内株式もスリムバランスのパフォーマンスを悪くしている要因の1つと言えます。

先進国債券

先進国債券

これなら期待通りでしょうか。

新興国債券

新興国債券

新興国は債券も不調ですね。これもスリムバランスのパフォーマンスを悪くしている要因の1つと言えます。

国内債券

国内債券

通常なら国内債券はもっとフラットなんですが、右端が下がっているのはこのことですね。

先進国リート

先進国リート

十分戻せています。この比較期間だと変動率(リスク)は先進国株式よりも高いのですね。

国内リート

国内リート

十分戻せています。8資産にはそれぞれ特色があるのだと実感できますね。

新興国を抜いたらどうなるか

8資産均等型から新興国を抜くと6資産均等型になります。

これは次の記事の続きです。 上の記事では先進国株式と4資産均等型を比較しました。今回比較するのは6資産均等型です。 それ...

次は参考までにeMAXISシリーズの実績データから6資産均等型を合成した、同じ期間の比較です。

6資産均等型

青のラインが合成した6資産均等型です。パフォーマンスを悪くしているものが2つなくなったので、当然ですがパフォーマンスが改善されています。

結論:下落したまま戻せていない資産があるからです

こういう比較には嫌悪感を示す人もいると想像しますが、8資産まとめた結果がイマイチなのはどうしてなのか?という疑問に答えてみました。

もっと長期間で見るべきと言われればその通りでしょう。現在新興国は絶不調ですが、スリムバランスは安くなった新興国をより多く買っていますので、新興国が復調するとパフォーマンス向上に貢献することが期待できます。ですから現在のパフォーマンスに不満があってもそのまま積み立てを継続すれば、将来期待通りの果実を手にできるでしょう。

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