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eMAXIS Slim先進国株式とつみたて先進国株式のリターン差を確認しました(2)

投稿日:2018年7月30日 更新日:

次の記事でスリム先進国株式とその弟に相当するつみたて先進国株式のリターン差を確認しました。

それから2ヶ月以上経過しましたが、リターン差は一定の割合で開いているでしょうか。確認しました。

前説

つみたて先進国株式はスリム先進国株式と同じマザーファンドに投資するインデックスファンドで、スリム先進国株式と違うのは信託報酬と販売ルートです。

スリム先進国株式は信託報酬を4回引き下げて現在は税抜き0.1090%ですが、つみたて先進国株式は設定日そのままの税抜き0.20%です。信託報酬を除く隠れコストは同じではないかも知れませんが、前回の比較ではスリム先進国株式とつみたて先進国株式のリターン差はほぼ信託報酬の差でした。そのことから隠れコストは同等だと予想しています。

なお、ここに書いてあることは間違っている可能性が十分あります。投資行動に影響を与える判断は自己責任でお願いします。

つみたて先進国株式とのリターンの差

次は1月30日から7月27日までの期間の、スリム先進国株式とつみたて先進国株式のリターンを比較したものです。この期間のスリム先進国株式の信託報酬は最後の3日間を除いて税抜き0.1095%です。最後の3日間は税抜き0.1090%ですが、これは無視していいでしょう。

青のラインがリターンの差です。ほぼ直線ですが、微妙に暴れていますね。

スリム先進国株式とつみたて先進国株式のリターンを比較

次はスリム先進国株式とeMAXIS先進国株式の比較です。縦のスケールは同じで下方向にシフトしています。青のラインの傾きがトータルコスト差を示すというのが良く分かります。

スリム先進国株式とeMAXIS先進国株式の比較

暴れが少ないです。つみたて先進国株式の純資産総額は10.1億円しかないのでこの程度の変動はやむを得ないのかも知れません。

ラインの傾きからトータルコスト差を試算する

このリターンの差をcsvに吐き出してエクセルの回帰分析にかけました。

回帰分析結果

得られた直線の傾きの係数4.15937E-06は1営業日のものなので、これを246倍して年率換算すると0.10232%になりました。前の記事では0.09150%でした。これがトータルコスト差です。スリム先進国株式とつみたて先進国株式の信託報酬差は税込み0.09774%ポイントです。つまり期待値より0.00458%ポイント多い(差が期待値を超えている)です。割合で言うと4.6%です。

このラインは暴れてはいますが、回帰分析結果の信頼性を示す「重決定R2」が0.97と高いので、それなりに信頼できそうです。勝手に想像している期待値とは4.6%の違いがありますが、期待値通りと言っていいでしょう。

結論:リターンの差は想定通りと判断します

リターンの差から、スリム先進国株式とつみたて先進国株式のトータルコスト差は信託報酬差に等しいと思われます。これは、三菱UFJ国際投信が兄弟関係にある2つインデックスファンドを設定した際に、販路と対象顧客を変えたので信託報酬を変更したけれども、隠れコストは同じにしたということでしょう。当然ですか?そうも言えますし、隠れコストはどうにでもできそうですから違う値にもできるとも言えるでしょう。

隠れコストが同じかどうかは、つみたて先進国株式の運用報告書が公開されれば分かります。

 

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