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インデックス投資

WealthNaviのパフォーマンスを確認しました(5)

投稿日:2018年7月31日 更新日:

これは次の記事の続きです。

毎月1回WealthNaviのパフォーマンスを確認しています。過去記事を読まれた方はここまで飛ばしていいです。

僕だけのWealthNavi

僕は悩んだ末に2018年12月からWealthNaviで積み立て始めています。

実際にやってみなければ分からないこともあります。インデックスファンドなら基準価額のデータからいろいろな分析ができますが、WealthNaviは各個人の口座ごとに投資状況が異なるため、僕のWealthNaviのパフォーマンスは僕にしか分かりません。

WealthNaviの評価額画面

WealthNaviにログインするとこういうグラフが表示されます。ベタ塗り部分が元本、クネクネしているラインが評価額です。元本に対してプラスなのかマイナスなのかは分かりますが、それがインデックス投資の現状と比べていいのか悪いのかはさっぱり分かりません。

WealthNaviの評価額画面

インデックスファンドの場合、基準価額のグラフを見ると自分の含み益の多い少ないは納得できます。そして他の騰落率をインデックスファンドと比べることで、パフォーマンスの相対的な良し悪しが分かります。WealthNaviはどちらも分かりません。

他のインデックスファンドと比較する

僕が知りたいのは次の1点に集約されます。

WealthNaviへの投資はローコストインデックスファンドへの投資と比べて有利なのか?

有利か不利かはリターンの大小で判断します。そこで次の方法でWealthNaviの実績と、ローコストインデックスファンドに投資していた場合の推定リターンを比較します。

  • WealthNaviに投資した年月日と金額を調べます。
  • WealthNaviの円ベースでの評価額を、サンプル日分拾います。
  • WealthNaviに同じ日に同じ金額だけそのインデックスファンドに投資した場合の、上記サンプル日の評価額を計算します。
  • 評価額の変化をグラフにプロットします。

WelathNaviに運用実績をダウンロードする機能はないので、前記画面でグラフの上にマウスカーソルを置いて表示される情報から評価額などを拾うことになります。これは超めんどくさいので、たくさんはできません。それでも拾ったポイントでのWealthNaviの評価額は正しいですし、計算で求めた比較対象インデックスファンドの評価額は期待通りの結果になるはずです。

このグラフから僕が知りたいことの結論が得られます。

比較対象インデックスファンド

次の4本に登場して頂きます。

  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • 楽天全世界株式
  • 楽天全米株式
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

まとめてプロット

次はWealthNaviを含む5本をまとめてプロットしたものです。団子状態でさっぱり分かりません。

WealthNaviを含む5本をまとめてプロット

1対1で比較

ここからは1対1で比較します。青のラインが評価額の差で、WealthNaviが高ければプラスになります。青のラインが十分プラス側にいることができないようだと、WealthNaviに投資する価値はないと言えます。何しろWealthNaviは手数料が税込み1.08%もかかるのですから、比較対象のインデックスファンドよりも十分評価できるリターンが得られないなら、ローコストなインデックスファンドで良いとなります。

WealthNavi vs eMAXIS Slim先進国株式

リターンの差はプラス側とマイナス側を行き来しています。6月、7月はマイナス圏です。新興国株式が足を引っ張っていることは分かっていますが、現時点ではWealthNaviに優位性はないですね。

WealthNavi vs 楽天全世界株式

リターンの差はプラス側とマイナス側を行き来しています。6月下旬からはずっとマイナス側です。これなら楽天全世界株式で十分かと思ってしまいます。この比較ではWealthNaviに優位性はないですね。

WealthNavi vs 楽天全米株式

僕の選んだリスク許容度5だとWealthNaviの33%はVTIです。VTIは回復基調ですが、新興国株式が絶不調、国内株式も戻りが悪いので、WealthNaviがVTIに勝てないのはしょうがないです。今はたまたまWealthNaviに不利な状況であるとはしても、現時点だけで判断するとWealthNaviに優位性はないですね。

WealthNavi vs eMAXIS Slim バランス

スリムバランスと比べてもプラスだったりマイナスだったりするので、WealthNaviに優位性はないと言えます。スリムバランスと大差ないのではがっかりですね。

今月の結論

今月もWealthNaviに優位性を感じられませんでした。今年いっぱいは継続するつもりですが、WealthNaviに優位性を感じることができないまま終わってしまうかも知れません。また1ヶ月後に同じ比較をします。

感想

次は僕のWealthNaviのポートフォリオです。リスク許容度5ならおおむねこの資産比率のはずです。

結果的に現時点ではこのポートフォリオは良さを発揮できていません。このポートフォリオが高いリターンを得られる時は、スリム先進国株式も楽天全世界株式も高いリターンを得られるのではないか、そんな気がしています。

冷静に考えると

WealthNaviのメリットのいくつかは米国ETFを売買する時のめんどくさいこと、不利なことを手数料年間税込み1.08%でまとめて引き受けます、配当金の再投資も自動でやります、というところですが、これは普通のインデックスファンドであれば全て「費用を払ってやってもらう必要のないこと」です。たとえば楽天全世界株式で良いなら(リスク許容度5のポートフォリオはそれに近いです)、WealthNaviよりも楽天全世界株式を普通に買った方が有利と言えそうです。それを否定するだけのメリットが、WealthNaviにあるように思えないのです。あってもリターンで感じられるほどでなければ評価するのは難しいでしょう。

結局のところ、米国ETFを買うよりは、たとえ米国ETFを買うだけのインデックスファンドであってもインデックスファンドの方がリターンが高く、WealthNaviは同等のあるいは類似した資産に投資するインデックスファンドにリターンで勝つのは無理なのかも知れません。

 

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