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eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はiFree S&P500キラーです

投稿日:2018年8月14日 更新日:

ブログ記事は読まれなければ意味がないのでタイトルをちょっと過激にしてしまいましたが、間違ってはいないでしょう。総口数の変化がそれを示しています。

iFree S&P500

2017年8月31日に設定されました。信託報酬は税込み0.243%と低廉ですが、僕はトータルコストは0.614%程度だと推測しています。

間違った推測をしていたのでしたら申し訳ございません。(でもまだ誰からも何の指摘も受けていません。)

またiFree S&P500は43%がETFで現物株は52%しかありません。これではS&P500指数(ベンチマーク)に忠実な運用は困難です。僕はインデックスファンドはベンチマークに忠実であるべきで、そのためには現物株運用が最良と信じています。その点においてiFree S&P500には高い評価をあげられません。

天敵登場

2018年6月15日にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が登場することが分かりました。次はアウターガイ様のブログ記事です。

設定日は7月3日です。信託報酬は税込み0.1728%です。スリムシリーズなのでS&P500指数に連動する競合インデックスファンドが信託報酬を下げれば自動的に対抗するはずです。また、これは先日公開された月報で初めて分かったことですが、スリムS&P500はほぼ現物株運用でした。非常に期待が持てます。

純資産総額の変化

次は純資産総額の変化です。

純資産総額の変化

赤のラインがiFree S&P500、緑のラインがスリムS&P500です。iFree S&P500のスタートが浮いているのは大和証券投資信託の初期投資5億円によるものです。

総口数の変化

純資産総額は基準価額の影響を受けるため人気の実態を知るのには不適当です。一方、総口数は基準価額の影響を受けないため、購入口数ー売却口数による増減のみを知ることができます。

総口数の変化

順調に総口数を増やしてきたiFree S&P500ですが、スリムS&P500の登場前にガクッと減らし、その後の伸びが悪くなったように見えます。次は4月以降の変化をプロットしたものです。比較開始日の総口数を0にしていることに注意して下さい。

4月以降の変化をプロット

スリムS&P500の登場が報じられたのが6月15日で、iFree S&P500の総口数がガクッと減った(売却された)のが6月19日です。18日の15:00までに解約注文を出せば19日の約定に間に合うので、この大口の売却(購入による増加分を無視すると1.8億口程度あるので基準価額11,340円を乗じると2億円を超えます)はスリムS&P500の登場を知った受益者(一人なのか複数人なのかは分かりません)の行動ではないでしょうか。僕には偶然の一致という気がしません。

また、7月以降はiFree S&P500の伸び率が鈍化しているように見えます。そこで1営業日あたりの総口数の増加を調べました。

対象期間 1営業日あたりの総口数の増加
iFree S&P500の6月18日までの38営業日 0.1665億口
iFree S&P500の6月19日からの38営業日 0.0979億口
スリムS&P500の設定日からの28営業日 0.5165億口

iFree S&P500の1営業日あたりの総口数の増加は6月18日を境にした比較では41%も下がっています。一方スリムS&P500の増加率はすごいです。「圧倒的じゃないか、スリムS&P500は」と言いたくなりますね。

楽天全米株式乱入

スリムS&P500の新のライバルはiFree S&P500ではありません。楽天全米株式(楽天VTI)です。前記グラフに楽天全米株式をプロットすると良く分かります。これも比較開始日の総口数を0にしていることに注意して下さい。

楽天全米株式乱入楽天全米株式乱入

これを見ると「圧倒的じゃないか、楽天全米株式は」と言いたくなります。次はスリムS&P500登場後の総口数の変化です。同じく比較開始日の総口数を0にしていることに注意して下さい。

スリムS&P500登場後の総口数の変化

楽天全米株式:お若いの、その程度の人気ででかい顔するんじゃねえぞ。
スリムS&P500:大変申し訳ございません、お手柔らかにお願いします。

確かにスリムS&P500の人気には目を見張るものがありますが、楽天全米株式にはかないません。先行している分受益者数が多い→積み立て設定による口数の増加が多いためだと思います。次は楽天全米株式とスリムS&P500の設定日からの変化を並べてプロットしたものです。時間軸が同じでないことに注意して下さい。

楽天全米株式とスリムS&P500の設定日からの変化を並べてプロット

楽天全米株式の設定直後の伸びは、スリムS&P500の伸びに負けています。同じ時期に起きたことではないのでこの比較には注意が必要ですが、これが実像です。

楽天全米株式:お前なかなか筋がいいな。
スリムS&P500:恐縮です。頑張ります。

今後が楽しみ

いろいろと楽しみなことがあります。

  • トータルコスト:運用報告書の公開まで不明
  • 総口数の変化(人気の推移):時々確認します
  • パフォーマンス:時々確認します

楽天全米株式はベンチマークが異なるためパフォーマンスを横並びで比較する場合は注意が必要ですが、米国株式100%のインデックスファンドに投資している受益者としてはベンチマークの違いを超えて興味があるところでしょう。

よろしければ次の記事もご覧下さい。

 

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