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WealthNaviは2年で900億円集めました

投稿日:2018年8月15日 更新日:

WealthNaviはサービス公開から2年で預かり資産が900億円を超えたそうです。これはとんでもないスピードです。

WealthNaviはサービス公開から2年で預かり資産が900億円超え

よく「・・インデックスファンドの名前・・」の純資産総額が○○億円を超えたとかいう記事を目にしますが、僕は設定後2年で純資産総額を900億円超にできたインデックスファンドを知りません。ひふみプラス(インデックスファンドではない)はカンブリア宮殿後の2年以内に900億円超を集めましたが、設定されたのは2012年です。

キング・オブ・MSCIコクサイのニッセイ外国株式の純資産総額が970億円ですが、そこまで集めるのに4年以上かかっています。セゾンVGBFは900億円集めるのに7年10ヶ月かけました。WealthNaviがサービス公開から2年間で900億円を集められたという事実を、あなたはどうとらえますか?

スリムシリーズは

スリムシリーズが最初に設定されたのは2017年2月でした。ラインアップは全部で10本ですが、約1年半で純資産総額の合計が500億円を超えました。スリムシリーズは人気を獲得できている(実際には商品によって差が大きいです)と思いますが、それでもまだ500億円です。2年で900億円というのはとんでもないハイペースです。

楽天バンガードシリーズは

最近設定されたバランスファンド3姉妹を除いた4本の合計が307億円程度です。最初に設定されたのは2017年9月ですからまだ1年未満ですが、このペースだとシリーズ全体でも2年間で900億円は超えられないでしょう。

たわらノーロードシリーズは

たわらノーロードシリーズは全部で34本もありますが、2018年3月に純資産総額の合計が500億円を超えたそうです。最初に設定されたのは2015年12月ですから2年ちょっとです。アセットマネージメントOneはわざわざ500億円達成を宣伝していたので、大きな区切りの数字だったのでしょう。でも900億円は遠いですね。

たわらノーロードシリーズで一番売れているのはたわら先進国株式ですが、現在の純資産総額は250億円程度です。

ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズは

ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズは全部で12本ありますが、現在の純資産総額の合計は1516億円程度です。そのうち970億円程度がニッセイ外国株式です。

WealthNaviが人気を獲得できたのは事実

WealthNaviはインデックスファンドではありませんが、アクティブファンドでもありません。リスク許容度に応じて5種類のポートフォリオから1つを選択して買い付ける(投資する)というものです。買っているのは米国ETFです。ETFの経費率を除いてWealthNaviの手数料が税込み1.08%かかりますが、一般のインデックス投資家にはこの費用が高く感じられるため、何かと批判されます。

人は自分の立場から物事を見てしまう傾向があるため、インデックス投資家はアクティブ投資家を批判したり低く評価したりしても何ら不思議ではありません。同様に、ローコストインデックスファンドに投資している人はWealthNaviのような相対的に高コストのサービスを批判したり低く評価するのも理解できます。

でもこの世はインデックス投資家ばかりではないですし、WealthNaviを利用している8万人の顧客も間違いなく「投資家」です。異なるスタイル、手段で投資しているだけのことです。投資対象は良質な米国ETFです。僕は従来から掃いて捨てるほどあるボッタクリ商品を金融機関の窓口でつかまされて搾取されるよりは、手数料は高いですがWealthNaviを利用する方がよっぽど良いと思っています。事実、WealthNaviにボッタクリ的なところ(設定、仕様)はありません。手数料税込み1.08%はローコストインデックスファンドから見ると恐ろしく高いですが、WealthNaviが提供しているサービス内容を考えると(投資総額が低ければですが)対価としては妥当だと思っています。

手数料税込み1.08%が取りすぎだと感じるなら、WealthNaviで毎月3から5万円を積み立てた場合に構成される自分だけのポートフォリオ(各ETFをいくら所有しているか)と同じ内容のものを自分で構成するのにかかるコストを計算してみると分かります。(そもそも個人では端株取引できないのでそんな少額投資では満足な比率で各ETFを買えません。)

もしあまりに満足度が低いサービスだとしたら900億円も集められないでしょう。販路を増やし広告宣伝にもお金をかけ、いろいろ努力した結果だと思いますが、人気の出ないサービスは消えていくものです。

別の選択ができる人は

ローコストインデックスファンドに自分で投資できる人はWealthNaviを利用する人とは別の世界の住人です。別の世界の住人は、自分とは別の世界の住人の生活に干渉しなくていいのです。

WealthNaviを投資の入り口として利用し、その後インデックス投資家に鞍替えする人もいることでしょう。逆にWealthNaviを何年も継続する人もいるでしょう。それが自然だと思います。

僕は実際にWealthNaviを試したくて投資を行い、普通のインデックスファンドに同額を同タイミングで投資していた場合とのパフォーマンス比較を行っています。

どうもWealthNaviに優位性はなく普通のローコストインデックスファンドで十分という結論になりそうです。でもWealthNaviは受益者にとって圧倒的に不利なダメダメ商品でもありません。

tsumiki証券は

tsumiki証券が扱うのはアクティブファンド四天王です。

ターゲットとなる顧客層はWealthNaviとかぶる気がします。少なくともローコストインデックスファンドを自分で買える人でないのは明らかでしょう。WealthNaviのように人気を獲得できるでしょうか。とても興味があります。

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