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スリム先進国株式の32.5%はVEAの6割ちょっとです

投稿日:2018年8月23日 更新日:

スリム先進国株式の約66%は米国株式、約34%が米国以外の株式です。米国株式部分はほぼS&P500ですが、残りは「これと同じ」というのがありません。次の記事ではその残りとVGKを比較しました。

米国を除いた先進国株式で有名なのがVEAです。この記事ではVEAとスリム先進国株式の米国株式を比較します。

VEA

スリム先進国株式のベンチマークはMSCIコクサイです。そのうち約66%はS&P500まるごと+おまけだと思って大丈夫ですが、では残りの約34%はなんでしょうか。

VEA(Vanguard FTSE Developed Markets ETF)はFTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックスをベンチマークにしています。VEAはMSCIコクサイにはない国を含んでいます。日本と韓国です。韓国は指数によって先進国だったり新興国だったりする厄介な国です。

検討に使ったデータ

この記事で検討に使ったMSCIコクサイのデータはこちらから、VEAのデータはこちらからダウンロードしました。

保有比率は当然変動しますので参考値程度として下さい。また今回も嫌いな手作業をたくさん強いられたため、間違っているところもあると思います。総じて検討結果の正しさは保証できませんのでご了承ください。

米国以外の株式の構成

MSCIコクサイの総銘柄数は1316です。うち米国以外の株式は684です。一方VEAは3824もあります。(指数の対象銘柄であっても保有率が0.00%となっているものは除いています。)次はVEAとMSCIコクサイの米国以外の国別投資割合を比較したものです。

空白のところは指数が投資先にしていない国です。MSCIコクサイが投資対象にしている国は全てVEAにあります。一方VEAにある日本と韓国はMSCIコクサイにはありません。

VEAとMSCIコクサイの米国以外の国別投資割合

次の表はMSCIコクサイ内の米国以外の合計が100%になるように調整したものです。

VEAとMSCIコクサイの米国以外の国別投資割合(調整後)

ウェイトは時価総額比で決めていますが、大型、中型、小型の比率が異なるため、国別順位は同じではありません。

MSCIコクサイとVEAの保有銘柄を比較

MSCIコクサイとVEAが共に保有している(重複している)銘柄を比較したところ、それらはMSCIコクサイの32.5%、VEAの62.2%を占めていました。つまり「MSCIコクサイの32.5%はVEAの62.2%と同じである」と言えます。

なお、VEAには保有比率が0.01%以下のものが多く、これを無視すると合計が91%程度になり、0.01%とすると114%を超えます。それで0.01%以下のものは0%として無視しました。そのため上記「VEAの62.2%と同じ」という部分は不正確です。

次は比較結果の先頭部分です。MSCIコクサイの保有比率はMSCIコクサイ内の米国以外の合計が100%になるように調整したものです。

MSCIコクサイとVEAの保有銘柄比較

詳しく見たい方はエクセルファイルがこちら(MSCIコクサイとVEAの投資先比較)にあります。

TOK vs IVV vs VGK vs VEA

せっかくなので皆さんに登場して頂きます。各ETFの取引価格(close)を円換算したものの騰落率をプロットします。配当金を無視していますのでインチキですが、リターンの相対的な違いは分かるでしょう。

比較期間は2010年1月から2018年7月までです。

TOK vs IVV vs VGK vs VEA

赤のラインがTOK、緑のラインがIVV、青のラインがVGK、紫のラインがVEAです。この比較期間だとIVV(S&P500)のパフォーマンスは圧倒的です。TOK(MSCIコクサイ)はIVVにかないません。8年以上の期間でこういうグラフを見るとリターンの差が際立ってしまいます。

VGKもVEAも米国株式を含んでいないのでIVVやTOKと比べると相対的に見劣りします。それだけこの比較期間だと米国株式は強いということですね。この米国株式の強さが今後も続いて欲しいものです。(そうすると米国株式に集中投資する人は大儲けできますが、先進国株式に集中投資する僕も相応に儲かるからです。)

VGKとVEAの比較ではVEAの方がリターンが高いです。VGKとVEAの投資先にはそれなりの違いがあるので差ができるのは当然としても、どちらのリターンが高くなるかは投資先の状況次第です。この比較期間では日本もリターン向上に貢献したということだと思います。

 

 

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