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個人向け国債の絶対的なメリットは1つしかありません

投稿日:2018年8月25日 更新日:

僕は新生銀行のハッピーバースデー円定期に1,000万円を預けていました。

3ヶ月経過して満期を迎えたので、次にどうするか考えていましたが、他に良い選択肢がないので個人向け国債変動10年を利用することにしました。

1,000万円購入して4万円プレゼント

今回も大和証券で購入します。1,000万円購入して4万円もらえるというのは現在最も良い条件のはずです。同じキャッシュバック率なのはみずほ証券だけだと思います。次は大和証券からの引用です。

キャッシュバック金額一覧

引用:大和証券

1,000万円以上になるとキャッシュバック率が4%に上がりますが、500万円以上1,000万円未満だと3%です。1,000万円購入すると5万円プレゼントされる時期もあって実際に利用したことがありますが、その頃がなつかしいです。

個人向け国債の嫌いなところ

天変地異などの事情がなければ1年間は解約できません。資金がロックされてしまいます。現在はゼロ金利政策により個人向け国債変動10年の利率は0.09%しかなく、それだけでは全く利用する価値がないところ、金融機関によるキャッシュバック(もちろんその原資は国が出しています)率が(譲渡税を課せられないこともあり)普通に選択できる円定期よりも高いことでやっと意味のあるものになっています。

そのため、1,000万円あるなら無リスク資産の運用先として個人向け国債変動10年を購入し、4%のキャッシュバックをもらって1年後に解約するという制度上好ましいとは言えない行動が「賢い選択」とされます。

僕は資金が1年間ロックされるのはすごく嫌いです。それは無リスク資産の中には小規模企業共済や経営セーフティ共済、仕組預金など流動性に制約のあるものがそれなりにあり、これ以上流動性を下げたくないからです。

でも現在の流動性がある無リスク資産の総額、条件の良い円定期がないことを考慮して、また個人向け国債変動10年を利用することにしたのです。

キャッシュバックがなければほぼ意味はない

大和証券では「現金プレゼント」と言っていますが、このキャッシュバックがなければ現在の個人向け国債変動10年は利用する価値がほぼありません。1年間は解約できないし、解約時には必ず過去1年分の利息がなかったことにされますし、利率も0.09%と低すぎます。金利は変動するのでインフレに強いという意見もありますが、インフレになって金利が上がれば銀行の円定期の金利も上がりますから、解約できない長期間の円定期でもない限り、満期になってからか中途解約して利率の高い円定期に乗り換えればいいだけです。

個人向け国債変動国債の絶対的なメリットはこれです

  • 1,000万円を超えても全額国が保証してくれます。

金利と流動性を考えると楽天銀行の1ヶ月0.21%の円定期は最強です。

この円定期、1口座あたりの合計が1,000万円を超えて利用することもできます。だからと言って、1,000万円を超えて預けると万一楽天銀行が破綻した場合に元本1,000万円+利息までしか保障されません。現実の問題として楽天銀行が破綻する可能性はかなり低いと思いますが、とんでもない規模の災害、戦争、疫病などによりありえないとは言い切れません。ですから銀行の1口座に1,000万円を超えて預けるリスクは避けるべきです。

その点、個人向け国債変動10年は安心です。何があろうとも額面の金額で買い取ってくれます。無リスク資産が億単位であり、1口座あたりの合計が1,000万円を超えないようにするのに苦労するような資産家であれば使い勝手があるでしょう。我が家には縁のない話です。

利率が上がればメリットが活きます

つい最近まで0.05%、現在0.09%しかない利率ですが、利率が上がれば活きるメリットもあります。購入後1年経過すると、過去1年間分の利息は没収されますがいつでも任意の金額分売却(換金)できます。(でも電話でないとできないし着金まで日数を要するのは不便です。)利率が1.0%未満なら楽天銀行の普通預金の利率1.0%の方がよっぽどいいです。いつでも引き出せますし、過去1年分の利息を没収されることもありません。

2007年初頭は利率が1.10%もありました。それぐらいあるといいのですが、日本は長期間低金利、ゼロ金利政策が続いていていつそのような、それらしい金利になるのか全く分かりません。だから僕は現状では、個人向け国債変動10年はキャッシュバック狙いで1年後に解約するという好ましくない利用法を除いて、無理して購入する価値はないと判断しています。

現状では想像しずらいですが、将来利率が1%程度になって個人向け国債変動10年が無リスク資産の置き場所として優位性を発揮できるようになれば、好ましい利用法を選択肢に加えます。

無リスク資産の預け先も大事です

どうせ利率が低いからと諦めず、各世帯で異なる事情を考慮した上で最適な金融商品を利用しましょう。選択肢は多くなくとも、金利0.001%の銀行口座に放置しているよりは良いです。楽天銀行ならマネーブリッジを利用するだけで0.1%になります。(イオン銀行は同じ0.1%にするのに条件が厳しくなりました。)

 

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