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受益者をナメたtsumiki証券への死亡宣告

投稿日:2018年8月29日 更新日:

次の記事でtsumiki証券の残念ぶりを嘆きました。

一番がっかりしたのは、証券会社にとって儲けの多いアクティブファンド4本だけを取扱商品にしたことです。それらを投資の素人に勧誘するなんて時代に逆行しています。

それに死亡宣告がなされました。(画像は全てこちらからの引用です。)

楽天カードで決済できます

これでtsumiki証券は終わりです。受益者をナメたサービス設計をするから、競合他社に簡単に負けてしまうのです。

積み立て可能な全ての投資信託が対象

楽天カードでの決済の仕組み

「おすすめpoint3」にこうあります。

楽天証券で積立可能な全ての投資信託を購入(買付)可能

特定・一般・NISA・つみたてNISAも取引対象

ということは、夢のようですがスリムシリーズも対象です。

楽天スーパーポイントを1%もらえます

「おすすめpoint2」にこうあります。

楽天スーパーポイントを積立に活用できる

これを読んで、もらえる楽天スーパーポイントは制約のないもので、これで投資信託の購入に使えると思う人がほとんどだと思います。でもおそらくその理解で間違いないと思います。

ただし月額5万円が上限です

楽天経済圏でしか通用しない楽天スーパーポイントの付与とは言え、投資信託の購入金額の1%というのは大きな負担です。このサービスだけを切り取って考えると完全な赤字のはずで、普通の企業なら経営幹部の稟議にかかる前に却下されるレベルでしょう。これを実現させる楽天グループは本当にすごいと思います。

でも流石に負担は抑えたいので5万円を月額上限に設定しました。この上限金額はtsumiki証券と同じです。

細かい制約は不明

次の記述から、積み立て設定画面が変更になるはずです。

仕組みの説明文

次は楽天証券の積み立て設定画面です。

楽天証券の積み立て設定画面

「引落口座」に「楽天カードクレジット決済」のようなものが追加され、それを選ぶと「積立指定日」が毎月1日で固定されて変更不可となると思われます。

ここで分からないのが、合計金額が5万円以下なら複数の投資信託でこの積立設定ができるのかどうかです。それは制度設計ではなくシステム開発負担だけの問題だし、僕の場合は次のことができればもう何の不満もありません。

  • スリム先進国株式を分配金コース「再投資型」で引落口座を「証券口座」で任意の金額積み立て。
  • スリム先進国株式を分配金コース「受取型」で引落口座を「楽天カードクレジット決済」で5万円積み立て。

これは問題なくできるでしょう。

破壊力抜群

スリムシリーズの積み立てで月額5万円を上限に、(100円からのスポット購入で)再投資に使える楽天スーパーポイントがもらえることの破壊力は抜群です。

まずtsumiki証券への打撃は計り知れないですね。楽天証券だって多大なコストを払うわけですから宣伝広告活動面にも投資して、tsumiki証券を葬ろうとするでしょう。これは証券会社同士の戦いだけではなくて、クレジットカード会社同士の戦いなのです。(そうでなければいくら楽天グループでもサービスに必要なコストを正当化できない気がします。)tusumiki証券は虎の尾を踏んだわけです。

一時期、三菱UFJ国際投信がスリムシリーズの直販を計画しているという話がありましたが、これでかなり遠のいた気がします。

SBI証券にとっても脅威ですね。投資信託に投資可能な資金のうち月額5万円がSBI証券から楽天証券に移動することは容易に想像できます。もちろん受益者次第ですが、ネット専売証券なので受益者の大半はこういう情報への感度が高いでしょう。

それにしても楽天証券が対抗策を打ち出すまでの期間は短かったですね。丸井グループが証券会社を設立するという話が出たのが5月、そこそこの詳細が公表されたのが7月下旬ですから、意思決定のスピードの速さは並の企業ではないですね。

 

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