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Funds-i 外国株式のトータルコストは運用報告書にある値よりも高いです

投稿日:2018年8月30日 更新日:

たわら先進国株式とFunds-i 外国株式の決算期間は異なります。公開されている運用報告書から、この2本のインデックスファンドのトータルコスト差が確実に分かるのは直近では2016年10月13日から2017年9月6日です。たわら先進国株式は税込み0.281%、Funds-i 外国株式は税込み0.615%で、その差は0.334%です。

ところがリターン実績から計算するとこの差がもっと大きいのです。

たわら先進国株式 vs Funds-i 外国株式

たわら先進国株式 vs Funds-i 外国株式

青のラインがリターンの差です。たわら先進国株式の方がリターンが高いので右肩上がりの直線です。この直線の傾きがトータルコスト差を示しています。

このリターンの差をcsvに吐き出してエクセルの回帰分析にかけました。

回帰分析結果

信頼性を示す「重決定R2」が0.9913であることから信頼性は高いです。得られた直線の傾きの係数2.063E-05は1営業日のものなので、これを246倍して年率換算すると0.5075%になりました。運用報告書から分かるトータルコスト差が0.334%なので、0.1735ポイントも違いがあります。これはおかしいです。

ではたわら先進国株式の上記決算期間とeMAXIS先進国株式のリターン実績を比較します。

たわら先進国株式 vs eMAXIS先進国株式

たわら先進国株式とeMAXIS先進国株式も決算期間は異なります。公開されている運用報告書から、この2本のインデックスファンドのトータルコスト差が確実に分かるのは直近では2017年1月27日から2017年10月12日です。たわら先進国株式は税込み0.281%、eMAXIS先進国株式は税込み0.718%で、その差は0.437%です。

たわら先進国株式 vs eMAXIS先進国株式

こちらもリターンの差をcsvに吐き出してエクセルの回帰分析にかけました。

回帰分析結果

信頼性を示す「重決定R2」が0.986であることからこの青のラインは完全な直線でないことがうかがえます。でもリターンの差を示すラインは複利効果により弓なりに曲がるので、これで妥当という気もします。

得られた直線の傾きの係数1.8587E-05は1営業日のものなので、これを246倍して年率換算すると0.4572%になりました。運用報告書から分かるトータルコスト差が0.437%なので、0.0202ポイントの違いがありますが、これは誤差と考えていいでしょう。

よって、たわら先進国株式の(この決算期間の)トータルコストは運用報告書通りだと思われます。では次にFunds-i 外国株式とeMAXIS先進国株式で比較します。

Funds-i 外国株式 vs eMAXIS先進国株式

Funds-i 外国株式とeMAXIS先進国株式も決算期間は異なります。公開されている運用報告書から、この2本のインデックスファンドのトータルコスト差が確実に分かるのは直近では2017年1月27日から2017年9月6日です。Funds-i 外国株式は税込み0.615%、eMAXIS先進国株式は税込み0.718%で、その差は0.103%です。

Funds-i 外国株式 vs eMAXIS先進国株式

リターン差を示す青のラインがフラットです。右軸のスケールは最初のグラフと同じです。これは、回帰分析するまでもなくFunds-i 外国株式とeMAXIS先進国株式のトータルコスト差はほぼ0%であることを意味しています。

お約束の回帰分析結果です。

回帰分析結果

信頼性を示す「重決定R2」が0.296であることから明らかに直線ではありません。確かにうねっています。得られた直線の傾きの係数1.8736E-06は1営業日のものなので、これを246倍して年率換算すると0.0461%になりましたがこれはあてになりません。

よって、Funds-i 外国株式のトータルコストは運用報告書にある税込み0.615%よりも高く、eMAXIS先進国株式のトータルコストである税込み0.718%に近いと思われます。

eMAXIS Slim先進国株式 vs Funds-i 外国株式

スリム先進国株式の2018年1月30日以降のトータルコストは運用報告書から税込み0.19786%と計算(推定)されます。Funds-i 外国株式のトータルコストは推定するしかありませんが、前期から変化なしとするとトータルコストは税込み0.615%です。よってトータルコスト差は0.41714%が期待値となります。

なお、7月25日に信託報酬を税抜き0.1090%に0.0005ポイント下げましたがこれは無視します。

eMAXIS Slim先進国株式 vs Funds-i 外国株式

青のラインはきれいな直線です。

回帰分析結果です。

回帰分析結果

信頼性を示す「重決定R2」は0.9968なので信頼性は高いです。得られた直線の傾きの係数2.08741E-05は1営業日のものなので、これを246倍して年率換算すると0.5135%になりました。期待値は0.41714%なので0.09636ポイント高いです。

結論:Funds-i 外国株式のトータルコストは運用報告書にある値より高いです

もし間違っていたら本当に申し訳ございません。検証可能なデータと共にご指摘頂ければすぐ修正致します。

僕は上記分析結果から、Funds-i 外国株式のトータルコストは運用報告書にある値よりも0.1%ほど高いと思います。運用報告書通りの値なら、比較結果は確実に違ったものになるはずです。

Funds-i 外国株式の総口数は

Funds-i 外国株式の総口数の変化

これはFunds-i 外国株式の設定日からの総口数の変化です。勢いは落ちていますがまだ上昇中です。信託報酬が税込み0.594%と高いだけでなく購入時手数料が税込み1.08%もかかる明らかに高コストな商品になぜ投資を続けるのでしょうか。

  • 無関心。積み立て設定後ほったらしにしている。損し続けていることに気付いていない。
  • 高コストなことは分かっていても行動を起こさない。積み立て停止することすらしない。まあいいかと思っている。

どっちにしても自己責任です。

 

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