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楽天証券+楽天カード+積み立て+ポイント再投資の効果を計算しました

投稿日:2018年9月2日 更新日:

投信ブログは楽天証券の新サービスで盛り上がっています。僕はこれでtsumiki証券に未来はなく(もう死んでいます)、SBI証券は明らかにシェアを落とすと考えています。

楽天証券で楽天カード決済で積み立てた時に月額上限5万円に対して1%の楽天スーパーポイントが付与されます。ポイントですがそれで投資信託を購入できるので、言い換えれば5万円の積み立てで500円キャッシュバックされるようなものです。

このキャッシュバック分はスポット購入により再投資するのがおすすめです。もちろん他の目的に使ってもいいのですが、再投資による複利効果を活かして有利に資産を増やしたいものです。

ではキャッシュバック分を再投資するとしない場合に比べてどれぐらいの差が出るのでしょうか。計算しました。

なおこの記事内では積み立てでもらえるスーパーポイントを「キャッシュバック」と表現しています。ご了承下さい。

計算方法

選択したインデックスファンドに毎月5万円積み立てます。次の2つのケースで評価額にどのような差が生まれるかを調べます。

  1. キャッシュバック分は再投資しない。
  2. キャッシュバック分を翌月以降毎月月初にスポット購入で再投資する。

シミュレーション用にインデックスファンドの基準価額データを使います。なおプログラムの都合上、5万円の積み立てもキャッシュバックによるスポット購入も月初の営業日に約定したものとしています。

eMAXISバランス(8資産均等型)

そこそこのリスクでそこそこのリターンが期待できるインデックスファンドの代表として登場してもらいます。使っているのは過去データですが、これから起こる未来のことに置き換えて考えてください。(そんな昔にキャッシュバックはなかったでしょ、というツッコミはなしで。)

過去6年間

  元本 評価額
再投資なし 3,600,000円 4,286,040円
再投資あり 3,635,500円 4,327,979円
再投資したキャッシュバックの総額   35,500円
再投資なしと再投資ありの評価額の差   41,939円
再投資したキャッシュバックの含み益   18.14%

6年間で再投資したキャッシュバックの総額は35,500円です。そして再投資ありとなしの評価額の差は41,939円です。再投資したキャッシュバックも基準価額の上昇の恩恵を受けて増えます。それにより再投資したキャッシュバックの含み益が18.14%あります。(41,939円-35,500円=6,439円)

これぐらいの効果金額だと毎月ちまちま再投資なんてめんどくさくてやってられないよ、と思って再投資しないのも自由です。キャッシュバック再投資の効果は再投資した人だけが得られるものです。

過去3年間

  元本 評価額
再投資なし 1,800,000円 1,937,552円
再投資あり 1,817,500円 1,956,364円
再投資したキャッシュバックの総額   17,500円
再投資なしと再投資ありの評価額の差   18,812円
再投資したキャッシュバックの含み益   7.50%

物足りないですか。積み立て期間が短いと不利になるのは避けられません。

eMAXIS先進国株式

リスクも高いがリターンも十分高いインデックスファンドの代表としてeMAXIS先進国株式に登場してもらいます。

過去5年間

十分現実にありそうなケースです。

  元本 評価額
再投資なし 3,000,000円 3,864,020円
再投資あり 3,029,500円 3,901,756円
再投資したキャッシュバックの総額   29,500円
再投資なしと再投資ありの評価額の差   37,736円
再投資したキャッシュバックの含み益   27.92%

再投資すると元本が増えるのは当たり前ですが、再投資によってキャッシュバック分が複利効果の恩恵を受けます。バカにできないと思いませんか。

過去8年間

  元本 評価額
再投資なし 4,800,000円 8,437,679円
再投資あり 4,847,500円 8,520,500円
再投資したキャッシュバックの総額   47,500円
再投資なしと再投資ありの評価額の差   82,821円
再投資したキャッシュバックの含み益   74.36%

この差は大きいでしょう。

結論:毎月初に500円分ポイントを再投資しましょう

可能ならば楽天カード決済で毎月5万円積み立てるのが有利です。それでもらえる楽天スーパーポイント500円分は、毎月初にスポット購入(雑念を振り払うため同じ投資信託にするのが良いです)するのに使いましょう。それが長期投資で生み出す違いは実証済みです。

問題は再投資にかかる手間です。人間は怠け者なのですぐに継続できなくなってしまっても不思議ではありません。

お金に色はなく、楽天スーパーポイントにも色はないので、毎月500円分の余裕資金が増えたと見なして、5万円積み立て設定した投資信託の「受取型、再投資型」の選択を変えて500円積み立てされるようにしてもいいでしょう。(もちろん違う投資信託でも構いませんが。)

キャッシュバックの自動再投資プログラムを希望します

付与されるのは楽天スーパーポイントですが、それを自動でスポット購入に使ってくれるサービスがあると最強です。楽天証券ならできると思いますが、楽天グループとしてはスーパーポイントを楽天市場でも使って欲しいはずなので、社内で猛反対されるかも知れません。

でもその議論は楽天スーパーポイントで投資信託を購入できるように(しかも100円以上1円単位というこれ以上は望めない仕様で)した時にもあったはずです。

よろしければ次の記事もご覧ください。

tsumiki証券が成し遂げたこと

tsumiki証券は投資に詳しくない初心者をターゲットに良心的ではない商品選択を行いそれらを「おすすめ」と称して売りつけるとても2018年とは思えない行動を取りました。受益者をナメきっています。こんなサービスは早く消えた方が、だまされる不幸な受益者が減るので良いです。

でもtsumiki証券が成し遂げた良いこともあります。それは虎(楽天グループ)の尾を踏んだことで怒りを買い、その結果多くの受益者にとって恩恵となる良心的な制度設計のなされたサービス開始に踏み切らせたことです。

tsumiki証券の登場がなかったら、この時点で楽天証券はコスト負担の大きいそのサービスを開始していなかったと思います。その点においてtsumiki証券が果たした役割は大きかったと言えます。

 

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