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インデックス投資

これが現実:2018年は世界分散しない方が儲かっています

投稿日:2018年9月5日 更新日:

2018年は1月末までは平穏でしたが、2月に入ってから最大10%程度の下落があり、その後方向感のない不安定な状況が長く続きました。そして8月下旬は世界各地に大きなリスクを抱えながらも不思議なことに米国を中心に株価は回復傾向でした。

さて、次のインデックスファンドは人気が高く積み立て投資している読者の方も多いことでしょう。

  • 楽天全米株式
  • スリム先進国株式
  • 野村つみたて外国株投信
  • 楽天全世界株式

この並びには意味があります。上から下に行くほど世界分散されています。そして2018年は(これまでのところ)世界分散=儲からない結果になっています。でも8月末で自分が投資しているインデックスファンドの運用成績を見た時に、世界分散しているけど儲かっていないとは感じなかった方もいることでしょう。

それはどうしてなのか、いつもとは逆のアプローチでお話します。

僕の考えは

僕はこのブログを始めた頃からはすっかり考えが変わり、長期投資を前提とするなら株式100%で良いと判断しています。株式以外の資産をポートフォリオに含める必要はないというのが僕の考えです。この考えに賛同できない人がたくさんいることは承知しています。(人によって最適解が異なるだけの話です。)

株式100%と言っても世界分散の程度によって複数の選択肢があります。僕は先進国株式を選択しましたが、各自のリスク許容度と好みで納得できるものを選択すれば良いのです。

年初からの積み立て投資結果

次は年初から毎月初5万円を前記4つのインデックスファンドに積み立て投資していた場合のシミュレーション結果です。

年初から毎月初5万円を前記4つのインデックスファンドに積み立て投資していた場合のシミュレーション結果

凡例の右側に8月末時点の評価額と利益率があります。

  • 楽天全米株式は8ヶ月積み立てて9.13%ですから素晴らしいパフォーマンスです。
  • スリム先進国株式も6.09%ありますから十分満足でしょう。
  • 野村つみたて外国株投信は4.46%なので微妙でしょうか。年率換算すれば満足な値になりますが、そのように思えるかどうかは受益者次第です。
  • 楽天全世界株式は3.67%です。そんなものかと思えばそんなものでしょうが、もしここに登場した他の、株式のみに投資するインデックスファンドのリターンと比べたらがっかりするかも知れないですね。

この結果ならパフォーマンスの差は世界分散の度合いの差だから納得するという人もいると思います。でも話はこれで終わりません。

実は積み立て投資の良さに救われています

次は基準価額の騰落率の変化をプロットしたものです。積み立て投資の結果は8月19日以降の上昇に大きな影響を受けています。これがないとガッカリな結果でした。

基準価額の騰落率の変化

赤のラインは楽天全米株式です。別格です。早々と年初来の最高値を超えています。米国株式の強さ、好調さを認めない訳にはいきません。

緑のラインはスリム先進国株式です。6月以降の楽天全米株式の回復ぶりには全くかないません。

青のラインは野村つみたて外国株投信です。紫のラインは楽天全世界株式です。納得できるかどうかは別にしてこれがリターンの生の姿です。

凡例の右にある利益率は年初に一括投資していた場合のものです。積み立て投資結果とずいぶん違いますが、それは積み立て投資のメリットが生み出したものです。

長期投資が意味するもの

受益者本人の寿命を超える長期投資はできないので(死亡すると口座は解約されてしまいますから、150年も運用するのは無理です)、投資を開始した年齢で長期投資の上限が決まります。それが何十年であってもおそらく人生の終盤はガチホ+取り崩しながらの生活になると思います。つまり、ずっと積み立て投資を継続できるわけではないのです。

積み立て投資が終わりガチホ状態に入ると、その時の平均取得価額で一括投資したのと同じことになります。それ以降は「リターンの生の姿」で含み益の変化が決まります。そうなってからの基準価額の変化を想像したことはありますか。

2018年年初からの基準価額の騰落率の変化と同じことが、ガチホしている時に起きたと想像して下さい。含み益が10%程度減った後、なかなか元に戻らない日々が続きます。楽天全米株式はいち早く下落から回復してプラスに転じます(1月末の含み益最高記録を更新します)が、他はなかなか回復しないままです。

これは世界分散する代わりに失うもののひとつです。こういう表現を嫌う人はそれなりにいると想像しますが、事実です。世界分散するもしないも自由なので好きなのを選択すればいいのですが、世界分散したらどうなるかは分かった上で納得してやるべきです。

僕の場合は米国株式のみのリターンの高さに大きな魅力を感じながらも、あえて先進国株式への集中投資を選択しました。それは僕なりにリスクとリターンを天秤にかけた結果です。

2018年はあと4ヶ月

僕には予知能力がないことが分かっているので気楽に予想することができます。外れて当然だからです。

2018年はあと残すところ4ヶ月になりました。僕は2018年中は前記グラフの傾向のままだと予想しています。上がっても下がっても赤、緑、青、紫の並び、開きは変わらないと。

予想が当たるか外れるかは4ヶ月以内に判明します。

 

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