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One Tap BUYを勧めるのはもはやアフィリエイターだけかも知れない【追記あり】

投稿日:2018年9月23日 更新日:

このブログはれっきとした「アフィリエイトブログ」ですし、僕もアフィリエイターの端くれですが、One Tap BUYはいいと思わないのでアフィリエイトを貼り付けていませんでした。

そのOne Tap BUYですが、最近CFD取引を開始しました。おいおい、それってどう考えてもターゲットにしている顧客層に合わないでしょ。その傾向はありましたが、ついに暗黒面に落ちてしまった感があります。

なぜそんなことを

「1万円からスマホでデイトレーダー」とあります。ため息が出ますね。

「1万円からスマホでデイトレーダー」

引用:One Tap BUY

CFD取引を10倍レバレッジでやりましょうというものです。

1万円からの取引が可能!

OneTapBUY10倍CFDでは、証拠金1万円から、1万円単位で差金決済取引をご利用頂く事が出来ます。少ない元手でお取引が行えるので、まずは試してみたいという方におすすめです!

引用:One Tap BUY

CFDは知らなくてもFXは知っている方も多いでしょう。僕たちインデックス投資家が避けるべきゼロサムゲームの代表格です。(インデックス投資家なのにFXをやっている人を散見しますが、僕はなんて無駄なことをしているのだろうかと思ってしまいます。)そして手数料はしっかり徴収されるので、参加者にとってはマイナスサムゲームだと言われます。誰かの利益は誰かの損でまかなわれるのです。

FXは通貨を対象としていますが、CFDは通貨以外も対象にできます。で、One Tap BUYのCFDが対象にしているのは次の2つだけです。

  • シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場された日経225先物
  • シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場されたE-miniS&P500の株価指数先物

まず上記商品のどちらかを選び、次にこれから上がるか下がるかのどちらかに賭けます。まさに「賭ける」という表現がぴったりです。予想が当たれば10倍儲かります。予想が外れれば10倍損します。

もともとOne Tap BUYは3倍のレバレッジをかけたSPXLやSPXSというETFを扱っていたので、「やっぱりそう来たか」と思わなくもないですが、それにしてもひどいです。レバレッジをかけたETFは最悪購入したETFの取引価格が限りなくゼロになり、ひどいと強制償還されてしまいその後ホールドしてたら価格が戻るかもという希望もなくなります。でも、最大損失額は自分が購入時に払った金額です。

一方CFDはレバレッジをかけている分の大きな金額がマイナスになり得ますから、売買している金額を超えて損してしまいます。

良くFXで○○万円溶かした(○はもう1つ多いことも)と聞きますね。お金を溶かす力はCFDも同じです。証券会社(この場合はスマホ証券)は確実に儲かりますが、参加者はたいてい損します。たまに得したとしてもその運は長くは続きません。

One Tap BUYの当初の志はどこへ

個別株を1,000円からスマホで気軽に購入できるのがウリだったはずです。その後ETFを追加した際に普通のETF1本に対してレバレッジをかけたものを2本という好ましくない行動に出ました。この時から「変質」の兆しはあったわけですが、CFDの導入は決定的です。当初の志をすっかり失ってしまったのでしょうね。

普通のネット証券で個別株を買える人はわざわざ(普通に買う場合に比べてメリットのない)One Tap BUYを利用するわけはないので、対象ユーザー(顧客)はスマホを利用するが余裕資金の少ない人に限られます。つまり、無垢な若い人たちでしょう。その人たちにレバレッジ10倍のデイトレードを勧めているのですよ。

これならtsumiki証券の方が1000倍いいです。

弱者はいつの時代も搾取される

この場合の弱者とは「情報弱者」のことです。金融リテラシーがない人のことです。CFD取引ならすぐに火傷して撤退するから搾取され続けることはないと思いますが、そのひどい経験は株式投資から遠ざかる要因になりかねません。そうだとすると実に残念です。

そして困ったことに投信ブログでもOne Tap BUYを勧める人がいます。おそらく割のいいアフィリエイトなのでしょう。でも流石にCFDは本気で勧めてないと思いますよ。あるいはこうかも知れません。「俺がアフィリエイトを貼り付けた時にはCFDはやってなかった。今のことは知らん。」とね。

追記:S&P500の1日の下落率

某アフィリエイターがOne Tap BUYのCFD10倍取引をプッシュしていました。自分で楽しむのはいいけど情弱な人を巻き込むのはどうかと思います。

そのブログにはS&P500は動きがマイルドとありました。レバレッジかけてなければいいですが、10倍かかっていてもそう言えるでしょうか。

配当金を含まないS&P500(^GSPC)の取引価格データを円換算したものを使って、2010年以降の1日の下落率を調べました。

  • 2%以上下落した日は108回ありました。
  • うち3%以上下落した日は39回ありました。
  • うち4%以上下落した日は16回ありました。

怖くないですか?きっと火傷しますよ。

One Tap BUYのCFD10倍取引で扱うのは先物なのでもっと変動は激しいと思います。インデックス投資家は近寄るべきでありませんし、他人を巻き込むべきではありません。(それも自分のアフィリエイト目的で。)

久しぶりに毒吐きました。

 

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