個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

SBI全世界株式はベンチマークに偽りありのまがい物でした

投稿日:2018年9月28日 更新日:

最近、EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドは「SBI全世界株式」という短くて明快な名前に変わりました。このSBI全世界株式はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークにしていますが、これはVTのベンチマークと同じです。つまり楽天全世界株式と同じです。

が、楽天全世界株式がVTを買うだけなのに対して、SBI全世界株式は次の3本のETFを組み合わせて実現します。

3本のETFを組み合わせることで実現

引用:目論見書

僕は当初これでFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス相当になると思っていたのですが、そもそも米国の投資割合が違うことに気付きました。シュワブUSブロードマーケットETFは米国のみですが、投資割合が50%とあります。月次レポートの数値は49.33%でした。が、VTの米国株式の比率は53%はありました。

そこで残る2本のETFについて投資先の国と比率を調べてVTのそれと比較したところ、とてもFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス相当と呼べる代物ではないことが分かりました。

裁判されても勝てる資料をお見せします。

参照した資料

  • VTの国別投資割合はこちらから取得しました。
  • SPDR MSCI全世界株式(除く米国)ETFの国別投資割合はこちらから取得しました。
  • SPDRポートフォリオ新興国株式ETFの国別投資割合はこちらから取得しました。

驚いたこと

調べるまで全く知りませんでしたが、SPDR MSCI全世界株式(除く米国)ETFとSPDRポートフォリオ新興国株式ETFの投資先は一部重複しています。その一覧です。

アラブ首長国連邦、インド、インドネシア、エジプト、オランダ、カタール、ギリシャ、コロンビア、シンガポール、タイ、チリ、トルコ、ハンガリー、フィリピン、ブラジル、ペルー、ポーランド、マレーシア、メキシコ、ロシア、英国、香港、台湾、中国、南アフリカ、米国

比率は低いですが米国まで出てきます。そんな状態ではどんな比率でETFを組み合わせたところで同じには絶対ならないですよね。

国別投資比率比較

図が長いので2つに分けました。次は前半です。投資比率に大きな違いある行は色を変えてあります。

国別投資比率比較、前半

それ以外にも結構違いがあり、当然順位にも違いがあります。

次は後半です。

国別投資比率比較、後半

セルが空白の行は、VTが投資していない国に投資しているものです。なんでもありです。

これでどうしてベンチマークがFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスだと言えるのか

これひどすぎないですか?僕は許容範囲を超えていると思います。

SBI全世界株式が、米国:米国以外の先進国:新興国をある比率で構成した全世界株式です、というのなら何も問題はないのですが、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をベンチマークにしていると言うのはまずいと思います。

間違った認識をさせる時点で不合格

僕はSBI全世界株式がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークにしていると受益者に誤解させている時点で不合格だと思います。当然あのような違いがあることはSBIアセットマネジメントは分かっているはずなので、目論見書に明記すれば済むことなのです。3本のETFを組み合わせた結果はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの国別投資先とその比率とは異なりますと。

目論見書を読むと完全にFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスがベンチマークだと取れます。つまり確信犯です。あの程度の違いは許容されると判断したわけです。皆さんはどのように思われますか?あの程度の違いは許容範囲ですか?それとも僕のように許せないですか?

よろしければ次の記事もご覧ください。

 

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.