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SBI先進国株式もベンチマークに偽りありでした

投稿日:2018年10月5日 更新日:

次の記事でSBI全世界株式はベンチマークに偽りありのまがい物だと書きました。

同じ雪だるまシリーズにSBI先進国株式があります。以前の名前は「EXE-i つみたて先進国株式」でした。この商品の目論見書にはベンチマークが「FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス」だとあります。それを次の2本のETFを組み合わせることで実現します。

2本のETFを組み合わせて組成

引用:目論見書

僕は当初これでFTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス相当になると思っていたのですが、SBI全世界株式がまがい物だったので似たような組成のSBI先進国株式も怪しいと思うようになり、調べました。

偽りの度合いはSBI全世界株式ほどではないですが、これでベンチマークがFTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスだと主張するのは詐欺と言われてもしょうがないレベルだと思いました。

SBI先進国株式の目論見書に、組成に使った2本のETFのベンチマークを示して、こういう国にこういう比率で投資を行う先進国株式インデックスファンドだと書けば何の問題もありません。しかし、その組成ではとうてい実現できない指数をベンチマークだとうたうのは、いわばベンチマーク詐称であり極めて不誠実です。言いすぎでしょうか。

参照した資料

  • FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスの国別投資割合はこちらから取得しました。
  • SPDRポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETFの国別投資割合はこちらから取得しました。

国別投資比率比較

投資比率に大きな違いある行は色を変えてあります。

国別投資比率比較

SBI全世界株式ほどひどくはありませんが、投資割合に大きな違いがあります。

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスとは似て非なるもの

これは指数を軽視した結果でしょうか。僕はまずいと思います。こんなことが認められるのが信じられません。

販売状況は

純資産総額は4.6億円程度あります。次は設定来の総口数の変化です。

設定来の総口数の変化

一定のペースで増えています。日本を含む先進国株式に投資するインデックスファンドを他に知らないので、これを売れているとするのか売れていないとするのかは判断が難しいと思います。でもあきらかに不人気の商品だとこのペースでは増えないので、それなりの人気を獲得できていることは確かです。

でもその人気は、先進国株式という名前と、低廉な信託報酬から来ているのではないでしょうか。

引用:目論見書

日本を含んでいることや、他の「先進国株式インデックスファンド」とはベンチマークがそもそも違うことも気にしていない受益者が多いのではないでしょうか。

インデックスファンドを買う人が皆その商品について良く調べなければダメということはないのですが、それだけに受益者にとって不利益となる商品はどこかで除外されるべきです。SBI先進国株式はそのようなひどい商品ではありませんが、目論見書に明らかに虚偽と言えることを書いてあるのはまずいです。それはSBIアセットマネジメントが不誠実であることを意味しており、信頼できません。

金融庁はこのようなウソを許すべきではありません。

 

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