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ニッセイ新興国株式の信託報酬引き下げ効果を確認しました

投稿日:2018年10月9日 更新日:

ニッセイ新興国株式は2018年7月13日から信託報酬を税抜き0.189%に引き下げました。これは新興国株式インデックスファンドで最安だったスリム新興国株式の信託報酬である税抜き0.190%を0.001%ポイント下回る、熾烈なローコスト競争の結果です。

三菱UFJ国際投信は当然のように信託報酬を同率に引き下げました。同率ですがちゃんと追随することを僕は高く評価します。

ニッセイ新興国株式は7月13日から信託報酬が税抜き0.189%になりました。スリム新興国株式は7月25日から税抜き0.189%になりました。そこで7月25日以降を比較しました。リターンと人気です。信託報酬の引き下げ効果は確認できるでしょうか。

リターン比較

次は7月25日から10月5日までのリターンの差をプロットしたものです。

青のラインはリターンの差で、スリム新興国株式ーニッセイ新興国株式なのでプラスならスリム新興国株式の方がリターンが高いことを示しています。乱れが大きいです。スリム新興国株式の方がリターンは高いように見えますが、断言はできません。

引き下げ前から比較

比較開始日を2018年3月1日にしました。

乱れが大きく、信託報酬を引き下げたことが認識できません。

たわら新興国株式 vs ニッセイ新興国株式

同じ比較をたわら新興国株式で行いました。

たわら新興国株式の信託報酬は税込み0.3672%を守り続けています。ニッセイ新興国株式が引き下げても(まだ)追随してません。

青のラインはたわら新興国株式ーニッセイ新興国株式で、マイナス圏にあることから確かにニッセイ新興国株式の方がリターンが高いです。(でも乱れが多く微妙です。)

上記比較から、ニッセイ新興国株式の信託報酬引き下げ効果はあると思うが顕著ではない、とします。比較期間が十分長くなればはっきり認識できると思います。

人気に変化はあったか?

次は総口数の変化です。純資産総額と違って基準価額の影響を受けないので「人気」を把握するのに向いています。

古くからあるのが青のたわら新興国株式です。途中で緑のスリム新興国株式にあっさり抜かれています。その差は歴然です。それでも一定のペースで総口数を増やしているのは凄いですね。信託報酬の違いを気にしない受益者が相当数いるという証拠です。

赤のニッセイ新興国株式はこのスケールでは勝負になっていません。

次は2018年7月以降の総口数の変化です。比較開始日を0としています。なお、スリム新興国株式をプロットすると他が見えなくなるので外しました。

赤のニッセイ新興国株式は信託報酬を引き下げたから増加率が上がったということはないですね。

スリム新興国株式は2017年12月13日に信託報酬を税抜き0.339%から0.190%に引き下げました。それと同じことをニッセイ新興国株式はずいぶん後になって(勝負が付いてから)やったわけですが、今のところ効果は見えません。

一方スリム新興国株式は異次元の値下げと高く評価され、それを受益者はしっかりと行動で示しました。次はスリム新興国株式の総口数の変化ですが、途中で増加率が上がっています。これが異次元の信託報酬引き下げの効果です。

薄い緑の補助線が従来の増加率です。明らかに角度が違います。

スリム新興国株式は異次元の値下げで増加率を上げた

それから半年以上遅れて同じことをしてもインパクトはありません。0.189%じゃなくて0.149%だったら違ったかも知れません。その場合も、スリム新興国株式が追従したら何も変わらない、スリム新興国株式の受益者が歓喜の声を上げただけで終わったかも知れません。

先行者利益は大きいと感じますね。それはニッセイ外国株式の強さにも言えることです。

 

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