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楽天証券+楽天カード+積み立て+ポイント再投資は利益率を1%改善します

投稿日:2018年10月31日 更新日:

10月28日から楽天証券の新サービスである、投資信託の積立を楽天カード決裁で行う設定が可能になりました。その内容は素晴らしいと言うほかありません。

次の記事で5万円の積立に対してもらえる楽天スーパーポイント500円分を同じ投資信託に再投資したらどうなるか計算しました。

その記事ではポイントを再投資した場合としなかった場合の評価額の差をグラフにしていませんでした。ちょっと気になってプロットしてみたところ、僕の予想と違う結果でした。単純な算数で、良く考えればその通りなんですが、僕の直感とは違っていたのです。

ちょっと想像してみて下さい。5万円を積み立てたことでもらえる500円分の楽天スーパーポイントを使って、2ヶ月目からは50,500円分購入し続けた場合、評価額の差を示すラインはどのようなものになるでしょうか。

気になっていたこと

楽天証券で特定口座にて投資信託を積み立てる場合、配当を再投資するか受け取るかの2つの場合に対して月に1回しか設定ができませんでした。で、我が家は現在僕の特定口座で月額25万円を積立設定していますが、楽天カード決裁がこれに置き換わる形で「月1回の積立設定」になると、残り20万円をスポット購入しないといけなくなって面倒だな、と思っていました。でも実際に開始されたサービスは楽天カード決裁を完全に別口で追加してくれており、僕の心配は杞憂に終わりました。

それで我が家のスリム先進国株式の積立は12月から次のようになります。

  • 僕が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
  • 妻が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
  • 僕が特定口座で15万円を証券口座からの支払いで積立。

このサービスに家族カードが使えないというのは予想外でしたが、妻は自分名義の楽天カードを持っていたので問題ありませんでした。

ポイントの再投資

投資信託を積立している世帯の34%は毎月の積立額が5万円未満だそうです。

引用:えっそんなに!調査で見る共働きの貯蓄と投資

75,000円未満だと世帯の54%を超えます。その多くの世帯を代表してAさんに登場して頂きます。

Aさんは楽天証券で投資信託を5万円積立しています。投資信託の購入はそれだけです。これを12月から楽天カード決裁に変更します。そして来年1月から同じ投資信託を500円、楽天スーパーポイント支払いで積立設定します。この設定をしてしまえば楽天スーパーポイントの残高が不足しない限り、ポイントは自動で再投資されます。(ただし、後述する課題があります。)

比較方法

Aさんがこの素晴らしい新サービスを活用するためわずかな時間と手間で初回だけで良い設定を済ませた場合の評価額と、理由はともかくこの新サービスを利用しないで従来のままだった場合の評価額を比較します。つまり、次の2つの場合の評価額の差をグラフにプロットします。

  1. ポイントを再投資しない(従来と同じ)。
  2. ポイントを翌月以降毎月月初に積立にて再投資する。

評価額の差は次の計算式で求めます。

 評価額の差(%)=(ポイントを再投資した場合の評価額ーポイントを再投資しない場合の評価額)÷ポイントを再投資しない場合の評価額

また、シミュレーション用にインデックスファンドの基準価額データを使います。使うのは過去データですが、これから起こる未来のことに置き換えて考えてください。

eMAXIS先進国株式、過去9年間

青のラインが評価額の差です。この結果を想像できてた人は凄いと思います。

eMAXIS先進国株式、過去9年間

評価額の差は初月は0です。再投資していませんからね。2ヶ月目から毎月の積立額が1%増えます。2ヶ月目で考えると、評価額の差はこうです。

 評価額の差(%)=(元本100,500円の評価額ー元本100,000円の評価額)÷元本100,000円の評価額

比較期間が長くなれば初月再投資がなかった分が希釈されて評価額の差は1%に収束するのです。

eMAXIS新興国株式、過去2年間

2018年の新興国株式は絶不調で、過去2年間の基準価額の変化はこうです。

eMAXIS新興国株式、過去2年間

ポイントの再投資はコスト負担ゼロで元本を1%増やしてくれる優れもので、その効果は相場に影響されません。

eMAXIS新興国株式、過去2年間の再投資結果

基準価額が上がろうが下がろうが(1%に収束する)決まった割合だけリターンは改善されるのです。

楽天スーパーポイントを投信の積立に使用する場合の落とし穴

投信の積立に楽天スーパーポイントを使う設定を有効にすると、楽天カード決裁にも適用されてしまうようです。よって、次の問題が生じるかも知れません。

  • 5万円の積立でもらえる楽天スーパーポイント500円分を再投資すべく、楽天スーパーポイントの利用上限を500ポイントに設定した。
  • 最初は楽天スーパーポイントの残高は0だった。
  • 楽天カードで5万円積み立てたので500ポイント付与された。
  • 証券口座利用で500円積み立てる設定をした。(先に楽天スーパーポイントが使われるはず。)
  • でも実際には5万円の積み立てが先に500ポイント使ってしまった。

楽天カードによる積み立てと証券口座利用の積み立てとどちらが先に楽天スーパーポイントを消費するかで結果が変わります。損得の観点では楽カードによる積み立てでは5万円決裁した方が得だと思うのですが、楽天スーパーポイント払いを有効にするとそうできない可能性が出てきます。

そのため、僕はこの楽天スーパーポイント払いを使いづらいと感じているため有効にしていません。

それでも、もらったポイントは有効に使っているのだから、この記事にある「再投資」は普通に証券口座利用、楽天スーパーポイントで払わない設定でやれば良いと思います。

こんなことがコスト負担ゼロでできるなんて

受益者の視点ではコスト負担ゼロです。設定を変更するだけです。新たな出費は不要です。素晴らしすぎます。

楽天グループの視点では楽天証券口座保有者一人に付き月額最大500円(相当の楽天スーパーポイント)の負担増となります。楽天スーパーポイントで投資信託が買えることを考えれば、そういう利用をする顧客に対しては現金500円の負担増と同じです。楽天はこの新サービスで付与するポイントに制約を付けることもできたはずですが、あえてそうしなかったところは本当に凄いと思います。

楽天証券、最強です。是非iDeCoでも最強と呼ばれるようになって下さい。

 

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