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iFree年金バランスは楽天バランス3姉妹よりも苦戦中

投稿日:2018年11月8日 更新日:

バランスファンドは投資信託の人気ジャンルで、既存バランスファンドの受益者を奪いたいのか、新規顧客を獲得したいのか、狙いがどちらにあるのかは分かりませんが、粗製乱造されています。

2018年に設定された主なバランスファンドだけでこんなにあります。

  • ニッセイバランス(8資産均等)
  • 楽天バランス(株式重視型)
  • 楽天バランス(均等型)
  • 楽天バランス(債券重視型)
  • iFree 年金バランス
  • Smart-i 8資産バランス安定型
  • Smart-i 8資産バランス安定成長型
  • Smart-i 8資産バランス成長型
  • auスマート・ベーシック(安定)
  • auスマート・ベーシック(安定成長)
  • auスマート・プライム(成長)
  • auスマート・プライム(高成長)

でも現実は厳しく、既に人気を獲得しているバランスファンドに対して無駄な戦いを挑んでいるようなものです。

楽天バランスファンド3姉妹も販売は苦戦中ですが、iFree年金バランスはもっと苦戦中です。

iFree年金バランス

iFree年金バランスは、言ってしまえば、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が僕らの年金のために運用しているポートフォリオをそのまま使わせてもらっている変わり種です。

iFree年金バランスとは

引用:大和投資信託

投信ブロガーの反応は良くも悪くもないというのが僕の印象でしたが、このコンセプトが世間一般に受け入れられたどうかは総口数の変化を見れば分かります。誰がどう褒めようが高く評価しようが、総口数は実際に受益者が資金を投じなければ増えませんからね。

楽天バランスファンド3姉妹よりも売れていません

次は楽天バランスファンド3姉妹とiFree年金バランスの総口数の変化です。純資産総額も似たようなもので、口数を円に置き換えて見てもらったのでいいです。

楽天バランスファンド3姉妹とiFree年金バランスの総口数の変化

売れている順に青の楽天バランス(均等型)、紫の楽天バランス(株式重視型)、赤のiFree年金バランス、緑の楽天バランス(債券重視型)です。

楽天バランス(債券重視型)は無理もないですが、絶望的に売れていません。均等型と株式重視型はいい勝負ですね。でもバランスファンドとしては売れていません。そしてiFree年金バランスはもっと売れていません。

iFree年金バランスは楽天証券でもSBI証券でも販売されていますので、買いたいネット証券ユーザーが買えないということはないはずです。なので人気がないのだと思います。

売れているバランスファンドは

売れているバランスファンドは総口数の桁が違います。それも2桁。

キングオブバランスファンドはセゾンVGBFです。異次元の強さです。近年は何が起きても、どんなインデックスファンドが設定されても総口数の伸びに影響があるようには見えません。こうなるとバランスファンドの絶対王者と言っていいでしょうね。

時々スリムバランスの純資産総額が何億円を超えましたという記事を見かけますが、現在172億円あります。それだけあっても青のラインです。今となっては高コストバランスファンドのSBI資産設計オープン(資産成長型)、世界経済インデックスは、伸びは小さいものの総口数を維持できています。

ニッセイバランス(8資産均等型)も惨敗です

ニッセイ外国株式はキングオフMSCIコクサイですが、スリムバランスの二匹目のどじょうを狙ったと思われるニッセイバランス(8資産均等型)も惨敗です。

最初のグラフに追加しました。オレンジ色です。

ニッセイバランス(8資産均等型)を追加

グラフをよく見ると10月ぐらいから増加ペースを上げていますが、今後急速に人気を獲得していけるとは思えないです。

極端に売れないと早期償還のリスクがあります

早期償還はインデックスファンドのリスクの中でも怖いものの1つです。株価が暴落して含み損になっていても我慢してホールドしていればいずれ回復すると期待できますが(それも投資対象によりますけども)、早期償還されるとその時点で精算されてしまいます。これは自分でコントロールできません。一応目論見書には純資産総額がいくらに満たない場合は早期償還できると書かれています。その金額通りではないと思いますが、極端に売れないと早期償還されることが実際にあります。

つみたてNISA適用商品の場合はそれを理由にして早期償還するのは金融庁の手前難しいかも知れませんが、早期償還されない保証なんてありません。(iFree年金バランスはつみたてNISA非適用です。)

ちなみに、iFree年金バランスだと30億口未満だと繰上償還することがあると書かれています。30億口に満たないバランスファンドはゴロゴロありますが、長い年月をかけて徐々に総口数を増やしてきたものもあります。長い目で見てあげましょう。

早期償還されない商品を選ぶのも自己責任です。(これは一般論であって、この記事に登場した売れていないインデックスファンドがどうだ、と言っているわけではありません。)

 

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