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上方乖離を起こした三井住友つみたて(日本株)はその後どうなったのか調べました

投稿日:2018年11月12日 更新日:

次の記事で三井住友・日本株インデックスが上方乖離を起こしていたと書きました。

その時のグラフです。

スリムTOPIX vs 三井住友・日本株インデックス

比較対象はスリム国内株式(TOPIX)です。青のラインがリターンの差ですが、2018年9月3日の振れが半端ないです。青のラインはスリム国内株式(TOPIX)ー三井住友つみたて(日本株)なので、マイナス側に振れるのは三井住友つみたて(日本株)が上方乖離したことを示します。

上記記事から1ヶ月が経ちました。その後三井住友つみたて(日本株)はどうなったでしょうか。

比較方法

登場頂くのは次の4本です。

商品名 信託報酬(税込み) 設定日
eMAXIS Slim国内株式インデックス 0.17172% 2017/02/27
三井住友つみたて(日本株) 0.1728% 2011/12/09
たわらノーロードTOPIX 0.1836% 2017/03/21
ニッセイTOPIXインデックス 0.17172% 2015/04/27

比較期間は2018年7月2日から2018年11月9日としました。

スリムTOPIX vs たわらTOPIX

比較するインデックスファンドはリターンの差が小さいので、基準価額の騰落率の変化をプロットしたものはほぼ1色(この場合は緑のみ)になります。青のラインがリターンの差です。この比較期間だとほとんど差が生まれていません。と同時に、スリムTOPIXとたわらTOPIXは共にベンチマークに忠実だったであろうと推測されます。なぜならどちらかが問題(乖離、トラッキングエラー)を起こすとリターンの差に現れるからです。

比較対象のインデックスファンドが共に同じ日に同じ規模のエラーを起こせばリターンの差に出てきませんが、運用会社が異なる場合まずそんなことは起きないでしょう。

スリムTOPX vs ニッセイTOPIX

この比較期間だとほとんど差が生まれていません。問題ありません。

スリムTOPIX vs 三井住友つみたて(日本株)

上方乖離を起こした後しばらくはその差をキープしていましたが、10月あたりから急速に差を縮めています。これは、三井住友つみたて(日本株)のリターンが劣化したことを示しています。

トータルコストの差はリターンの差のラインの傾きに現れます。次はスリムTOPIXの設定日直後を避けた2017年3月10日からの比較です。

2017年7月末にもちょっと恥ずかしいことがあったようですがこの程度のことは普通にあるので問題視しません。で、青のラインの右肩上がりの傾向はトータルコスト差によって生まれたものですが(間違っているなら指摘して下さい)、上方乖離を起こした後の動きは明らかに不自然です。

上方乖離は突発的に起きたことで、普段はベンチマークに忠実な運用ができているなら、上方乖離によって生じた段差以外はトータルコストによって生まれる右肩上がりの傾きになるはずです。でも現実にはそうなっていません。運用が下手なのでしょうか。きっと、スリムTOPIXやたわらTOPIXやニッセイTOPIXのファンドマネージャーはそのような感想を持つと想像します。違うでしょうか。

たわらTOPIX vs 三井住友つみたて(日本株)

これはおまけです。たわらTOPIXとの比較でもこの結果です。

これは意図的なものですか?

この三井住友つみたて(日本株)のリターンの劣化は運用で意図的に起こしたものでしょうか。それとも意図せずに生じたものでしょうか。どうせ答えなんて得られることはありませんね。見ているのは投資信託の闇の部分です。

意図的ならベンチマークに合わせるためですか。それもどうかと思いますが、そういうコントロールができるならじきに上方乖離を起こす前の状態に(以前からの傾向に)戻りますね。

意図的でないなら適切に運用できていないので問題ですね。

また1ヶ月後に確認しましょう。

 

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