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インデックス投資

新興国株式インデックスファンドの受益者は忍耐強いです

投稿日:2018年11月25日 更新日:

2018年の新興国株式は絶不調です。次はスリム新興国株式と楽天新興国株式の年初からの騰落率の変化です。

スリム新興国株式のベンチマークはMSCIエマージング・マーケット・インデックス、楽天新興国株式のベンチマークはFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックスで異なりますが、ほぼ同じ下落をしています。

絶好調だった米国株式もその経済指標が徐々に悪化しつつあり、このまま弱気相場入りは近いという見方も増えています。そうなると新興国株式の下落はもうしばらくは継続するような気がします。

次はeMAXIS新興国株式の2011年からの騰落率の変化です。

現在は緑色の楕円で囲ったところです。青い楕円で囲った2015、6年のチャイナ・ショックの頃はもっときつい下落率で大きく下げました。数年前にそれぐらい下げたのですから、今回もう一息下げても不思議ではありません。

でもチャイナ・ショックの後、急激に回復し、伸長しました。この上げ下げの激しさ(=ボラリティの高さ)が新興国株式の難点です。

さて、このように僕から見て扱いにくい新興国株式ですが、投資先として人気の高いアセットクラスでもあります。そうではあってもズルズルと下落が続くと積み立てを継続する気がなくなったり、狼狽売りと言わないまでも見切りを付けて売却したくなっても不思議ではありません。

ところが案外そうではありませんでした。この記事で取り上げた新興国株式インデックスファンドの受益者のみなさんは忍耐強いようです。

スリム新興国株式

次はスリム新興国株式の設定来の総口数の変化です。

順調に伸ばしています。

次は2018年年初の総口数をゼロにしたものです。

基準価額がズルズル下がっていることを全く気にしていないようです。

EXE-i 新興国株式

次はEXE-i 新興国株式の設定来の総口数の変化です。

トレンドとしては右肩上がりの増加です。

次は2018年年初の総口数をゼロにしたものです。

階段状なのはiDeCoの積み立てによる口数増加ではないでしょうか。忍耐強いと言っていいでしょう。

Funds-i 新興国株式

次はFunds-i 新興国株式の設定来の総口数の変化です。

2018年はそれまでの勢いにかげりが見られます。Funds-i 新興国株式は信託報酬が税込み0.648%、購入時手数料が税込み1.08%、とどめに信託財産留保額が0.3%という時代を感じさせる設定なので、もっとローコストで条件の良い商品に乗り換える人がそれなりにいても不思議ではないです。

次は2018年年初の総口数をゼロにしたものです。

なんとなく「もう我慢できません」という受益者の行動が現れているように思えます。また、追加投資している人もいるようです。

iFree 新興国株式

次はiFree 新興国株式の設定来の総口数の変化です。

トレンドとしては右肩上がりの増加です。

次は2018年年初の総口数をゼロにしたものです。

みなさん忍耐強いですね。

たわら新興国株式

次はたわら新興国株式の設定来の総口数の変化です。

直線的に総口数を増やせてこれたわけではありませんが、トレンドとしては右肩上がりの増加です。

次は2018年年初の総口数をゼロにしたものです。

ところどころ我慢できなかった人もいるようですね。

楽天新興国株式

次は楽天新興国株式の設定来の総口数の変化です。

伸び率が鈍化する傾向がありますが、それでも増加中です。

次は2018年年初の総口数をゼロにしたものです。

みなさん忍耐強いですね。

受益者の実際の心境は分からない

この記事で取り上げたインデックスファンドに投資している受益者の、実際の心境はグラフからは分かりません。

  • 積み立て設定後は証券会社の口座画面にログインすらしないので、現在新興国株式がこんなに下落していることすら知らない。実はもっとも儲けられる確率が高いインデックス投資家も多いはず。
  • 新興国株式が絶不調なのは知っているけど我慢して積み立てを継続している、できている賢明なインデックス投資家も、割合は少ないかも知れないけどいるはず。
  • 売却はしてないけど積み立て設定を解除した受益者もいるはず。
  • 見切りを付けたなど理由はともかく売却した受益者もいるだろうけど割合はとても少なそう。

これらを足し合わせた結果が数口数の変化に現れています。おおむね積み立てを継続できているとすれば、将来基準価額が戻った時に大きな果実を手にできますね。

 

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