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MSCIコクサイの米国比率は実力を反映してじりじりと上昇中です

投稿日:2018年11月27日 更新日:

僕はリスク資産はスリム先進国株式への集中投資と決めていますが、近年含めて過去の米国株式のパフォーマンスの高さは分かっているので、時々次のような誘惑にかられます。

スリム先進国株式一択なんてこと言わないで、ポートフォリオの何割かはスリム米国株式にすればいいんじゃないの。

それはパフォーマンスの高さが僕の欲深さに訴えかけるからです。同じことはバランスファンドが好きだった頃にもあって、スリムバランス(8資産均等型)に12.5%含まれている先進国株式の割合に満足できず、先進国株式インデックスファンドも別で買っていました。どのようなアセットクラスにどのような割合で投資するかに普遍的な正解はなく、各自が自分の好み、事情にあったものにするしかないわけです。よって、もっと米国株式の割合を増やしたければ増やせば良いのです。誰にも遠慮することなく。

さて、スリム先進国株式の67%程度は米国株式です。63%はS&P500だと言えます。

残り33%程度は主に欧州とカナダとオーストラリアです。米国株式の割合は十分高いです。そして、S&P500の過去のパフォーマンスはぶっちぎりですが、MSCIコクサイのパフォーマンスも十分素晴らしいことが分かっています。

そして、MSCIコクサイは時価総額加重平均型なので、絶好調な地域はその投資割合が増えます。指数の投資割合はその地域の実力(時価総額)に合わせて自動的に調整され、その指数をベンチマークにしているインデックスファンドを運用している三菱UFJ国際投信などは指数の指示通りに保有資産を売り買いします。

MSCIコクサイの米国比率の変化

次はeMAXIS先進国株式の月次レポートから抜粋しました。左から右、上から下への方向で、2017年10月から2018年10月までです。

MSCIコクサイの米国比率の変化

MSCIコクサイの米国比率の変化

MSCIコクサイの米国比率の変化

MSCIコクサイの米国比率の変化

表にまとめました。

まとめの表

スリム先進国株式の67%程度が米国株式だという記事を書いた時は米国比率は66.97%でしたが、もう68%を超えていました。

2017年10月と2018年10月では3.21%ポイントもの差があります。この期間だと変動しながらも徐々に投資割合を増やしていることが分かります。指数が実力に応じた投資割合に調整してくれているのです。

時価総額加重平均型指数は好きですか

時価総額加重平均型はひとつの解であって、万能でもないし誰にとっても最適とは言えません。好きなら選べば良いし、嫌いなら避ければ良いです。それはバランスファンドでは8資産均等型が高い人気を獲得できたものの、全世界株式では3地域均等型は不人気なことから、好きなもの、納得できるものを買うのが受益者の自然な選択、行動だと言えます。(ただしそれが論理的な行動であるかどうかはまた別の議論ですね。)

MSCIコクサイの米国比率は、2018年の好調さを反映して上昇しています。でも一本調子に増えているわけでもありません。それは米国以外の地域もそれなりに踏ん張っているからかも知れませんし、別の事情によるものかも知れません。

近年は米国株式一強と言われましたが、もうじきそうではない時代が来そうな雰囲気です。そうなった時にMSCIコクサイの米国比率がどう変化するか、僕は米国以外の地域も応援しながら見守ります。

おまけ1

米国以外の地域の変化も見てみましょう。

米国以外は平均的に下げているようですね。好調なところは増え、不調なところは減る、それを良しとするなら合理的に平均を求めてくれるので何も心配は要らないですね。良くも悪くも平均を求めてくれているのだと。そして多くの場合、それがインデックス投資家にとって好成績をもたらしてくれるわけです。

この比率に関して何かの指標を導入してさじ加減を変えると、アクティブファンドになります。たとえば世界経済インデックスファンドは国別投資比率をファンドマネージャーの意志で変更しているので、厳密にはアクティブファンドです。実際、目論見書に参考指数もベンチマークも存在しないと明記してありますし、つみたてNISAの適用を「アクティブファンド」で受けています。

おまけ2

MSCIコクサイの米国比率を知るのに、インデックスファンドの月次レポートより良いものが思い付かなかったのですが、各社のインデックスファンドの月次レポートは直近のものしか閲覧できず、たまたまeMAXIS先進国株式は過去1年分が閲覧できました。もっと過去のデータが閲覧できれば楽しかったのに、と思います。

検索するとKenz様のブログ「インデックス投資日記@川崎」にいくつか知りたいデータがありました。

Kenz様のこちらのブログ記事によると2010年4月のMSCIコクサイの米国比率は55.6%です。
Kenz様のこちらのブログ記事によると2012年5月のMSCIコクサイの米国比率は59.1%です。
Kenz様のこちらのブログ記事によると2014年8月のMSCIコクサイの米国比率は58.0%です。

現在はもうじき7割になろうかという米国比率も、わずか4年前は6割もなかったのですね。それだけ、先進国の中で米国の成長が著しかったということでしょう。でも今後もそうである保証はどこにもありません。とても想像できませんが、4年後には再度6割を切っているかも知れません。でもそんなことを言っても誰も相手にしないですよね。

 

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