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インデックス投資

S&P500の過去を振り返ります

投稿日:2018年11月28日 更新日:

S&P500トータルリターン(S&P500の配当金を含んだもの)の過去データは驚いたことにYahoo! Financeで1951年ぐらいからダウンロードできます。よくそんな昔からのデータがあるなと感心してしまいます。次はその騰落率をドルのままでプロットしたものです。

S&P500の取引価格の推移:1951年から

途中から急激に上昇していますが、それはインターネットの発明・普及などの産業革命や、経済活動のグローバル化などを起爆剤にしているからだと思います。そういう変化が常に起こるので、過去に起きたことを現在や未来と比較する際には注意が必要です。

時々目にしますが、S&P500に何十年前にいくら投資していたら今はいくらに増えているという現実味のない話は大嫌いです。

次はインターネットや携帯電話が広く普及し始めた1995年からのグラフです。

S&P500の取引価格の推移:1995年から

こちらはずいぶん現実感がありますね。この期間では4.7倍に増えていますが、では1995年からS&P500に投資していた人がいたとして、ずっと売らずに買い持ちすることはできたでしょうか。

大きな暴落が2回

1995年以降に大きな暴落を2回経験しています。ITバブル崩壊とリーマンショックです。

暴落を2回経験

著名な投信ブロガーでもある水瀬ケンイチ様の著書「お金は寝かせて増やしなさい」によると、水瀬ケンイチ様がインデックス投資を始めたのは2002年で、2004年にはろくなインデックスファンドはなかったそうです。ですから、このブログの読者で2000年から2003年頃にインデックス投資していた経験をお持ちの方はほとんどいないと思われます。

もしその頃にインデックス投資していた場合、リーマンショックを迎えるまではどんどん増える含み益に笑いが止まらなかったかも知れません。ところがリーマンショックで含み益はなくなってしまいます。でも市場から撤退せずにいればその後右肩上がりで成長した恩恵を存分に享受することができました。

リーマンショックから10年が経過し、次の暴落が意識される機会が増えていますが、それがいつどれぐらいの規模で起こるのかは予測不可能です。でも想定として30%から40%の下落率で回復まで2年程度はかかると思っていた方がいいでしょう。備えあれば憂いなしです。

2011年以降

2011年以降で見ると、20%程度の下落は珍しくないことが分かります。

S&P500の取引価格の推移:2011年から

次は2011から2012年を切り出したグラフです。欧州金融危機と呼ばれた時期です。

2011から2012年を切り出したグラフ

激しく変動していますね。

次は2015から2016年を切り出したグラフです。チャイナショックと呼ばれた時期です。

2015から2016年を切り出したグラフ

数年間低迷してもおかしくない

チャイナショックの前後数年間は株価の成長が低迷しました。

チャイナショックの前後数年間は低迷した

この時期はインデックス投資家にとってつらかったと思いますが、同時にしっかり投資できた人はその後大きな利益を得ることができたわけです。よって、絶好の買い場だったとも言えます。同じことはこれから起こるかも知れません。現在2018年10月11日に始まった世界同時株安の最中ですが、このまま回復も暴落もしない、どっちつかずの低迷が続いても不思議ではありません。

そこそこ悪いケースを想定しておく

株価がどうなっても現在の積み立てを継続できるなら、後は回復するまでひたすら我慢するだけです。今後5年以上はまだインデックス投資を継続している期間で、年金生活に入って資産の取り崩しを始めているのでなければ、積み立ての継続と我慢で良いはずです。

もし資産の取り崩しが必要な時期にかかっているとつらいですね。その場合はできるだけリスク資産の解約を抑えた方が良いわけですが、そうもいかないでしょうから、最後はそれが「リスクが顕在化した」のだと諦めるしかないかも知れません。

もし規模の大きな暴落が起きると、それによって給与が減るとか転職を余儀なくされるとか、考えたくない事態になるかも知れません。我が家の場合は受注できる仕事が減ることは容易に想像できますから、他人事ではありません。そうなっても数年間は耐えられるだけの無リスク資産(預貯金など)を確保できているでしょうか。

極端に最悪のケースを想定するとインデックス投資でリターンを追求できなくなってしまいますが、そこそこ悪いケースは十分起こり得ると考えておきましょう。その悪さの程度は人それぞれなので自分で想像してみてください。我が家の場合だとこうです。

  • 仕事の受注が激減し、売上が前年比-60%になってしまう。
  • リスク資産は売却すると損が確定するのでできなくなる。

1つ目は大きな問題ですが我慢するしかないです。2つ目はまだリスク資産を取り崩すようになるには年数があるので問題になりません。

それから今日はにわとりの日です。

やっと復活したKyashリアルカードで払います。

 

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