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インデックス投資

WealthNaviの残念すぎる仕様

投稿日:2018年11月30日 更新日:

僕は実際にWealthNaviに1年近く投資してきた結果、ローコストインデックスファンドに対して優位性がないことが分かっています。致命的なデメリットがあることも分かっています。

また、WealthNaviには残念すぎる仕様があります。分配金の再投資効率が悪いのです。

その話の前に月1回のパフォーマンス比較です。何それ?って方は上の記事をご覧ください。

まとめてプロット

次はWealthNaviを含む5本をまとめてプロットしたものです。最後の月は再度団子状態になりました。

WealthNaviを含む5本をまとめてプロット

1対1で比較

ここからは1対1で比較します。青のラインが評価額の差で、WealthNaviが高ければプラスになります。青のラインが十分プラス側にいることができないようだと、WealthNaviに投資する価値はないと言えます。何しろWealthNaviは手数料が税込み1.08%もかかるのですから、比較対象のインデックスファンドよりも十分評価できるリターンが得られないなら、ローコストなインデックスファンドで良いとなります。

WealthNavi vs eMAXIS Slim先進国株式

WealthNavi vs eMAXIS Slim先進国株式

変動はありますが、おおむめスリム先進国株式の方がリターンが高いです。僕は全世界株式よりも先進国株式が好みなので、この比較からもWealthNaviよりスリム先進国株式が良いという結論になります。でも全世界への分散投資が好きな人は違う選択をしていいと思います。

WealthNavi vs 楽天全世界株式

WealthNavi vs 楽天全世界株式

リスク許容度5のWealthNaviの組成はVTに似ているので、スリム先進国株式または楽天全米株式と比べた場合よりも差が小さいです。

でも7月以降の差の開き方を見ると楽天全世界株式で十分だと思えます。この比較でWealthNaviに優位性を見出すのは無理でしょう。

WealthNavi vs 楽天全米株式

WealthNavi vs 楽天全米株式

僕の選んだリスク許容度5だとWealthNaviの33%はVTIです。米国株式以外は不調なことが多いので、WealthNaviがVTI(楽天全米株式)に勝てないのはしょうがないです。

楽天全米株式の高いリスクを許容できるのであれば、WealthNaviは選択肢にならないですね。もちろん、米国株式が不調になり米国株式以外の資産に投資していたことが報われる時がやってくるかも知れません。

WealthNavi vs eMAXIS Slim バランス

WealthNavi vs eMAXIS Slim バランス

本来ならスリムバランスとリスク許容度5のWealthNaviを比較するのはパワハラかいじめと批判されていいぐらいですが、それだけの差が生まれていません。

世界同時株安でWealthNaviは大きく下げたのに対し、スリムバランスは下げ幅が小さかったため、直近の青のラインは大きくマイナスに沈んでいます。

WealthNaviの残念な仕様

ETFは分配金を出します。WealthNaviは分配金を円に替えて一旦円口座に入れます。その際、国内源泉税20.315%が課税されます。その後ドルに替えて再投資されますが、WealthNaviは端株取引に対応しています。たとえば、10月4日にVTIから分配金を受け取りました。

分配金

円口座にあった円と合わせて(全額じゃないです)、10月5日に再投資してくれました。

分配金+アルファで再投資

この再投資時にも端株取引が行われるのは素晴らしいですが、20.315%も課税されてから再投資されるのは大いなる無駄です。(納税を無駄と言うのは不適当ですので、もったいないとしましょう。)

普通のインデックスファンドで分配金を出さない場合、このもったいなさはありません。その結果、課税の繰り延べ効果が期待できます。

約1年間で僕が支払った「もったいない」税金

WealthNaviへの投資を始めてもうすぐ1年になりますが、その間に僕が支払ったもったいない税金の総額は1,766円でした。少ないですか?11ヶ月かけて積み立て投資+スポット購入で元本を100万円にしました。その結果、現在の元本の0.1766%もの税金を徴収されてしまったのです。最近の超ローコストインデックスファンドの信託報酬並ですね。

この税金を払った残りは再投資されて元本に追加されますが、それでもらった分配金はまた課税されます。非効率ですよね。

WealthNaviは年率税込み1.08%の手数料を徴収するため口座にあるていど円を入れておきたいのは分かりますが、この分配金の扱いは残念すぎます。これはシステム上の制約なのか、課税上の制約なのかは分かりませんが、改善して欲しいところです。

サクソバンク証券が日本に持ち込んだDRIP(配当金を国内課税なしで再投資してくれるサービス)は業界に大きな影響を与える可能性が高いです。

WealthNaviは頑張ればDRIP風のことができると思うのです。手数料をどうやって徴収するかという課題はありますが、解決策はあるはずです。

資金を投入すべきはなんとかキャンペーンじゃなくて、そっちだと思いますよ。

なお、僕がこの約1年間にWealthNaviに支払った手数料の合計は4,797円です。やはり年率1.08%は高いですね。

プラスになったら売ります

世界同時株安から戻せておらず、僕のWealthNaviも大きくマイナスです。プラスになったらサクッと売却します。マイナスでなければ良いです。100万円を投じて知りたかったことは十分わかりました。

 

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